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時間が経つのを忘れるほど集中できる「ゾーン」の作り方 5ステップ

はじめに

仕事に没頭できる時とできない時、仕事に熱中している人としていない人。
最高のパフォーマンスができる人できない人。
これにはどんな違いがあるんだろう。そんな疑問から、スポーツ心理学をベースとした「ゾーン」への入り方を学びました。一般的には「ゾーン」と言われますが、心理学では「フロー」と言います。この記事では、「フロー」という言葉を使い解説していきます。

「フロー状態とは」


スポーツでよく聞く「ゾーン」の事。選手が「フロー状態」に入ると、
集中のレベルを通り越し、最高の気分、普段以上のパフォーマンスを発揮できる状態です。スポーツ以外にも、芸術や仕事でフロー状態になると、集中力、創造性、生産性の高い作業が可能となります。
 
今回は、スポーツ心理学の先生から学んだことを、わかりやすく日常に置き換えて、さらにまとめた状態で解説します。
 
まず、フロー状態(ゾーン)を提唱したのは、アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイ氏です。彼は「幸福」「創造性」「主観的な幸福状態」「楽しみ」などの研究を行いました。彼のフローモデルによるメンタルステート図はこちら。
 

メンタルステート図


有名な心理学者は彼ですが、他にもスポーツ選手の研究からスーザンジャクソンさんも研究され、豊富なスポーツ選手へのインタビューからフローを解明されています。
 
フローに入り続けるということは時間を忘れ没頭できるという事であり、
普段の仕事や、目標達成への行動に取り入れられると、高い生産性と本来持っている自分の創造性(パフォーマンス)が発揮でき、いち早くゴールに行けることになります。
 
 

フロー状態への5ステップ


1.チャレンジとスキルのバランス

まず第一条件として、「チャレンジ」「スキル」のバランスが取れていることが大切です。シーソーでいう6:4くらいの状態と言えます。やり遂げられそうもない難易度の事だと、ストレスを大きく感じ、簡単すぎると退屈になります。大きな目標を置くことが悪いことではなく、「そのために何をしよう」と行動目標を細かくしていき、自分のスキルの少し上を設定していくといいでしょう。
 
 

2.明確な目標



フロー状態に入るためには明確な目標が不可欠です。どこに向かっているのか分からずに行動していると、行先を失います。普段の仕事であったら、チームの仲間や上司と目標を明確にし、どう進めばいいかを理解します。自分の目標(ゴール)であった場合(例えば副業で稼げるスキルを身に着けたいなど)は本音の目標設定をし、そこに向かいましょう。
自分の前進しているとわかるとフロー状態にも入りやすくなります。
 

3.セルフトーク



自分は普段どんなセルフトークをしているでしょうか?
セルフトークによっては自信を感じられたり、やる気を失ったりします。

1日のスタート、どんなセルフトークをするでしょう?
あなたは調子のいい時どんなセルフトークをするでしょう?
うまくいかない時どんなセルフトークをするでしょう?

「自分を信じる」「自分はできる」と強く思えるかも重要になってきます。
そしてそれは、セルフトークにより、作っていけます。
鏡の前でのセルフトークも「もう一人の自分から言われている」と認識し、効果的です。
 

4.体調管理、環境



デキるビジネスマンに筋トレ好きが多いのは、自分の体調をしっかり管理しているからでしょう。スキルがあっても最悪な体調だとパフォーマンスは上がりません。常に体調に気を使いましょう。
そして環境も大切です。周りがうるさい、椅子が合わない、普段の仕事道具でない。周りが掃除、整理整頓されていない。など環境を整える工夫をしましょう。
オススメは、起きたらベットを整え、窓を開けること。1日の始まりの行動目標として組み込むと、その後の行動もスムーズいくからです。そして窓を開けることで空気の入れ替えができます。夜に溜まった空気を出し、リフレッシュしてスタートできます。
 

5.覚醒水準



覚醒水準とは「適度な緊張感」のこと。
スポーツならイメージがつきますが、仕事となったらどうか?
僕はチャレンジな予定を組む。がいいと思います。
例えば、部署での社内プレゼンの時間をつくる。大きな取引先にアポイントを取る。自分の企画発表をする。会ったことのない会いたい人に会いに行く。など、適度な緊張状態を自らつくることで、それまでの作業に没頭できるのではないかと考えます。自分の持っているスキルを発揮する場でもある為、「フロー」に入りやすくなります。
 
 

まとめ


1.チャレンジとスキルのバランス
2.明確な目標
3.セルフトーク
4.体調管理、環境
5.覚醒水準

どれもすぐに行えることばかりだと気づきましたか?
これまで説明した5ステップを踏まえて、あなたの2023年の目標に向かってみてください。

そして最後に1つアドバイスがあります。それは、「1人でやるけど1人じゃない状況を作る」のも重要です。行動しフロー状態で仕事をするのはあなた自信です。しかし、協力してくれる仲間をつくる。同じ熱量の友達を持つ。これは環境をつくる上で大切な要素になります。ぜひ1人ではなく、多くの人たちと関わりながら目標を達成してみてください!

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