腹を割って話したことで気づいた悪いクセ
ネット上で知り合った人と揉めたのは、これが初めてかもしれない。
もしかしたら読んでくださった方もいるかもしれないが、最近特定の人に当てた暴走記事を公開し、私から喧嘩を吹っかける形で相手方にもかなり嫌な思いをさせる結果となってしまった。
この時は本当に一方的に私が暴走しただけなので相手方名前を出しはしなかったのだけど、この記事を公開した後、ZOOMでしっかり腹を割って話し合って仲直りし、記事を書く了承を得たのでお名前を出させていただく。
相手方は虹倉きりさんという方で、主に私の趣味の朗読やお仕事として受けている宅録ナレーション関連でお世話になっている。
今回のゴタゴタの詳しい経緯については虹倉さんがまとめてくださっているので、何があったか知りたい方はこちらをご覧いただければ、一発で全てを理解することができると思う。まとまりすぎてて逆に面白かった……。
じゃあお前は何を書くのかという話だが、私は今回の問題が起きた主な原因と、個人的な反省について書いて行こうと思う。
問題が起きた原因はなんだったのか
話し合いの中で、今回の問題を起こした一番大きな原因が判明した。
それは、それぞれの優先順位が真逆だったということだ。
私は「言葉遣い」や「言い回し」にこだわってしまうところがあるので、「話の内容」の良し悪しに関係なく、引っ掛かりを感じてしまった。
しかし虹倉さんは「話の内容」を重要視しており、「言葉遣い」や「言い回し」には全く関心がなかった。
私としては、虹倉さんの言い分もわかっていた。話の内容としてはいい方に進んでいったのだから、そこを評価すべきというのはわかる。でも、どうしても言葉に引っかかって、しつこく食い下がってしまった。
虹倉さんとしては、私が引っかかっていた「言葉遣い」や「言い回し」にそもそも違和感を持っておらず、私がなぜそこまで過剰に反応するのかというところで引っかかっていたようだった。
このちょっとしたすれ違いが、最終的に虹倉さんいうところの「冷戦」状態まで広がっていってしまったというわけだ。
抽象的で分かりにくいかもしれないので簡単に食べ物で例えると、私は盛り付けに強い関心を持っていて、虹倉さんは味がおいしいかどうかに関心を持っている状態。
私は「味はおいしいけど、もうちょっと綺麗に盛り付けられないのかな」と思っているが、虹倉さんは「味おいしいし別に盛り付けひどくなくない?」という感じで、完全に私の神経質なところが裏目に出た形になっていた。
そもそものところで言うと、原因となった出来事の当事者は虹倉さんだ。だから、私が本来口を出すようなところではない。なのに私がわざわざその件について取り上げたことによって、ややこしいことになってしまった。
大暴走からの大反省
そもそもこれは、私が勝手に口を出さなければ起きなかったことだ。
口を出すにせよ、「あの件に物申す!」みたいな感じでなくても記事を書くことはできたはずだ。
なんというか今回のことは、私が消えかかった火種に要らぬちょっかいをかけて少しずつ大きく育てていった感が否めない。仕上げにガソリン代わりの暴走記事で大爆発を起こしてしまった。
虹倉さんにも言われたが、DMでこそっと「それってどういうこと?」とか「それやめてくれません?」とか言うことはできたよねと言う話で、まさに仰るとおり、ぐうの音も出ない。
なぜ本人に言わずに記事を出して大暴走しまったかと言えば、頭に血が上ってしまったという一言に尽きる。「そっちがその気ならこっちもやってやらぁ!」って感じだ。
アンガーマネジメント頑張ってた割にはお粗末な結果になっているし、ここぞと言う時に怒りを我慢できないのはまずい、ただただ反省。
しかしこれも私の勘違いで、虹倉さんは陰口叩いてやろうなんて気は一切なく、「もう終わった話だからしてもいいよね」という感覚だったそうだ。
ほぼ私の勘違いでことが大きくなっていった感じなので、本当に虹倉さんには申し訳ないと思っているし、こんだけのことをしておいて関係を終わらせないでいてくれた虹倉さんには感謝しかない。ありがとうございます……!
もしもの話
思えば、過去、私の大暴走により関係が切れてしまった人が何人もいる。
私が一方的に関係を断つパターンばかりで、最後にしっかり話し合った結果「やっぱり許せねぇ!」となって関係が切れたことは一度もなかった。
相手の意見なんて聞くまでもなく、言動を勝手に解釈して、勝手に相手に悪意があるものと思い込んで、一方的に「もういい!」と切り捨ててきた。
だから、それらの過去の出来事も、もしかしたら今回のようにただ単に私が勘違いして暴走していただけなのかもしれない。
もしかしたら私が思っていた通り相手に悪意があったかもしれないし、虹倉さんみたいに全然悪意なんてなくて私が勘違いしてしまっていただけかもしれない。
もうそれは検証することはできないけれど、ちゃんと話し合って相手の話を聞いてみると言うことをしていたら、切らずにすんだ関係性ってあったんじゃないかなと今は思う。
人の言動を悪い方に捉えるクセがあるので、すぐ相手に悪意を見出してしまう。そのクセが災いして同居人ともそれでかなり喧嘩をしているので、もっとフラットな目で人の言動を捉えられるようになっていきたい。
今回のことは本当に反省すべきことなのだけれど、自分の良くないところを見つめ直すよいきっかけにもなったと思う。良くないところは良くないこととしてちゃんと受け入れて、改善していこう。
最後に、、、
虹倉さん、本当に申し訳ございませんでした!!!!!
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