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コーチングで身につけよう目的から察する経営感覚

前職の、経営アドバイザーのような仕事をしていた時のお話。

私が接する経営者の方は、ほぼ全て自分よりも15ー20歳くらい年上で
自分で会社を起こすなんて勇気のある方達で、
でもちょっと感覚が違うなー危なっかしいなーと思う部分をいくつかありました。


私はテック系の中小企業の経営者の方にアドバイスする仕事でした。
きらりと光る独自の技術で世に出ていこうという会社です。
おおむね経営者がその技術の開発者、大手企業が集まるピッチなどでプレゼンテーションをします。
(そんなところについていく私)


そんな場で、中小企業の技術を否定する人なんて、いないんです。
しかも開発者本人を目の前にして。
いちゃもんつける人がいたとしたら、よっぽど変わっている人です。

素晴らしいですねって、絶対に言う。採用するしない、興味のあるなしにすら関わらず。
そして、(大手企業は余裕があるから?)一度会社に来てお話聞かせてくださいって
ほぼ言う。

舞い上がる中小企業経営者。


いい部分に注目して、それを原動力にして進むのはいいことなのですけれど
その後の期待大きく徒労に終わる様子とか、それならまだいい方でちょっと騙されちゃうとか
やんわり忠告しても突っ走ってしまうことが、歯がゆかったなあ。


全然専門外の話題であっても
「大学の先生」や「医者」「政治家」などが話をしていると信憑性があるように思ってしまう人が一定数おられます。
大企業出身者、とか、資格などもそうかもしれません。

そういうものを一旦頭から外して、
「なんのために」その人がそう言ったのか、
「なんのために」自分がその場に行くのか、
それを察するテクニックは、経営感覚として身につける方がいいのではー?なんて思います。

コーポレートコーチングでは、経営者向けにそんなお話もしています。









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