仕事時短術としてのGoogleAppsScriptススメ
1.スキルを身に着けるべき時代
最近、仕事の効率化に関心はありませんか?
年功序列や終身雇用制度の崩壊により、スキルの習得が生き残るための鍵となる時代になってきました。
エンジニアだけでなく、非エンジニアの方々も仕事の効率化のためにプログラミングを学ぶ動きが広がっています。
時間を節約し、生産性を向上させるサラリーマンを目指すため、プログラミングは有用なスキルです。
プログラミングの中でも、仕事の効率化・時短のために非エンジニアが選ぶことが多いのがVBAです。
ですが、私はGAS(Google Apps Script)を学び、実際に効率化に活用しています。
ここでは、GASとVBAの比較と、GASのメリットについて紹介します。
2.GASとは?
GASは、Googleが提供するクラウドベースのプログラミング言語です。
主にGoogle Workspaceのアプリケーション(Gmail、Google Sheets、Google Docsなど)を操作するために使用されます。
GASを使えば、ウェブブラウザ上で直接コードを書いて、Googleのアプリケーションと連携してさまざまな作業を自動化することができます。
3.VBAとは?
一方、VBAはMicrosoftの製品(Excel、Word、Outlookなど)で使用されるプログラミング言語です。
VBAを使うと、Microsoft Office製品内でマクロを作成して、タスクを自動化することができます。
4.GASとVBAの比較
GASとVBAは、それぞれ特有の利点を持っていますが、4つの側面を比較してみましょう。
4-1.クラウドベースの利用
GASはウェブ上でコードを書けるため、どんなデバイスからでもアクセス可能です。
一方、VBAはMicrosoft Office製品に依存しており、特定のデバイスやソフトウェアに限定されがちです。
4-2.学習の容易さ
GASはJavaScriptに基づいており、ウェブ開発の基本的なスキルがあれば比較的簡単に学べます。
一方で、VBAは専門的な知識が必要で、初心者には少し難しいかもしれません。
4-3.Google Workspaceとの連携
GASはGoogleのアプリケーションとシームレスに連携できるため、GmailやSheets、Docsなどとの統合が簡単です。
VBAはMicrosoft Office製品に特化しており、その範囲内での利用に限られます。
4-4.コストと学習へのアクセシビリティ
VBAを使用するためには、Microsoft Office製品の購入が必要ですが、GASはGoogle Workspaceに含まれており、追加の費用なしに利用できます。
初期費用がかからず、無料で学習できる点がGASの大きな魅力です。
5.まとめ
私にとっては、無料で活用できるという点が一番の魅力でした。
また、サーバー側でプログラムが動くため、PCのスペックが低くても動作速度が変わらない点も魅力です。
初期費用を掛けずに、仕事時短術のスキルを身に着けたいなら、GASを始めることをお勧めします。
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