コーチングの書籍紹介 『マインドの教科書』
開拓社より『マインドの教科書』(田島大輔 著、苫米地英人 監修)が発売されました。
著者の田島大輔コーチは、私のパーソナルコーチングの師匠でもあります。
この記事では、私が本書を読んで感じた本書の特徴を紹介します。
TPIE (Tice Principles In Excellence)
本書では、ルー・タイス氏と苫米地英人博士が創ったセルフコーチングプログラム TPIE(Tice Principles In Excellence)の内容に沿って、21のマインドの原則(プリンシプル)が解説されています。
マインドの仕組みやコーチング技術の解説だけでなく、それらを日常生活に落とし込んでいくための50個の実践ワークも紹介されています。
コーチングに初めて触れる方や、入門書を読んでみたけどイマイチ腑に落ちなかったという方にとっても、非常に取り組みやすい内容だと思います。
マインドの原則(プリンシプル)
ルー・タイス氏や監修者の苫米地英人氏の著書を含め、マインドの原則を中心に解説がなされている書籍は私の知る限り本書が初めてです。
裏表紙にも記載されている21の「マインドの原則」を理解し生活の中で実践していくと、人生は大きく変わっていきます。
本書はマインドの原則を軸に据えることで、コーチングを「理解する段階」から「使える段階」へ読者を導いてくれる内容になっていると感じました。
コーチング用語集
30ページを超える巻末のコーチング用語集では、用語の定義に加え、他の用語との関連や実践への活かし方も解説されています。
用語集だけでもコーチングの全体像が把握できる内容になっており、コーチングの巨大な体系の「地図」にもなっています。
オリジナルの図解
要所に挿入されている図も、この本ならではの重要な内容です。
言葉による説明だけでは理解しづらい、あるいは誤解しやすい内容が、図を見れば直観的に理解できるようになっています。
図を見た後では、抽象度やコンフォートゾーン、セルフトークといった主要な概念の印象も大きく変わると思います。
どのページを開いても毎回新たな発見や気づきがあり、今後も手元に置いて、繰り返し参照することになる本だと感じています。
初学者からプロコーチまで、教科書としてずっと使っていける一冊です。
TPIEプログラム
リバティーコーチング株式会社