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許しを乞う飼い主

今日、愛亀の機嫌を、損ねてしまった。

思春期の親子みたいに、お互い、なんとなく、距離を置いている。相手、亀だけど。調子に乗って、構いすぎた、飼い主が悪い。反省しても、許してくれない。相手、亀だから。

時を戻そう。昨日、休日出勤した飼い主は、1日仕事して、また今日休みだヤッホーと、朝から、完全に、浮かれ散らかしていた。

パロサントを焚いて、アロマオイルを垂らして、ある意味、よだれ垂らしながら、セブンイ〇ブン良い気分で、2021年の振り返りを、始めてしまった。

1月:年の瀬のシワ寄せ(韻踏むな)で、死んでた

2月:愛亀やってきた

3月:仕事が上手くいかない

4月:記録なし

5月:原因不明の微熱と怠さに、悩み始めた

6月:膀胱炎

7月:記録なし

8月:死んでた

9月:半分死んでた

10月:生き返り始めた

11月:生き返った

1年のうち、2.5か月間は、☆になっていたことに驚きつつ、髪の毛を切ってから、下半期の運が、急激に上昇している。※6か月以上、苦行みたいな毎日を送っていた。そのうち、江原啓之になれる気がする。

気分が良いので(この振り返りで、気分良くなる要素あるか)来年中に、達成したいことを、夢見心地に、書き出したりした。

メンタル心理カウンセラーの資格を取得したいし、美文字レッスンも受けたい。スポーツジムに入会したいし、愛亀と公園デビューもしたい。書けば書くほど、楽しい想像が膨らみ、mihimaruGTを超えるほどに、気分上々↑↑で、音鳴らせ、パーリナイ。昼だけど。

気分上々のまま、愛亀に、朝ご飯をあげて、甲羅磨きを始める。忘れるなかれ、飼い主は、気分が良い。Dynamite(文字起こしレベル)を、ハミングしながら、甲羅の継ぎ目を拭く。

窓のサンに溜まった汚れを「1週間でこんなに汚れるもん!?ハハッ」って言いながら、拭き取る、あれ。継ぎ目をなぞって取れる、緑色のコケに、快感を覚える。年末大掃除ですかってくらい、いつにも増して、しつこい。

飼い主「コッ ザハハ インザスタッフゥナイ ソワッチミ ブリンダッファンシッタナイライ ハッッ シャニントゥザシィティウィッタ リィルファンクアンサアァ スォアマ ライクインアンライ Dynamite ウォウウォ ダナナナナナナナ エィ」

愛亀:甲羅に収まったまま、口開けて威嚇する→素早いカウンター攻撃で、口開けたまま、首飛び出す→驚いた飼い主と目が合う→え?お前かよ。みたいな顔する→バツ悪そうにカーテンのヒラヒラに逃げ込む。

飼い主「ダナナナナナ  ウヴヴェォェォェイ」


愛亀が、あんな顔するなんて。初めて、我が子に反抗されたとき、こんな感情になるのか。初めての表情が見れた喜び(変態)と、嫌われたことへの心配と。愛しさと、切なさと、心強さと、まさに、糸井重里。

昨日の、玖村選手の、圧勝K-1試合を見ているのかと思った。飼い主に、右ストレートを、お見舞いしないで。噛まれなくて良かった。傷口よりも、心が痛む。アーメン。

その後、なにをしても、左前足で、飼い主を振り払う。エビで亀を釣ろうとするも、シェルターから、顔を出さない。飼い主とは目も合わせず、シェルターを、必死で押している。サンドバックを殴ってストレス発散しているに、違いない。

今日は、帰省の練習で、車に乗せようと思っていたが、無念の中止だ。そっとしておこう。なんとなく、飼い主の気分も、晴れない。朝のmihimaruGTは、あの人は今。

大人しく、餌を買いに行こう。飼い主の。







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