消化吸収ツアー3【消化は「脳」から始まっている】 3 クーリー亜優 2021年10月10日 12:06 こんにちは。あやです。消化吸収ツアーの3回目です。今回から、消化に関わる器官を一つ一つみていきます。まずは、脳、です。最初が、脳?って思われるかもしれませんね。でもね、みなさんが口の中に食べ物を入れる前、これが、とっても大事なんです。料理をしている音、見た目、匂いをかいだり、食べ物を口に入れただけで飲み込まなくても、食感や味を感じた時点で、私たちの体は、食べ物が入ってくると予想して準備を始めるんですよ。唾液や消化酵素が分泌されて、食べ物を迎えようとしたり、心拍数や血液の流れまで変わるんです。甘いもの大好きな人なら、口に含んだ瞬間に、血糖値をコントロールするホルモン・インスリンが出始めます。すごいでしょ。脳で、それが食べ物であると、認識した時点で消化は始まるんです。「うわ~、おいしそう」「いい匂い、そそられるわ」「カリッとした食感がたまらない」そんな幸せな気分で食事を始められると、「これから食事だぞ~!」って、脳から、メッセージが伝えられ、消化器官が、思う存分仕事が出来るように環境が整います。だからね、たとえ、お料理が苦手でも、盛り付けをちょっと工夫して、きれいなお皿を使ったり、ステキな音楽をかけたりして、良い気持ちで食事をすることは、とても大事なんです。ところが・・・「うげっっっ、これ、嫌いなやつだ」「ほんとは、これ、体に悪いんだよね」「つきあいだからしょうがない、食べるか・・・」なぁ~んて、ネガティブな気持ちでいると、「やばいものが入ってくるぞ。要注意!」と脳から指示が出て、体中にストレスホルモンが巡って、消化吸収が上手くすすまないの。だって、ストレス状態というのは、ライオンに追いかけられているようなもので、消化吸収にエネルギーを使うよりも、逃げることに使ったほうがいいでしょ。そんなストレスがある状態を、前回ご紹介した4つのポイントに当てはめてみると・・・<消化>胃がぎゅっと締まり、食べ物を受け付けなかったり、消化に必要な酵素の出が悪くなる<吸収>血流が悪くなり、栄養を吸収することが出来ない<環境>腸内細菌が、毒素を出す<排出>腸の動きが鈍くなって便秘、もしくは、痙攣を起こして下痢になるなどなど、他にもいろんなことが複雑に絡み合って不調の元となります。私がコンサルテーションを行う際にも、ここは、重要ポイントとしています。そりゃね、いつでもご馳走や大好物が食べられるわけではないですよ。食べたくないものも、食べなくちゃいけないときもある。でも、、、どっちにしても食べるなら、喜んで食べようではありませんか。そしたら、食べ物は私達の味方になってくれます!次回は、「口」がテーマです。お楽しみに♪Love...Aya #健康 #動画 #腸活 #自然療法 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート