見出し画像

「結婚が怖い」「育児が不安」と正直に言えない女性教員は結構多い。

ライフコーチの蒼井櫻子です。
女性の学校の先生、他人を優先してつい頑張りすぎる女性をコーチングでサポートしています(^^♪

今日もお読みくださってありがとうございます。

▶Instagramにも遊びに来てくださいね。
毎日20時ごろにliveしています。
フォローしてくださると嬉しいです✨


「出産したいけど…」という女性アナ



「出産したいけど…」というタイトルで、アベマプライムのショート動画をたまたま目にしました。


女性アナのコメントに賛否あったわけですが…


正直「その気持ち、わかる気がするんだよなぁ」と感じたんですね。

誰かが代わりに産んで育ててくれるなら 子どもが欲しい
夫婦で協力して…というけど 現実的に女性への負担が重い
今できていることができなくなるのがこわいです

アベマプライム ショート動画「出産したいけど…」(概要)


声を震わせながら、賛否(どちらかというと否が多い)を覚悟して話しているように聞こえました。

案の定、女性からの批判的なコメントが多かったです。


「あなたは稼いでいるから、そんなこと言えるんだ」
「そんな人に子どもを産んでほしくない」


確かに、女性側から見ると極論に聴こえると思うんです。
でもね、これは「男性」には可能なんですよ

「子どもが欲しい」と望む男性。
妊娠期間から出産まで、女性がやります。
育児休暇、男性の取得率は約14%かつ半数は2週間前後(厚労省より)。

教員時代、三者面談に来てくださるのは9割以上がお母さんでした。
緊急連絡先のお父さんに電話すると「妻に連絡してください」と言われました。

彼女のいう「代わりに産んで育ててくれるなら」は、女性にはできないけど、男性にはできることです。
今の日本では、割と簡単にできてしまうことです。


男性が、パートナーの妊娠・出産を他人事に捉えている、なんてことは思いません。

でも、私はごくごく短い妊娠期間(流産)でも、体の変化に戸惑い、「いつも通り」の夫に孤独や将来への恐怖を感じました。

しかも、私は働きたい盛りでの妊娠だったので、キャリアへの不安も大きかったです。


そして、何よりタフな教員生活に「育児」が加わることへの恐怖が大きかったです。仕事最優先の夫との連携がうまくいく気もしませんでした。
(自分も仕事最優先だということに、まだ気づいてなかった)

Instagramのフォロワーさんやクライアントさんにも、同じような思いをもつ方がいらっしゃいました。



今回は、少ない経験ではありますが、結婚・妊娠・流産・不妊治療を経て、こうすればよかったかなと感じたことをまとめてみます。

パートナーとしっかり会議をする。


今は、します。テーブルをはさんで、カンペを見ながら話します。

たとえば、夫との家事分担について。


私が教員をしていた当時から9:1(夫は洗い物係)です。
掃除、洗濯、買い出し、料理、ペットの世話、町内会の出席等々。

10~12時間は普通に働き、長時間の通勤(コロナ禍のため、結婚直後に購入した車が1年半納車されず、電車通勤)。
私は家に殺されると思いました。

実際は「女性はこうあるべき!」という私の固定観念が、自身を追い込んだわけです。夫と話すのを避けていたのは多分、私です。
流産後、鬱が再発したのも今はよくわかるんですよね。


卒業式。しばらくして、妊娠がわかりました。



さらに、子育ての話。
保育園の送り迎えの分担以外は話し合いゼロ。

気が早いと思われても、妊婦生活を安心して送るには早く会議をしておけばよかったです。

夫は仕事柄土日も出勤、かつ帰りが遅い。
行事、お出かけ、習いごとの送り迎え…全部私だろうな。
平日も、さらにしんどくなるなぁと。

そして、私が「働きたいから、妊娠はもう少し待ってほしい」と言えなかったのも不安の原因だった気がします。

特に教員は1年単位で動いているので、妊娠のタイミングは難しい問題
担任を途中で外れる、または年度当初から担任から外れるというのは、働きたい盛りの私には現実味がありません。
当時、私は「出世欲の塊」みたいな教員でした(;^_^A


日常会話ではなく、議事録をとるレベルで、はたまた交渉するレベルで。
パートナーと細かく話しておくとよかったです。


こんなふうにかっこいいキャリアウーマンやりたかった。

答えのでないことに耐える力(ネガティブケイパビリティ)


働きたい盛りに妊娠してパニックに陥り、きっつ~い悪阻に耐えられず、毎日キレたり泣いたりと精神が不安定だったとき。


コーチングの先生から教えてもらったのが
【ネガティブケイパビリティ】


私が教えてもらったのはこちら。


答えがすぐ出ないことに耐える力のこと。
何冊か出版されているので、読んでみるといいと思います。


学校では問題解決能力が注目されがちだけども、すぐに答えを出せることは世の中には少ないです。


問題が解決するまで、じっと耐えてできることをやるという期間が当然あります。
世の中のほとんどは、研究と同じ。
結論を出すまでに時間がかかるんです


私の場合は、妊娠と仕事とどう折り合いをつけるか?ということ。
その話を知っていたら、もう少し落ち着いて向き合えていたかもしれないと感じたりします。

今できることを淡々とやるほうが気が楽です。
何もしないのではなく、材料集めを続けたり、根気よく考え続けることもできたような気がします。


いずれにしても、一人で考えるだけじゃなくてパートナーと一緒に怖がらないで話すことが重要なのだろうなと感じています。


生き方には答えが無数に存在するものです。
誰かに押し付けられるものでもないし、従わなければと思うものでもない。

自分で、自分たちで、しっくりくる答えを根気よく探していくことが必要なのかなと感じました。



無料セッション、ご参加ください(^^♪

セッションすればするほど


「もっとたくさんの方とお話ししたい」
「コーチングというサポートをもっと広げたい」


こんな思いで、ときどきやっている取り組み。
昨年40名以上の方にご参加いただいた企画です。

▼画像をタップすると【予約フォーム】に飛びます。

もっと生きやすく、働きやすくなりたい
職場や人間関係の悩みを解消したい
身近な人には言えない思いを吐き出したい
考えを整理するのを手伝ってほしい


テーマは何でも構いません。
学校の先生でなくても大丈夫(女性限定)!


私がお願いして受けていただくものなので、セールスは一切いたしません。
お気軽にご参加ください。

予約フォームはこちら


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?