どうせ離れられないなら、自分のことを好きになりたい
「自分のことは嫌い」だけど「自分のことを大切にできる」というのは、一見矛盾しているように見えて矛盾していないことに気づいた。「自分のことを大切にできるってことは自分のこと好きなんじゃないの?」と思うのが自然だと思うし、実際好きな部分もあるのだと思う。でも、嫌いなまま自分を大切にすることは決して不可能なことではない。人間には、「情」と言うものが備わっているからだ。
好きではなく、嫌いだけど、なぜか見捨てられない存在には、情があるということだと思う。例えば、私の両親は家庭内別居していて、顔を合わせればすぐに喧嘩するけど、何かあったらすぐに駆けつけると思う。嫌いではあるけど、結局大事にしあっているのだ。つまり、自分自身が嫌いでも、情があれば大切にできてしまうということになる。
しかし困ったことに、他人を嫌いなのと違って、自分のことが本当に嫌いになってしまっても、自分からは物理的に離れることができない。
どうせなら、嫌いなまま過ごすよりは、自分のことを好きになりたい。そう思っていろいろやってきたのだけど、自分を好きになるのは本当に難しい。改めて、どうやったら自分を好きになれるのか調べつつ、考えてみることにした。
「自分が嫌い」の種類
一言に「自分が嫌い」と言っても、嫌いには種類があるらしい。
【嫌いのパターン】
・自分の顔が嫌い(容姿コンプレックス)
・自分に自信がない
・自分にイライラする(感情をコントロールできない)
・自分がクズだと思う(自分に価値がないと思う)
・自分がわからない
私の場合、自分がわからない以外のパターンに当てはまっている。容姿コンプレックスは最近弱まってはきたけれど、人と会ったり話したりすると容姿コンプレックスが強まる。それに、自分に自信がない。自分にイライラするし、感情をコントロールできない。人に迷惑ばかりかけているから、自分は価値のないクズだと思う。
文字に起こすととても深刻な状態にあるように見える。普段これらのことでそこまで落ち込むこともないけれど、意外と結構根深そう。
自分嫌いを克服するには?
いろいろ調べてみたけれど、結構ざっくりした解決法が多かった。中にはすでに達成しているものや、実行中で効果がみられているものもあったので、達成済みのもの、実行中のもの、これから試すものに分けてまとめてみようと思う。達成済みと実行中については、その効果についても書いてみる。
【達成済み】
・ありのままの自分を受け入れる環境へ身を置く(効果あり)
→自分を肯定してくれる人がいる場所に身を置くのがいいらしいのだが、同居人がいつも自分を肯定してくれるので、達成済みとした。効果は絶大。
【実行中】
・ダメな自分を受け入れる
→noteで自分研究しながら受け入れられるように頑張っている。効果不明。
・自分のやりたいことを思いっきりやってみる(効果あり)
→最近ずっとやりたかった朗読とパステル画を始めた。好きなことをしているときの自分は好きかも。効果は絶大。
・「〇〇であるべき」というレッテルを貼るのをやめる
→自分研究により、自分の中にある差別意識を探る。効果不明。
・NOと言える人間になる、自分の意見を大切にする(効果あり)
→自分研究により、自分の意見が明確になり、NOと言えるようになった。効果あり。
・何かにチャレンジする(効果あり)
→朗読やパステル画にチャレンジした。チャレンジできる自分が好き。次のチャレンジを模索中。効果は絶大。
【これから試すこと】
・同じコンプレックスを持っている人と話す
→話すのはちょっと難しそうだから、同じコンプレックスを持つ人の体験談を読むとかやってみたい。
・他人の悪口を言うのをやめる
→最近言っていないが、あまり仲良くない人と話すとき人の悪口を言ってしまいがち。悪口を言っている自分は嫌いなのでしないようにする。
・他人のことを気にするのをやめる
→他人のことを考えている暇があったら自分のことを考えよう。
・失敗に対して罪悪感をなくす
→失敗したときに助けてくれた人への感謝の記憶に変換する。
・何も考えない日を作る
→趣味に没頭したり、行ったことない場所へ行ったりしてみる。
・特徴のいい面にも目を向ける
→ポジティブに言い換える。 例:こだわりが強い→芯がある
・変えられるところに目を向ける
→変えられないところは受け入れ、変えられるところを努力する。
・人に頼る、相談する
→同居人とかに相談してみる。自分の好きな面に出会えそう。
こんな感じかな。まだまだ試していないことがたくさんあるから、自分を好きになるためにいろいろ試行錯誤してみようと思う。
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以下の記事を参考にさせていただきました。
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