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リクガメに浮気気味の飼い主

愛亀には、内緒だけど、リクガメ見たさに、夜な夜な、SNSを周遊している、飼い主。眠い目をこすりながら、洗濯ばさみでつまんで、レディーガガのように、瞼に、目を書きながら(見えてない)

野菜や果物を食べるとき、ふわっふわの舌が、垣間見える。あれ、なに、天使の羽?可愛すぎる、あの舌、なに、セイバン?(ててててんしのはね)

レタスをムシャムシャ食べる姿も、トマトの果汁滴りながら、モグモグしている姿も、控えめにいって、母性本能のナイアガラなんですが、あれ、なに。

必死に、野菜をアムアムする姿が、とにかく、愛おしい。

リクガメちゃんは、伸びた爪や、くちばしをカットするために、定期的に、動物病院に通うみたいだし、なかには、床材が合わなくて、喘息みたいになっちゃう子もいるんだって。

お部屋の温湿度管理も、必要だから、水棲カメに比べて、デリケートかもしれない。でも、可愛い。なにあのフォルム、可愛い。

最近、飼い主と愛亀の住む土地は、日中でも、氷点下になってしまう。飼い主が仕事のあいだ、愛亀は、気温10℃を切る、極寒の部屋で、過ごしている。

特大サイズのパネルヒーターを敷いても、外気温がそれほど低いと、放熱が早くて、案の定、飼い主が、帰ってくる頃には、水温が、22℃まで、下がっている。

22℃は、カブトニオイガメが元気に過ごせる、最低値に近い。このままではダメだと思いながらも、よく食べて、よくう〇ちして、よく眠る姿に、勝手な安心感を、抱いていた。

それは寒い寒い土曜日のモーニング(突然のルー)、水槽から出た愛亀の甲羅が、白く、粉吹いていた。飼い主、焦る。

水温が低いと、水カビルンルンが、活性化する。そういえば、愛亀水槽の水温はずっと低かった、これは水カビに、違いない。

飼い主、半泣きする。とにかく、調べる。「亀 甲羅 粉吹き」と調べる。今時、粉吹き芋くらいしか、粉なんて吹かない。ソンバーユ塗れば、人間の顔だって、このご時世に、粉吹かない。

嫌がる愛亀に拡大鏡を差し向けて、よく見てみると、カビでは、なさそうだ。

水カビの場合、もっと真っ白になって、胞子風の生命体が、パヤパヤ、生えるらしい。どうやら、寒さゆえの、乾燥で、粉が吹いていたみたい。

その日は、室温を高めにして、飼い主、のぼせそうになりながらも、水温28℃を死守した翌日、幸運にも、粉吹き芋は、消えていた。マッシュポテトくんという、別名を授からずに、済んだ。(叙勲)

水中ヒーターを入れれば、水温は、格段に安定する。でも、あまりにも、環境が変わってしまい、愛亀のストレスになっては、困る。

それに、同じ部屋で、衣食住を共にする、飼い主が、水中ぶくぶく音が気になって、眠れなくなることが手に取るように、分かる。

最近、ストレスが胃に来た飼い主は、お世話になる漢方薬が増えてしまった。(太田胃散ではなく、安中散)これ以上、ストレスとズブズブの関係になるわけにいかない。

環境を変えるのは、愛亀にとっても、飼い主にとっても、今じゃない。(林修)

というわけで、エアコンを付けて、水槽にタオルを巻いて、なんとも、アナログ形式で、水温の維持に、努めることにした。これが功を奏したようで、てんこ盛りのご飯を食べて、こんもり特大う〇ちをして、水槽の端で、喜びの舞を踊っている。

それでも、先天的な疾患がないか、不安な飼い主は、健康診断の予約を入れた。あ、もちろん、亀の。亀ドック的なね、的な。

1歳児検診してください、あ、亀の方です。的な、予約フォームを送ったが、もう少し、大きくなってからの方が、検診そのものにストレスを感じにくいことや、今のところ、世界の平和を守れるくらい、元気なこと、それに、新コロの猛威を鑑みて、亀ドックは、延期となった。

ペットのトラブルに、新コロ第6波は、関係ない。もっと、深刻で、緊急を要する子たちが、診察を、受けるべきだと思う。

愛亀は、病院に行くよ。と告げた、その日から、なんとなく、嫌そうな顔をしていた。病院行かなくなったよ。と聞くや否や、水槽の端で、ファイヤーダンスみたいな、喜びの舞を、踊っていた。安堵したのね。

3歳にも満たない、人間でいえば、未就学児くらいの年齢で、突然死していまう亀も、いる。その多くは、先天的な疾患や、不慮の事故が、原因だと思われる。

気付かないうちに、拒食が進んでいたり、肺炎を起こしていたり、皮膚病が進行していたり、水棲カメは生命力が強いというだけで、先天的な疾患や、不慮の事故の可能性が、他の動物よりも、低いわけではない。

気付いてあげられるのも、治してあげられるのも、飼い主しかいない。(治すのは獣医。ブラックジャックじゃないです、すみません)(飼い主は、治療費を出すだけ)(アフラック)

最近、飼い主は、外出自粛で、気分が晴れない。愛亀を、しつこく構うだけの気力と、体力が残っていない。

来週の土日は、愛亀と、大かくれんぼ大会 & パク・ソジュンとイ・ドンウク漁り大会を、開催しよう。

ちなみに、「キム秘書は一体なぜ」4週目に入りました。そろそろ、愛亀が、サランへって言いだすと思う。オットケ。

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