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愛亀の機嫌が悪い

頬にチークを差したのが、逆転満塁ホームランだったようで、先週では想像できないほど、メンタル回復しています。

中野信子先生が、何かの番組で言っていたけど、長い間、落ち込んでいると、人間って、落ち込んでいる自分に飽きてくるんだって。飽きたから、悩むのやめてみようって思考になる生き物らしい。人類の進化の賜物ですわね。

これ以上塞ぎ込んでていても、仕方ないから、とりあえず、今したいことをしてみようって思い立った翌日に、化粧品店に足を運んだ。ちょうど、塞ぎ込んでいるのに、そろそろ飽きてきた頃だった。

「闇落ち急行列車」みたいな題名の舞台に、出演していたのかもしれない。気付いたら、カーテンコールが終わっていた感じ。負の感情って、本当は、そんなものなのかもしれない。

最近、資格取得に向けて、認知行動療法の分野を勉強している。感情って、その前段階の「思考」に大きな影響を受けていて、感情から行動が派生するって考えをベースに、感情を正しく扱うために、思考と行動をコントロールしましょうってことみたい。(ざく切りキャベツくらい雑)

だから、ネガティブな感情が湧いてきたら、「そう思う根拠はなに?」「その思考でいるメリットとデメリットはなに?」って自分に問いかけるようにしている。9割9分9厘、論理的な根拠はないし、デメリットしかないから。それ認知の歪みかもしれないって、自分で気付けたりする。

同じことが起きても、全く気にしない人もいれば、この世の終わりな人もいる。わたしは、飛びぬけて、後者。きっと、物事の認知の仕方が違うだけなんだと思う。コンタクトレンズみたいに、もっと簡単に、頭の中、矯正できればいいのに。

ただ、ここでひとつ、大きな懸念がある。

愛亀の機嫌が悪い

闇落ちしている間、愛亀を思うように、構ってあげられなかった。もちろん、水替えやご飯、エビの供給まで、シモベとしての役割は果たしたけど、日光浴で甲羅乾かしてからの昼寝タイムを、満足に取ってあげることが出来なかった。

最近、水槽から出そうとすると、いつにも増して、暴れ狂う。尻向けて、逃げ去るときもある。捕獲して甲羅を持ち上げると、本当に不機嫌そうな顔して、手足を突っ張る。

亀にも、イヤイヤ期ってあるんでしょうか。

あまりにもイヤイヤが過ぎるから、大好きだけど、愛しているけど、辛くなるから、ちょっと距離置いちゃうって心理ね。相手、亀ね。

今までも、朝ごはんを食べて、う〇こして、汚れた水を替えるとき、左手で「アッチイケ」ってやっていた。それには慣れている。心折れるけど、慣れている。

たぶん、う〇ちしたいタイミングで、水から出されるのが嫌なのだろうと、ご飯&う〇こ→→→(数十分)→→水替えにしたら、「アッチイケ」はするけど、掴んだ手を振りほどくほどの抵抗は示さなかった。

それが数週間前から、10センチにも満たない小さな体から繰り出す、最大限の抵抗を感じる。甲羅の縁を掴んでいる指を押す。たまに、叩く。いや、押すってなに、押すって。

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繋いだ手を~もう二度と~離さないで~って言いたい。彼氏ではなく、亀に。

今も、水槽の端で、必死に泳いでいる。泳いでは、甲羅を上下させながら、肩で息してる。前世は、水泳選手なのでしょうか。それとも、ウミガメなのでしょか。

なにはともあれ、飼い主の不機嫌は治ったから、愛亀の不機嫌も、そろそろ治ってほしい。

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