やりがい搾取されていると感じたら
英検®1級コーチングスクール代表、英語を活かした起業・複業コンサルタントの森心(ココ)です。
13年近く会社員をしてきて、私が働き方を変えようと思ったきっかけのひとつに
「やりがいが搾取されている感覚」
がありました。
という意見もあるかもしれませんが、私はそうは思えませんでした。
子どもが生まれて、生活、働く環境が変わってくると、
「1日ってこんなに時間ないの!?」
と、時間の有限性をひしひしと感じることが増えます。
すると、
「会社にいる時間をどういう気持ちで過ごすか?」
が大事なポイントとして浮上するようになりました。
会社にいる間に、自分の時間やエネルギーが搾取されていると感じてしまうのは、今の働き方に違和感があるからだと思うのです。
働くことで得たい結果(やりがいや収入、ステータスなど)が得られなくて空回り……。そんなときに抱く違和感。
私はこの違和感にしっかり目を向けるか・向けないかを選択することが、とても大事だと思っています。
もし、「しっかり目を向ける」と決めたのであれば、違う働き方を模索していくことになります。
そのとき、
別の会社に転職する
契約社員やパートなど、業務の責任が軽減される仕事に切り替える
仕事をやめる
この選択肢しかないのが、過去の私にはどうにも納得がいかなかったのです。
ここにもう1つ、
・自分の仕事をつくる(言ってしまうと起業、複業ですが)
という選択肢があってもいいと思うんですよね。
それが私が今、英語を生かした複業・起業を提案している理由のひとつでもあります。
この「自分の仕事をつくる」というのは、社会に出てそこそこ時間が経過している30代以降だからこそ考えられる方法です。
20代は吸収する時期、30代以降は、吸収したものを自分の中でどう咀嚼して、外に還元していくか?という時期。
ただ、
という方も多いと思います(私もそうでした)。
でも、私が会社の外に出て、とてもとても感じるのが、会社員時代のどんな経験も無駄ではなかったし、今の仕事にめちゃめちゃ生きているということ(本当に前職に感謝)。
私の場合は、
・会社の経営会議の資料づくり(突貫で作成するものが多かった)
→今のコンテンツづくりに生きている
・幹部が集まる会議のアレンジ
→会議をスムーズに運営するための視点が持てる
・海外出張先で、思わぬアクシデント
→仕事でアクシデント(インスタライブとか)が起きてもあまり慌てない(どうにかなるだろと思える)
という感じです。
むしろ、
「あーーー、もうイヤーーーー!」
と思っていた仕事の経験が今の仕事の糧になっているなと日々感じています。
「人生無駄なことは何もない」と言いますが、本当にその通りだと思うのです。
なので、今あなたが働き方に悩んでいたり、複業中で毎日時間がなくて
なんだかなぁと感じたりしていても、
「その経験が無駄になることは決してないよ!」
と伝えたいです。
そして、もし今の働き方に違和感があってその違和感に複業・起業という形で向き合うと決めたのであれば、その決断を全力で応援したいです。
ではまた!