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目標が達成できない理由を考えてみたら3つあった

TCS認定コーチのウスイです。

昨日、夢なんてなくていい、という記事を書いた。


夢はなくていいが、この激動の時代を力強く生き抜くためには、自分を変化させ、成長させていく必要がある。

その源泉となるが目標だと、僕は考えているし、その前提でコーチングに向き合っている。

目標は達成したい。

これは、誰しもが思う願望だろうし、願望を通り越してむしろ「基本」と捉えている人も多いと思う。

そうはいっても、なかなかうまい具合に達成できず、自己否定に走ってしまう人も少なくはないだろう。

何を隠そう、僕自身がなかなか達成できない人生を歩んできたと言っても過言ではない。

当然、自慢できることではないのだけど、達成できる・できないを繰り返していると、ある程度体感としてその違いは言語化できる。

そう思ったので、なぜ目標が達成できないのかを考えてみた。


①すべてを短期的に考えている

まず一つ目がこれだ。

視点が、全て短期で構成され、いきなり変わるかのように設定されている。

長くても3か月くらいで今の自分から大きく変わることを期待する。

気持ちとしては、

・今の自分を変えたい
・自分はできると証明したい
・今の自分じゃ嫌すぎるから早くなんとかしたい

こういう、比較的ネガティブな自分への決めつけや承認欲求が隠れているケースが多い。

そうはいっても、人間の潜在意識には「現状維持メカニズム」が存在している。論拠は体感だ。

基本的に、人は今の状態を維持したいものなので、短期的に一気に色々変えようとしても変わることは難しい。

つまり、やると決めたことが継続できないから目標に届かない。

よく、「覚悟が足りない」とか「本気じゃない」とかいってぶった切られるケースがある。

確かにその側面もあろうかと思うが、自分ひとりで何とかしようとする場合、この人間の性質をあまりに無視しすぎだし、その決めつけもなかなかに酷いものがあると思う。

あなたには覚悟がある。本気でもある。

その前提にたったとき、だからこそ、中長期で自分をゆっくり変えていく視点を持っておきたい。


②ノルマに過ぎない

次。

会社員ならなじみはあると思うが、ノルマになってしまっているケースはうまく行かないことが多い。

先ほどの本気度にも関連するが、要は動機付けがどこにあるのかだ。

外にその動機があるとき、おおよそノルマになりやすい。

内にその動機があるとき、それは目標になりやすく、本人にとって魅力的である。だから、外に何を言われても特に気にしない。

いや、気にするかもしれないが、その場合でも冷静に行動をとることができる。

ノルマは、単純につまらないしね。

僕の信条として、結局、つまらないことは続かない。

タスクそれ自体ではなくとも、向かう先がエンターテインメントとしてとらえられていなければ、作業を続けるのは難しかろう。

それは、ノルマになっていないか?


③やることばかりを考えている

結果にコミット!という気概は良い。

ただ、人の時間はどうしても限られている。

世の中が平等とは思わないが、時間だけは平等に24時間と決まっている。

そうなると、あとは使い方になるわけだが、目標!となると、行動の数を増やす視点に偏りがちになる。

だがしかし、個人差はあれど限度がある。

あれもこれもと手を出すのは、実はエネルギーを分散しているだけかもしれない。

色々と手を出したくなる気持ちもわかるし、気合は素晴らしいけれど、その気合がから回ることがどうしてもある。

やることばかりで、やることのための時間をつくる視点、つまり、「何かを止める」視点が必要になるのだ。



目標が達成できないとき、このうちのどれか一つかもしれないし、どれも当てはまるというケースもあるだろう。

覚悟がある、本気だという言葉は本物だ。

だからこそ、

・焦らず
・欲張らず
・愛を持つ

この3拍子は少なくとも持っておきたい視点だ。

覚悟と本気を伴った目標を達成するために、自分とのコミュニケーションは常に見直し、改善していくサイクルが必要だね。

▼ともに立ち向かおう▼

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TCS認定コーチ。企業でがんばる主体的サラリーマンを応援する者です。