「キャリアとは生き方」という言葉を受け止めて、自分のキャリアを肯定的に振り返ってみる。キャリアを通して自己紹介【前置き編】
私は昨年2022年4月からコーチングを学んでおり、それが間接的なきっかけとなってnoteを投稿するようになりました。今までにも何度も登場させていますが、そのきっかけを書いた一番始めのnoteを、まずは紹介しておきます。
いつか、そろそろ、近いうちに、今まであまり触れていなかったコーチングのことも書きたい気持ちが膨らんできていますが、もうちょっと見送りまして・・・。
今は、コーチングを続けることで、私自身を含め多くの人に共通する悩みであると感じた「キャリア」に関して書きたいと思います。
私にとって「キャリア」とは?
「キャリア」というカタカナ英語を日本語に言い換えてみると、一般的には「経歴」や「職歴」という言葉が浮かぶと思います。
私は自分の「経歴」や「職歴」に関して、コンプレックスを抱いています。「劣等感」と「愛着」がない交ぜになったような気持ちです。恥ずかしくもあり、誇らしくもある。複雑な気持ちです。
この複雑な気持ちを「キャリア」の意味を元にひも解いてみると、その複雑さが少し整理されます。
キャリアの意味の「個人が職業や仕事において経験し、成長していく過程」という部分にフォーカスすると、私は自分のキャリアを誇らしく思います。
一方で、「特定の分野での専門的な知識や技能を持ち、その分野で働くことも意味する。例えば、医師や弁護士、教師などは特定のキャリアを持つ職業」という部分にフォーカスすると、劣等感を抱きます。
私は今まで、何か専門的な知識や技能を必要とした「肩書」の職業に就くことがなかった(就きたかったかどうかはともかく)ことに劣等感を抱き、一方で今まで自分が就いてきた仕事において「経験」したことに誇りを持っています。
なぜ、そのようなコンプレックスを抱えているのかについて議論を始めると、大きく深い沼に嵌ってしまいますので、ごくごく簡単な理由をひとつ挙げてみます。それは、私ではない誰かに対して私のキャリアを話すときの「分かりにくさ」です。
「肩書」は一言で説明がつきます。分かりやすいです。「経験」はある程度の語りが必要になります。分かりにくいです。私は誰かに対して自分のキャリアを話すときに、その分かりにくさに強くコンプレックスを抱くのだと思います。
なぜなら、私のキャリアは一言では到底説明のつかない複雑さがあるからです。まあ、転職が多いとか、就業期間が長くないとか、海外にいたとか、そういうことなのですが。
自分が誇りと愛着を持っている「経験」について誰かに話すには、ある程度の語りが必要になり、分かりにくさがあり、「分かってもらえないのではないか」という不安が生じます。そこで「肩書があれば・・・」という劣等感が生まれるのだと思います。
ここで、今現在いわゆる「無職」である私の別のnoteを紹介します。「無職」というひとつの肩書についての葛藤についての話です。
「キャリアとは生き方である」という言葉
さて、少し視点が変わりますが、私は先月から「キャリアカウンセラー」になるべく職業訓練を受けています。コーチングセッションを重ねることで、上にも書いたように「キャリア」に関しては私自身を含め多くの人に共通する悩みであると感じたからです。
キャリカウアンセラーの学びは、いわゆるキャリアコンサルティングの学びに共通していて、キャリア理論、カウンセリング理論、行政による各種就職支援制度、等の少々難しくて退屈なこと(注・私にとって)が中心となっています(今のところ)。
これまでの学習期間で強く印象に残っているのは、講師の方からの「キャリアとは生き方である」という言葉でした。「生き方」とは、また曖昧な表現ではありますが、まさに「職業や仕事において経験し、成長していく過程」なんだと感じる表現でした。
自分のこれまでの「経歴」「職歴」を「生き方」と表現されると、「経験」という表現に勝る肯定感があると感じます。「キャリアとは生き方である」という言葉は、とても強い肯定感に満ちていると感じます。
私の「キャリア」を紹介するということは、私の「生き方」を紹介するということになります。それはそれでまた別の葛藤が生まれそうになりますが、ここは思い切って自己開示をしていきたいと思います。
私の「キャリア」についてはこの後の投稿にて
というわけで長い前置きを経て、私のこれまでの「キャリア」を紹介したいと思います。・・・が、次の記事にします! 前置きのつもりが長くなってしまったし、この先のキャリアの紹介もまた長くなりそうなので!
ここまでお読み頂きありがとうございます。ぜひ、次の記事もご覧頂けると嬉しいです。
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今回の冒頭の写真はカナダ プリンスエドワード島に残るヘリテージロードです。舗装されていない昔ながらの姿をそのまま残した道です。見ての通りプリンスエドワード島は赤土の島です。鉄分を多く含んで赤い色をしています。
「道」は「キャリア」を考えるときにふと連想するイメージだと私は思っています。道もキャリアも歩むものですよね。
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