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人生の後悔最小化フレームワーク

こんにちは。
イギリス在住のライフコーチ、マミータことマクギネス真美です。

私は現在イギリス在住なのですが
実は先月で、在英21年となりました。

この国にこんなに長く暮らすようになるとは
思ってもいなかったので
自分でもびっくりしています。

それもあって、久しぶりに、
私が初めてイギリスへ来た日に書いた
日記を見直してみました。

9ページにわたるその日の記録は
自分の書いた文章ではありますが、
不安とドキドキ(&ワクワク)が
めっちゃ入り混じった文章で
今読み返すと、
なんだか微笑ましい気がしてしまいます。

。。。あのときの私は
30代半ばを過ぎていて、独身で、
それまでイギリスには一度も来たことがなく
イギリスには知り合いも一人もおらず、
英語もほとんどできず、
日本には、将来面倒を見ると約束した
一人暮らしの母を残しており、
もちろん、仕事のあてなどなく。。。

当時最安値だったアシアナ航空の
片道切符を握りしめて(当時は
eチケットなんてなかった😆)
この国にやってきました。

「なんでそんな無謀なことができたの?」
「よくそんな勇気があったね」

何度もいろんな人に言われました。

はっきり覚えているのは、
海外に住みたいけれど、
行くかどうか、行けるのかどうか
をさんざん迷っていた時期、
あるときふっと

「20年後に『あのときやっておけばよかった』と
後悔したくない。
『お母さんの面倒を見るために
私は自分の夢を我慢した』なんていうふうに
自分が歳をとってから
お母さんのせいにしたくない」

という言葉が自分の中で響いたのです。

そして、
不安はいっぱいあったけれど、
まずは海外に行ってみて、
どうなるか試してみよう、と
行動を起こしたのです。

。。。そんなことを
古い日記を見ながら考えていたら、
アマゾンの創業者である
ジェフ・ベゾスさんの
後悔を最小化するためのフレームワーク
(The Regret Minimization Framework)
を思い出しました。

そのフレームワークとは、
「80歳の自分をイメージし
人生を振り返ったとき、
後悔している数を最小限にする」
というものです。

ベゾスさんは、アマゾン創業前、
キャリア、収入においては
すでに十分満足のいくものを得ていました。

でも、彼は、その安定した暮らしとは
全く別の夢を抱いていました。

そして当時の上司に、
「インターネット上で
本を販売するビジネスを考えている」
というアイディアを相談したとき、
「アイディアは素晴らしいと思うけれど、
48時間じっくり考えてみてはどうか」
とアドバイスされ、
使ったのが
このフレームワークだったそうです。

(ベゾスさんがこのことについて
語ったビデオのインタビューは
こちら⬇️からどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=bQWr8ovbxF4&t=7s )

「最後は頭ではなく心で決めました。
80歳になって人生を振り返ったときの後悔を、
できるだけ減らそうと思いました。
人が後悔することのほとんどは、
しなかったことです。
挑戦しなかったことや、
足を踏み入れなかった道、
そうしたものが
いつまでも心残りになるのです」

と言う通り、 ベゾスさんは
その後、アマゾンを創業しました。

彼はまだ80歳にはなっていませんが
きっと、80歳になった時
インターネットを使った
全く新しいビジネスでの起業について
「あの時やっておけばよかった」
という後悔はないでしょう。

。。。私も
イギリスに暮らして21年経ってみて
あの時、勇気を出して
本当に良かったと思っています。

もちろん、ここでの生活では
泣いたこともたくさんあったし、
孤独を感じたこともあったし、
悔しかったこともあったし、
怖い目にもあったし、
けっしてすべてが
“ハッピー😊ハッピー😁” だけの毎日では
ありません。

それでも、80歳になったとき
後悔は少ないはずだと
今は思っています。

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マミータからの質問:
80歳になったとき
後悔が少ない人生を選ぶとしたら
あなたは今、何をしますか?
👇 コメント欄で教えてくださいね。
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*コーチ・マミータのプロフィール
The 21st Century Creative LTD. ダイレクター
ライフコーチ/ビヨンドコーチ
同志社大学文学部 美学及び芸術学専攻卒業

新卒時から雑誌編集者に憧れ、出版社勤務をめざす。 100通以上の不採用通知ののち、ようやく雑誌編集者になれたのが26歳。 以来、編集者として1000名以上の著名人へのインタビューをはじめ、 各業界トップクラスのプロフェッショナルの方々と仕事をする。 2000年シニアエディターとなり、編集業務以外に編集スタッフのマネージメントにも携わる。 編集を手がけた歌人俵万智さんの書籍『花束のように抱かれてみたく』は 発売5ヶ月で5刷に。

2003年に渡英。英語力はカタコト程度だったが、 ロンドン大学外国人学生のための英語コースで、何度も泣きながらレポートを仕上げる経験を経て、英語でインタビューをして仕事ができるようになる。

イギリスを拠点に編集者・ライター・レポーターとして 書籍、雑誌、ウェブマガジン等への寄稿、ラジオ番組への出演などに携わる。 朝日新聞デジタルでは『ロンドンジャーナル』連載。 英国ニュースダイジェストでは、5年以上にわたる コラム『英国の口福を探して』を連載した英国料理とお菓子の研究家でもある。

現在も自身がコーチングを受けてチャレンジしつづけつつ、ハイアチーバー、ハイパフォーマーの方たちが、鎧を脱いで本心を話し、勇気を取り戻す安心安全の場所と時間をコーチングセッションで提供。 クライアントの方々が 「自分を大切に、本当の自分で人生を生ききる」ためのサポートをしている。


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