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産業保健師は楽しい ♪

保健師を目指したきっかけ

 私が病院のICUで看護師をしていた時は、心に余裕がなくて、命と向き合う日々に心身ともに疲れていました。病気と戦うことがこんなに苦しいなんて…と、絶望することもありました。
 癌や生活習慣病などは、病気になってから完治するのは難しい…それなら予防して、もっと多くの人に健康になって欲しい、そう思った私は保健師の道を選択しました。

産業保健師はかっこいい!

 私が産業保健師を目指したきっかけは、もうひとつあります。看護学生の時の実習で訪れた企業の産業保健師の存在です。とにかく笑顔!スーツ姿で背筋がピンとしていて、ばっちりメイクに長いソバージュヘア。実習の講義で学生達に仕事の楽しさを活き活きと話す姿も魅力的。看護師とは全然印象が違い、とても新鮮でかっこいい!と感じました。彼女が「あなたたちは、これからたくさん恋愛しなさい♡いろいろな経験がこの仕事には役立つのよ。」と言っていたことは、ずっと印象に残っています。

産業保健師の楽しさ

いざ、自分が産業保健師になると、一般常識がない事に愕然としました。電話の受け方、PCの使い方、言葉使い、会社組織への理解、社会情勢等、看護師をしていた時には意識していなかったようなことばかり。しばらくして、企業の一員という感覚に慣れてくると、その楽しさに「これは天職か?」と思いはじめました。どんなことにその楽しさを感じたかというと…。

①さまざまな職種の人と一緒に仕事ができる
②専門職、会社員として2つの顔がある
③従業員から頼りにされる
④健康教育を通じて多くの人に情報を伝えられる
⑤企業に貢献しているという満足感が得られる
⑥パソコンスキルやデータ分析の知識が身に着く
⑦コミュニケーションスキルが高まる
⑧自己研鑽で成長できる

日々成長を感じられる産業保健師

 毎日の業務を通じて、成長を感じられる産業保健師。臨床とは違った環境に戸惑うこともありますが、とても楽しい!と私は感じています。興味のある方は、是非、産業保健師への転職を検討してくださいね。

心とカラダとキャリアをトータルサポート
CocokaraCareer 代表 志野恭子
保健師&キャリアコンサルタント


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