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息子(3)は現実主義者?

2週に一度、市立図書館で15冊程度本を借りてくるのがここ数ヶ月のルーティンになっている息子(3)
最近ではほとんどの本を自分でセレクトしてくる。
借りてきた絵本は、その日に一気に全部読みたがり、お気に入りを見つけ、それから2週間はお気に入り数冊をひたすら読む。

昨夜も一気読みの1時間。ふと、気がついたことが、『息子は現実主義者なのでは?』ということ。

なぜかというと、
あまりにファンタジー要素のある絵本にはしっくりこないことが顔にも口にも出てしまっているから。

今回はイルカの本を2種類借りてきた。

1冊目は、イルカの親子が病気の子イルカを病院に連れていくため、電車に乗るお話。車掌さんが病院に連れていって、子供は元気になりました。という話

2冊目は、夏休みのある日、嵐で岩場に挟まったイルカを男の子とお爺さんが助ける。イルカと男の子が仲良くなり一緒に泳いだり。ある時から姿を見せなくなり、後日たくさんの仲間を連れてジャンプしてお礼をし、また去っていくというお話。

1冊目→「なぜ?イルカが電車に?意味がわからない」という顔
2冊目→特に助け出す描写に興味あり。「ほぉほぉ。なるほど。」という反応

思い返すと、これまでも『かがくのとも』など現実にある物や草木などのお話が好きだったり。3歳でこんなことに興味あるのか!ということもしばしば。
現実に起こりそうなことには合点するけど、100%ありえないことには「?」という感じの冷静な3歳

あと、例え話しは普段から苦手らしく…「ゴミをいっぱい飲み込む怪物は?」というなぞなぞに、「え?怪物じゃないよ。ごみ収集車でしょ」という返し。
他にも、ドーナツをさして、「タイヤみたいだね」という会話も、ちょっと前まで、『え?ドーナツでしょ?』という調子。最近は、『あぁ!ほんとだね!』とかえってきたり、自分から○○みたいという言い方をすることもちょっと増えたかな。
でも本質は違うと思ってそうだし、少しの形状の差にも敏感ではあるけど…。

なんだかちょっと発達が心配になるのだけど、個性のうちのひとつと思って面白がろうかな。

今週末は海でイルカウォッチングの予定。イルカを見た時、どっちの絵本のことを話し出すのかな。

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