「マルチタスクがしたい!」(広報の)仕事の質と量を上げる方法
こんばんは。クロスメディアグループの広報、濱中です。
先日、他社の広報の方々と交流する機会がありました。
そこで明らかだったのは、他の広報さんたちがネタ探しや、メディアにどう取り上げてもらうかをメインにお困りだったのに対し、私の場合は発信するネタはあるもののそれをうまく選んで発信しきれていないこと。
4つのグループ会社をもつ企業広報として、幅広く事業を展開しているので、常に「ネタがきれる」ということはありません。しかも、どれもこれも本当に心から私が「すごい!この商品(サービス)で、どれだけの人の役に立てるだろうか…」と思えるものばかりなのです。
私はもともとクロスメディアの4つの事業内容(出版、マーケティング、デジタル、アクティブヘルス)が、自分の興味のある分野だったことと、クロスメディアの掲げるビジョンに共感して入社にいたりました。そして、予期せず広報というお仕事をいただきました。
そんな4つの会社のグループ広報は常にアンテナをはっていなければなりませんし、各社の人たちと色んなプロジェクトに関わることが大切です。
色んなプロジェクトを同時進行させる、いわゆる究極のマルチタスクが当たり前の日々です。
「タスク」と捉えるから苦しくなる
マルチタスクに対するネガティブな意見はよく聞きますよね。私はそんな意見に振り回されることもありました。
「マルチタスクがミスの原因?!」
「できるだけシングルタスクにすべきなのかな…」
「このオファーは断るべきだったのかな?」
仕事を依頼されるのは嬉しいことですし、自分が挑戦したいと思ったことでも、マルチタスクになってしまうのが良くない気がしてしまうことがありました。
それがだんだんと自分に限界をつくってしまう原因になることも。「こんなにやりきれる気がしない…」「自分がイエスと言ったのに…」
「マルチタスク」と思えば思うほど、自分の仕事に対する「やりたい」が「やらなきゃ」になり、何から手をつけたら良いかわからなくなる。そしてなんだか重たく感じてしまう。そんなサイクルに陥ってしまうこともありました。
そこで考たんです。なぜ私は「タスク」と捉えているのだろうか?と。
私がいただいたオファーや、自分がやると決めたことは全部自分がパッションをもっているものです。(なぜならクロスメディアで働いていること自体がパッションだからです。)それなのにいつの間にか自分のやっていることが無機質になっていたことに気付きました。
その原因はたったひとつ。そこに関わる「人」の存在をしっかりと見出していなかったからです。「効率化」や「プロジェクト進行」に気持ちがいってしまうのは仕方がないことかもしれません。しかし、そこに気持ちがなければ良いものは生まれません。
マルチタスクは言い換えると、マルチコミュニケーションだと私は思っています。すなわち、マルチタスクをすればするほど、それだけ多くの人と関われるということです。
自分の器を大きくするために
社長の小早川さんはいつもクロスメディアの人を大事にしています。なので採用にも一緒に力をいれて色々と取り組んでくださっています。
そんな小早川さんが以前に「自分の器を大きくするために、たくさんの人と関わっている」という話をしてくださいました。そのときに私は「自分という人間を磨くために、できるだけ多くの人と心開いて関わっていこう。多くの人の役に立てる仕事をさせていただこう」という気持ちになりました。
どんな「タスク」も実は見えないだけで、そこに関わる人が必ず存在します。いま取り組んでいることで誰を笑顔にできるだろうか。誰を喜ばせられるだろうか。そう考えるだけで、マルチタスクの質も向上します。何もかもが楽しく感じるので、もっとマルチに行動したくなる。そして一つ一つが大切に思えるので、質も自然と高くなります。
クロスメディアのグループ広報として、マルチタスクができる環境を心から有難いことだと思っています。これからもますます、ひとりでも多くの人にポジティブなエネルギーを届けられるように、広報活動に励んでいこうと思います。
マルチタスクに関することで、ご感想やご意見ございましたら、ぜひお聞かせください。今回もお読みいただきありがとうございました!
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