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推し活学

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空が青い。推しが尊い。今日も地球は回ってる。 推しへの偏愛を叫んでいるうちに「ここには人生に必要なことがだいたい詰まっているのでは…」と気が付いたのでマガジンにしました。
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記事一覧

King Gnuが巻き起こす「この風」に乗って、私は私を生きていく【KingGnu Dome Tour『T…

 2023年11月に発売された新アルバム『THE GREATEST UNKNOWN』を引っ提げたKing Gnuの5大ドー…

いなくなるということ【これは日記】

 これを書いているのは12/5、チバユウスケさんの訃報が飛び込んできた日の夕方だ。そのとき私…

運動音痴の私が人生で唯一憧れ続けたスポーツ、バスケットボールの話

幼少期から今の今まで、ずっと運動が苦手な人生だ。 とにかく体力がない。絶望的に足も遅い。 …

ここでしか摂取できない栄養がある。だから私はライブに行く【King Gnu Stadium Live …

前日まで台風や雨にヤキモキしながら迎えた6月3日。すっかり板についたぼっち参戦で、King Gnu…

ライブレポは「奇跡」の存在証明【King Gnu Live at TOKYO DOME】

ライブレポートというのは、何のために書くのだろう。 感動を忘れてしまわないために。 言いた…

ただそこにある祈り【これは日記】

さびしいときは、文字を連ねてきた人間である。 なかなか会ってくれない若き日の恋人には何度…

推しの呼び名は進化する 【#呑みながら書きました」

吞みながら書きました後夜祭! もうすぐ子供たちかえってくるかrあら、スピード勝負。取って出し御免。 昼間なので酒は自粛、コーヒーゼリー飲んでる。 推しの呼び方問題。まいたけさんの飲み下記、呑み、書き、楽しかったの。 みんなは自分の推しのことどう呼ぶんだろう。 今日はわたしの、最推しのはなしをするよ。当然きんぐぬだよ。当然てなんだよ。 スタートは苗字にさん付け。常田さん、井口さん、新井さん。なぜだかせきゆーだけ最初からせきゆーだった気がする。 不思議なのはさ、年上で

King Gnuの新曲『カメレオン』の歌詞を考察してみたら、常田さんの懐の深さに頭を抱え…

『カメレオン』はまるで短編小説優れた歌詞は短編小説のようだと思う。King Gnuの新曲『カメレ…

祈るように全身で感じた、King Gnuが更新していく圧倒的な「今」【King Gnu Live Tour…

◆はじめに これは、「King Gnu Live Tour 2021 AW」11/28のさいたまスーパーアリーナ、12/14…

KingGnuは命の根源を鳴らすバンドだ【Redbull SecretGig オンライン配信 ライブレポー…

配信されたライブ映像の冒頭、「#0」と書かれた拡声器をひび割れたコンクリートの上から拾い上…

オタク転生案の最適解とは【#呑みながら書きました】

出遅れましたが野生の呑み書きをします。あれ?後夜祭中?吞み書きなので誤字達治は、いや脱字…

私にとっての「生きるための抗体」は。 【KingGnuツアー『CEREMONY』ファイナル@幕張…

2020年12月6日、様々な制約のなかでリスクと闘いながら回ってきたKingGnuツアー『CEREMONY』の…

音楽と映像の総合芸術決定版を見た【KingGnu『三文小説』】

KingGnuの新曲『三文小説』、先行配信後にMVが公開された。 とんでもない愛の物語だった。 映…

ままならなさによって空いた穴を埋めてもらうことを、逃避とは呼びたくない。【宇佐見りん『推し、燃ゆ』】

推しという存在は、代り映えしない日常にちょっとした潤いを与えてくれる。 SNSの更新に飛びつき、情報解禁に沸き、写真や動画に癒されて、インタビューに心奪われる。「今日も生きていてくれてありがとう」とわけのわからない満たされた気持ちになり、スマホを閉じて現実へ立ち向かう。 私はわりと簡単に推しが増えるタイプなので、そのときそのときで熱を上げる対象は変わってきたのだけれど、でももう長いこと、私はそうやって生きている気がする。 いや、「ちょっとした潤い」なんて気軽なトーンで言って