見出し画像

怪物上司の日常 サラリーマン日記#1 ~怪物との出会い~

私が仕える「怪物上司」の言動を(多少の脚色を加えながら)シリーズでお届けしたいと思います。

とにかく自己肯定感の高い方で、本当に仕事を楽しんでおられます。「月曜日が楽しみで仕方ない」と語る怪物上司の言動が、仕事に悩む皆さまのヒントになれば幸いです。

私のプロフィールと怪物上司との出会い

私についてはこちらの記事にまとめています。

この記事に関する部分だけ、ここでも簡単に自己紹介させていただきます。

私は三流大学を卒業し、身の丈に合わない有名企業に就職して10年以上になる中堅平社員です。入社以来ずっと管理間接部門(総務とか経理とかのアレです)に所属しています。そして、もともと優秀な方ではなかったことに加え、病気をして思うように働けない期間もあって同期入社の仲間と比べるとずいぶん出世は遅れていました。

くすぶりながらもチャンスをもらっていた私は、注目されていた全社のコスト低減プロジェクトに立ち上げから参加させてもらうことになりました。

このプロジェクトのリーダーとして、技術系で、「会社の将来を担うエース」と噂される、この記事の主人公「怪物上司」がやってきたのです。

怪物上司の人物像は

さすがエースと噂されるだけあり、頭はかなりキレ、弁も立ちます。そしてかなりの勉強家。

こんなビジネス書を読んだ
こんなセミナーに参加した
こんな資格を取得した

毎日のように聞かされる自己啓発話の数々。私は怪物上司に紹介されたものの内、3つに1つは試すようにしています。なぜなら「この前話したアレ、試してみた?どうだった?」聞かれるためです。

私が試したものの中から、特に良かったと感じたものはこのシリーズ内でも紹介していきたいと思います。

技術系出身でありながら、その優秀さ故に数々の部署を転々とし、その全てで高い成果を上げてきたようです。海外での勤務経験や経営企画の仕事にも携わってきたことを誇らしげに語ります。

約2年間付き合ってわかってきた怪物上司の特徴は

  • とにかく自己肯定感が高い

  • 仕事と自分磨きが好きで仕方がない

  • 良いと思ったことはとにかく試してみる

  • 一度決めたことは何があっても曲げずに貫き通す

何だか、ビジネス書や自己啓発本で見たことがある内容ばかりですね。
そして、出世が遅れている私のことを押し上げようとしてくれています。

実際の怪物上司は、短髪でガッチリ体系ですw


怪物上司のエピソードを一つ

最初のエピソードとしては少し弱いかもしれませんが、怪物上司も同じ人間なのだとわかるお話を一つ。

「中小企業診断士」や「技術士」の他、難関資格を多数取得している怪物上司ですが、「アカウンティング関係(会計や経理関係)」が苦手だと公言しています。

ある日「苦手を克服するために、とりあえず簿記3級から始める!どうせなら2級も連続で取得する!」と、聞いてもいないのに大きな声で宣言されました。(おそらく、お気に入りのYouTuberが「簿記は役に立つ」と言ったのでしょう笑)

仕事ではマルチタスクを次々とこなす怪物上司ですが、資格の勉強も常に複数個並走です。

月に1つは資格を取得した話を聞かされる

そして数週間後の朝、珍しくわかりやすく大きな溜息をして、いかにもかまって欲しそうな怪物上司。怪物上司の仕事効率を高めるために機嫌をとるのは私の重要な仕事の一つでした。(別に誰かからそう言われたわけではなく、自分が勝手にそう思っているだけです笑)

聞くと「バランスシートがバランスしなかったよ…」とのこと。
正式な結果はまだ出ていなかったのですが、簿記3級の試験が不合格であったことを確信している様子です。2級の申し込みも終えていると聞いていた私が「怪物さんでもそんなことがあるんですね。ちなみに簿記2級はどうするんですか?」と問うと、「もちろん受験するに決まってるじゃん!」とのことでした。

数日後、結果は3級も2級も不合格。「久しぶりの2連敗だよ。次リベンジだな。」と笑顔で語る怪物上司。さすがです。

このエピソードを聞いた私は、「おい、みんな!怪物が簿記3級落ちたらしいぞ!」と、嬉々として言いふらすのでした。(人間性に差がありすぎる)

怪物上司の今後は…

需要があるかはわかりませんが、怪物上司のエピソードは日々生み出されるためネタには困らないので書き続けたいと思っています。

ちなみに、この初回の記事では怪物上司を褒めすぎたような気がしています。私は怪物上司を尊敬しているのは事実ですが、2週間に1度は「もうこれ以上は付いて行けない…」と感じているのも、また事実です笑

それでは、また次の記事で!

#怪物上司 #自己啓発 #資格 #サラリーマン #仕事術 #仕事 #ビジネス #名言

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?