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まもなく開催!コンテンツマーケティングの「学園祭」イベント。 気になるセッションは?#CM_Day2020

Content Marketing Academyでは、2020年11月18日~20日の3日間、コンテンツマーケティングの「学園祭」と称したオンラインイベントCONTENT MARKETING DAY2020~直感と理性のマーケティング~(CMD2020)」を開催します。

マーケティングの第一線で活躍している方や、国内外のマーケティングに活用できるITツール関係者の方々による、40個のセッションが期間中、無料でご視聴いただけます。

今回は、登壇者のひとりでもあり、Content Marketing Academy講師でもある、コピーライター/クリエイティブディレクターの近藤智子さんに、おすすめのセッションについて教えていただきました。「40もセッションがあるので、どれから見始めればいいのかわからない…」といった時の最初のとっかかりとなれば幸いです。

では、近藤さん、よろしくお願いします!

まもなく開催! 「CMD2020」気になるセッションは?

こんにちは、コピーライターの近藤智子です。
いよいよ来週開催される「CONTENT MARKETING DAY2020~直感と理性のマーケティング~」。オンライン開催となった今年、私も登壇の機会をいただいたのですが、収録時にほかの方々のセッションラインナップをのぞいてみたら興味深いテーマがずらり! 「気になるものがあったら先に観てもいいよ~~」との言葉に甘え、クリエイティブ系で役立ちそうなセッションをいくつかプレ視聴させてもらいました。どれを観ようかな?と迷われている方や、制作の話に興味がある方、参考にしてみてください。(なんせ3日間で40本もあるので……!)

「オウンドメディアってなんだっけ」という初心者に

1本目は、株式会社はてなの磯和太郎さんによる「サスティナブルなオウンドメディア運営を実現するための視点」

< 予告編動画 >

コンテンツマーケティングにおける顧客コミュニケーションの場としてオウンドメディアを立ち上げることが多いと思いますが、オウンドメディアってなんとなく、自社ブログとか記事のアーカイブサイトみたいなのを思い浮かべますよね。でも今や、その概念はデジタル以外にもリアルな場も含めた概念へと広がっています。そうしたトレンドやこれから必要になる視点について、具体的な事例も出しながら話してくれるのでとてもわかりやすくて勉強になる! オウンドメディアについて知りたいならこれ1本で大体のことが把握できるのでは……? というくらい、基本的知識から参考事例、戦略立案時のポイントまで網羅的に話してくれます。

個人的にはこういうことを一通り知っていると、たとえばクライアントにオウンドメディアを提案するときの企画づくりにも役立つよなと感じました。その話、企画書に使ってもいいですか……と何度思ったか(笑)。プランナーさん、ぜひ観てください。

ちなみにこのセッションで最も印象的だった台詞は、「書かれていない戦略は存在していないのと同じ」。サスティナブルな(=続く)オウンドメディアをつくるにはまず戦略のドキュメント化を、という話なのですが、必要と思っていてもなかなかそうした下準備はないがしろにされがちなんですよね。運営に関するそうした具体的なアドバイスも聞けますよ。

「おもしろコンテンツは自分じゃ無理」と諦めそうな方に

2本目は、実際にコンテンツを作る際のヒントを探している方におすすめのセッションです。株式会社 Faber Companyの中山順司さんによる「人の心を動かす『独自性の高いコンテンツ』の作り方 —陥りやすいNGパターン&成功への10個のルール—」。(なんかもうタイトルからして、それぜひ教えてください……! ってなりますね)

< 予告編動画 >

コンテンツを作るからにはオリジナルで面白いものを、とは誰もが願うことですが、その「面白い」ってイコール「笑えるもの・ファニーなもの」だと思ってない? 違うよ! というのがこのセッションの基本テーマ。じゃあ何を狙いばいいの??……という答えはぜひ実際のセッションをご覧いただきたいのですが、いやこれ本当に、本当に、そうなんです!

