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「ぼく、お兄ちゃんだから」

「ぼく、お兄ちゃんだから!」
最近、3歳の長男が時々言う言葉。
私はこの言葉を聞くと、少し複雑な気持ちになります。
 
「お姉ちゃんだから、私がガマンしなきゃ」
「お姉ちゃんだから、妹と遊んであげなければ」
「お姉ちゃんだから、妹を守ってあげなければ」
「お姉ちゃんだから、妹の手本でいなければ」
「お姉ちゃんだから、お母さんに迷惑をかけてはいけない」
 
そんな風に思っていた子どもの頃
(いや、今もなお、結構そう思っている…)
を思い出すからです。
 
 
いつもいつも、どこに行くにも私についてくる妹を見て
「金魚のフンみたいだね~」と母は笑っていましたが、
私はげんなりしつつ、
「お姉ちゃんなんだから」とガマンしていました。
 
大きなケーキは妹に譲らなければ大喧嘩になるので
「小さめのものでいっか…」と思っている私の前で、
何も考えずに一番大きいのに手を出す
マイペースで空気を読まない父には
「こ、こいつ…!!」と思ったりもしていました。
 
 
そんな子ども時代だったので、
長男には絶対「お兄ちゃんなんだから」
と言わないと決めていました。
 
だけど、その言葉を使わなかったとしても
次男のお世話を長男に頼ることはあるし、
「○○くんは赤ちゃんだからね」と擁護して
弟を優先することは多々あって…
 
パパがいる日は甘えたりワガママ放題な長男ですが、
私だけのワンオペな日は
おとなしくしていたり
素直に布団に入って寝たりするので、
3歳でも気を遣っているのがわかります。
 
偏ったコミュニケーションにならないように
気をつけてはいるものの、
【家族】というコミュニティの中では、
どうしたって
「お兄ちゃんはお兄ちゃん」なのです。
 
 
保育園でも、長男のクラスに
弟のクラスの子どもたちが
合流して遊ぶことがあるそうなのですが、
 
先生にも「●●くんのお兄ちゃん」として
見られるのがイヤなようで、
合流した時はふてくされているとのこと。
 
私も学校で妹と比べられたり、
お姉ちゃんとして見られるのイヤだったな…。
 
 
そう考えると、家や学校以外で、
「お兄ちゃん」ではなく
一人の「○○くん」として見てもらえる時間、
話を聴いてもらえる時間は
とても貴重なのではないでしょうか。
 
それが実現できる一つの場所が
「たいわ室」なんじゃないかと思います。
 
家族や先生ではない立場の大人が
自分だけに向き合って話を聴いてくれるなんて
なかなかないですもんね!
 
息子が小学生になるまで、
そしてもっとその先まで
「たいわ室」が続いてくれたらいいな。
 
 
私の住むつくば市、つくば市教育委員会様も
後援してくださっている「たいわ室」のチラシなどを
「たいわ室オリジナルバッグ」で
お届けに行きたいと思います!
 
一人でも多くの子どもたちに
この活動が届きますように。
 

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クラウドファンディングに挑戦中!

 
残り4日です!
ご支援の程よろしくお願いいたします。
 
▼クラウドファンディングのページはこちら
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