元ブロガー(2か月)の夫に言われた「この文章には共感がない」
こかです。
2018年からブログを始め、ブログ3年生です。
ありがたいことに、ブログ運営は好調で、ブログを書くことが楽しいです。
さて、わたしには、アドセンスに落ちまくった挙句、2か月でブログを挫折した夫がいます。
今回は、ブログに行き詰まって相談したとき、夫に「この文章には共感がない」言われた事件をお話しします。
■現役ブロガー(3年目)の妻:「ヤバイ。苦戦をしいられている」
わたしは、今、3つめのサイト制作に取り組んでいます。
過去の経験から「サイト構成も考えたし、後は書くだけ。書くのは慣れてるし、楽勝っしょ」と安易に構えていました。
ところが!
今までのブログのように、書けないんです。
文章を通じて、自分の思いを伝えるワクワク感が…ナイ。
決められた構成に言葉を当てはめる様子は…パズルのよう。
出来上がった文章は、無表情な言葉が正座して並んでいる…だけ。
文章に味がしない。
よちよち歩きのサイトですから、3年間、運営しているブログと同じような調子で書けないのは、当たり前です。
とはいえど、「書くのは楽勝」と思っていたわたし。
思うように書けない焦りが心の中で風船のようにパンパンに膨らんでいき、自信がガタガタと崩れていきました。
「ヤバイ。苦戦を強いられている」と。
■元ブロガー(2か月)の夫:「この文章には共感がない」
書けない苦悩を抱えながら書くほどの技量も精神も持ち合わせていないわたしは、思い切って、夫に相談してみました。
現役ブロガー(3年目)の妻:「ごめん、この記事、読んでみてくれへん?」
元ブロガー(2か月)の夫:「うん」
ブログこそ2か月で断念してしまった夫。
しかし、ネットニュースの読み漁りっぷりは半端なく、スマホでネットニュースを読んでは、(わたしの興味に関わらず)ニュースをシェアしてくる彼。
以前から、彼のネット記事の審美眼には一目置いていました。
苦戦中のブログ記事を読み終えた彼が最初に言ったのは、
元ブロガーでネットニュースマニアの夫:「この文章には共感がない」
さらに言ったことは、
元ブロガーでネットニュースマニアの夫:「導入文がイマイチや。これでは、続きを読む気にならん」
共感…?
導入文…?
真面目に答えてくれた夫にひとしきり感謝し、悶々と一人反省会に突入しました。
「この文章、刺さるモノ…ないよなぁ」(共感がない)
「興味のない話を一方的に聞かされてる感じするよなぁ」(導入分がイマイチ)
■共感ってなんやねん
何度も、何度も、夫の感想を頭の中で繰り返し、「共感」という言葉と向き合いました。
共感=同感と捉えがちですが、夫が言った「共感」はチョット違うと思うんです。
「感情を他者と共有する」=「共感」
くらいの感覚で使った言葉かなぁと。
・感情を共有してから、本題に入る
たとえば、日常生活で友達に話を聞いてもらうとき、感情を共有してから本題に入っています。
「ちょっと聞いて。この前、行ったイタリアンが超おいしくって、デザートまでイケてて…」と感情を伝えてから、話し始める、あの感じ。
急に「この前行った、●●というイタリアンについて話すわ」なんて切り出したら、「イキナリなんやねん」となりかねません。
ブログも一緒。ブログは読者とのコミュニケーション。
突然、自分の風呂敷をバサァッと広げて、講釈を垂れても、誰も聞いてくれません。
導入部分で、感情や悩みを共有することから始めるのが大事だなぁ、と。
今までのブログでは「感情の共有」が大切だとわかっていたのに、新しいサイトで気合いが入っていたのと油断していたせいで、大事なことを見落としていました。
構成をばっちり考えて、KWを意識して…とSEO対策が過ぎると、文章から感情が抜け落ちてしまうかもしれません。
文章は検索エンジンに向けて書くのではなく、人間に向けて書くものです。
顔をクシャクシャにして笑ったり、眉間に深ーーいシワを寄せていたり、文章にも感情を注いであげてください。
文章の感情、感じていますか?
文章に共感はありますか?
たくさんのnoteの中から私のnoteを選んでいただき、ありがとうございます! いただきましたサポートは資格取得費用に使わせていただきます。