だって、お笑い的なウケだけが顧客に共感と驚きを与えるコンテンツなのかと言えば決してそうではないですし(まじめに作られた、めちゃくちゃ面白いコンテンツの事例もいろいろ紹介されています。特に東海バネ工業さんの事例は必見!)、そう思いこんでしまったら「センスがない自分にはコンテンツはつくれないや」って諦めてしまいますよね。でもコンテンツ作りって、もっとたくさんの人が、もっと多彩な方法でできるもの。それを中山さんは「センスのいらないセンスメイキング」と呼び、どうすれば独自性のあるコンテンツが作れるのか、具体的に10個のルールを挙げてくれています。

もちろん、それらを知るだけで誰でもすぐにコンテンツが作れるかと言われたら、そこにはもちろん経験やある種のセンス(ただしお笑いに限らない)も必要です。が、このルールを知っているのと知らないのとでは、クリエイティブのハードルややりやすさがまったく違ってくるはずです。

ちなみにこのセッションでは「ダメなコンテンツ」の具体的な条件も挙げられているのですが、もっとも印象的だった台詞もその話の中で語られていた「この中で一つでも当てはまったらイエローカード。2つならレッドカード」
日々制作を行う身として、ぐさぐさと刺されるような指摘が満載でした……。そちらもぜひ、配信でチェックしてくださいね。

メディア運営者の孤独に負けそうな方に

最後にもう1本。これも最初の磯和さん同様、オウンドメディア運営に関するセッションです。Movable Typeで有名なシックス・アパート株式会社 の壽かおりさんによる「がんばりすぎず、みんなを巻き込むコミュニティの作り方・続け方—「オウンドメディア勉強会」の場合 —」

< 予告編動画 >

壽さんは1300人以上のメディア運営者が集まる「オウンドメディア勉強会」の発起人。これをご覧になっている方の中にも、すでに参加されている方がいらっしゃるかと思います。2014年のスタート以来積み重ねてきた経験をもとに、コミュニティの立ち上げ方や継続のポイントなどを紹介されています。

別にコミュニティをつくるわけじゃないし……という方も、ぜひ観ていただきたい。というのも私はここに、「運営者/制作者の孤独をどう解決するか」のヒントがあるなと思ったから。
コンテンツマーケティングは成果が出るまでに時間がかかるもの、とはよく言われますが、オウンドメディアも立ち上げてからコンテンツがたまって成果を実感できるようになるまで、それなりの時間を要します。その間、本当にこれでいいのだろうかとか、こういう場合はどうしたらとか、とりあえず誰かに褒めてほしいとか、戦うべき悩みがたくさん出てくると思います。それを解決するには、一緒に悩みや目標を共有できる仲間の存在が何よりなんですよね。

じゃあ、その仲間はどう見つけるか。その仲間と、どうやって学びを進めていくか。「1300人もいるコミュニティのやり方は自分たちには合わないのでは」と思うかもしれませんが、壽さんたちのコミュニティも最初はたった数人から始まったとのこと。“がんばりすぎない”をポイントにした運営のノウハウを紹介してくれているので、まずは身近な人たちとの茶飲み話から始めたらいいんだと気づけます。

これ、組織の枠を超えたコミュニティの立ち上げはもちろんですが、例えば会社内での勉強会やイベント運営など、インナー施策的な場合にも参考になりそうだなと思いました。ほら、会社の中で勉強会やブログ運営する場合、協力者が集まらなくてよく孤独になりがちじゃないですか……。

開催期間中は視聴無料。興味があるものはどんどん観よう!

プレ視聴させていただいたものは以上ですが、この他にもペルソナへの憑依方法やストーリーテリング、マーケターが知っておきたいデザイン知識など、私自身もコンテンツ制作者として聞いておきたいテーマが盛りだくさん。デジタル戦略系のセッションも多く、このあたりもCMDで勉強しておきたいなと思っています。ちなみに私自身は、キャッチコピーのつくり方やコンテンツ発想に関するトークをさせていただきました。こちらもあわせてチェックしていただければ幸いです。

< 予告編動画 >


セッションは期間内なら無料で参加可能。日々コンテンツマーケティングやクリエイティブを実践されている方々のお話が聞ける貴重なチャンスです。「CONTENT MARKETING DAY2020」ぜひご参加ください!

※お申し込みはこちらのページから↓


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