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子どもに"子ども"を経験させてあげたいから【わたしがコーチングを学び続ける理由】

毎月、スマホの壁紙を『Canva』というアプリで自作している。

今月も一応作っていたのだけど、6歳長男とのやりとりで「これは壁紙に残して毎日見れるようにしたい」と強く思った出来事があって、先日またゼロからせっせと作り直していた。

備忘録じゃないけれど、ここに載せておこうと思う。

いそいで
おにいちゃんに
ならなくていいんだよ

文字が書けなくても
計算ができなくても
ほんとうのところはいいんだよ

あなたが
元気で笑っていてくれたら
それでいいんだよ

子ども時代には
いっぱい甘えて
いっぱい受けとめてもらえた
そんな経験でいっぱいにしてあげたい

そのために
わたしはコーチングを学び続ける

自然と浮かんだ言葉をスマホの画面に文字をタタ―っと打ちながら、自分でも 納得 というか ストンと腑に落ちたような感覚があった。

そうね
わたしは 子どもに ”子ども” を経験させてあげたいのだな
だからコーチングを学び続けているんだな

 "子どもを経験させてあげたい" なんて曖昧な表現だけれど、それはひとえに

いっぱい甘えて
いっぱい受けとめてもらう体験で満たされること
と、わたしは定義しているのだな、

と。



0歳児を抱っこ紐で抱っこして 6歳長男を幼稚園にお迎えに行き、手を繋いで帰宅した先日。

長男には、帰宅したらすぐお風呂に入ってほしかった。
(湿疹が出ていて、皮膚関係については超絶あれこれと気を巡らしているところ)

ので、入りたくない! という長男に向かっては
(本気で入りたくないわけじゃなくて、ただ 言ってみたかっただけ みたいだったのだけど)
最終的に(何度もやりとりありw)
「入ってきてYO!」と言い放ち行動を促しつつ、

1時間以上抱っこ状態でしんどかったであろう次男には、床におろしながら「はい、しんどかったね~おつかれさまでした」と声をかけていた。

すると長男がぽつり。

「ボクが〇〇ちゃん(=次男)だったらよかったのに」、と。

瞬時に察した。

もっと優しい言い方で言ってほしい。
ボクにも赤ちゃんにするようにもっと優しくしてほしい。

そういうことなんだろうなぁ、と。

もうこれは長男に謝り。そして、思った。


おにいちゃんを頼りにしてるから、いつの間にか無意識のうちに、おにいちゃんのことをイコール "赤ちゃんを一緒に育てる仲間" のように思っちゃってたところがあったよね。

ごめんね。仲間じゃないよね。
おにいちゃんもおかあさんの子どもだもんね。
おにいちゃんもまだまだ甘えたいよね。

できる事もたくさん増えたし、口も達者になってきたから 負かされちゃうこともあるけど。でも。それでも。

根っこの部分はもっと甘えたいよね。
強く言われたら傷ついちゃうこともあるよね。

無理におにいちゃんになろうとしなくていいんだよ。
おかあさんも 甘えてほしいとおもってるよ。

今みたいに、
寂しいとか 悲しいとか そういう気持ちも
言葉にして伝えてほしいんだ。

おかあさんやおとうさんに気持ちを伝えられるって
とってもすごいことだと思う。
おかあさんは小さいときになかなか出来なかったことなんだ。



3歳 4歳 5歳と成長するにつれて、自分のことを「俺」と言ってみたり、一人でお風呂に入りたがろうとしたり、一人で習い事の教室に行きたがったり。

そうやって 少しずつおにいさんになっていく様もありつつ、よしむら家の王様として君臨し わがままっぽい場面もあったりしつつ。

はて、弟がうまれたら彼はどんな風になるのだろう? 
どんな風にふるまうのだろう? 

と楽しみだったけれど、想像以上にわたしに甘えてくれるようになった。

というか、

以前よりも より素直に きもちを表現してくれるようになった、

といったほうがもっとしっくりくるかもしれない。

もしかすると、赤ちゃん返りと言われるようなシーンもあったのかも。
(わたしが 赤ちゃん返り認定 をしてないだけでw)

けれど、不思議とそこについて嫌だという感情は今は全くなくて、「え、そんなふうに甘えてくれるの!?あら、そうなの!?(キャww)」くらいに、今はただ 嬉しい。



この 嬉しさ を感じられるかどうかは、確実に、わたしにとって精神の状態をはかるバロメーターになっている。

いつもいつも、甘えられて嬉しい、なんて言ってられないと思うから。

それも分かってるし、事実 そう なのだから。

けど、でも。

できるだけ受けとめてあげられる状態でいたい。

だからこそ、コーチングを学び続けている。
大切な人を 出来る限り 受けとめてあげられる。
そんな自分でいるために。


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