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Cluster Unity Talk vol.1 イベントレポート【11/24】

2022年11月24日。「Cluster Unity Talk vol.1」が開催されました!

「Cluster Unity Talk vol.1」はクラスター株式会社のUnityエンジニアがメタバースプラットフォーム開発におけるUnity開発の面白さについて、ざっくばらんにディスカッションするイベントです。

本記事では、大盛り上がりのイベントの様子をレポート。イベント内のQAやディスカッションの内容を一部ピックアップして紹介します。


今回のイベントの登壇者

1人目は・・・エンジニアリングマネージャーのねおりんさん。
今回のイベントではMCも務めています!

2人目は・・・ソフトウェアエンジニアの獏星(ばくすたー)さん。
エンジニアチームの中ではPlayチームに所属しています。

3人目は・・・ソフトウェアエンジニアのfaidraさん。
エンジニアチームの中ではCreateチームに所属しています。

今回はクラスター社のエンジニアを代表してこの3名が登壇!
アバターやスライドにも個性が出ているのがクラスター社ならではですね!


そもそもクラスター社って?

クラスター社は、誰もがバーチャル上で音楽ライブ、カンファレンスなどのイベントに参加したり、友達と常設ワールドやゲームで遊ぶことのできる国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を展開しています。スマホやPC、VRといった好きなデバイスから数万人が同時に接続することができ、これにより大規模イベントの開催や人気IPコンテンツの常設化を可能にしています。

ミッションは「人類の創造力を加速する」
ビジョンは「バーチャル経済圏のインフラを作る」

「バーチャル丸の内」「バーチャル大阪」のほか、渋谷区公認の「バーチャル渋谷」、ポケモンのバーチャル遊園地「ポケモンバーチャルフェスト」の制作運営など、メタバースを実現し、全く新しいエンタメと熱狂体験を提供し続けています。クラスター株式会社では多くのメタバースイベント事業を実施しています。


クラスターのエンジニアチームの体制

クラスターのエンジニアは「Social」「Economy」「Create」「Play」の4つのチームに分かれています。

▼Social / Economyチーム:User Generated Contents(UGC)のエコシステムをGrowthさせるチーム

▼Create / Playチーム:3D空間そのものの制作基盤と体験を提供するチーム


クラスターの開発フロー

クラスターでは「epic」という 独自の開発フローを採用しています。

まずはロードマップを元にPRDが執筆され、epicがキックオフされます。その後、エンジニアがデザイナーやQAと協力して、リリースを目指すのがざっくりとした流れです。

epicというフローについてはこの記事に詳しく書いてあります。


イベントのディスカッションテーマ

ここからはイベントのディスカッションテーマに合わせて、登壇者3名の回答を抜粋して紹介します!

<ディスカッションテーマ>
・cluster appってどう作られているの?
・Unityエンジニアの仕事内容は?
・仕事の面白さややりがいは?
・社内文化ってどんな感じ?

取り上げきれないディスカッション内容については、ぜひ動画でご確認ください。


cluster appってどう作られているの?

Unityエンジニアのためのオンボーディング資料の作成も担当している獏星(ばくすたー)さんの回答を紹介します。

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獏星(ばくすたー):クラスターのアプリについて2種類の観点に分けて説明します。
まずはUnityプロジェクトの中身を確認しましょう。


左上はC#コードがどう階層化されているかの説明です。また右下のように、コード以外にもprefabやシェーダーなどがプロジェクトの構成要素になっています。

続いてUnityも含めたアプリ全体を見た時の図です。対象プラットフォームによってビルド方法が異なる、サーバーとの通信の中でもリアルタイム通信にメタバースならではの特色がある、といった特徴が挙げられます。

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詳しくはこちらの記事を読んでいただけると分かりやすいかと思います。


Unityエンジニアの仕事内容は?

Unityエンジニアの仕事は多岐にわたります。今回のディスカッションでは、誤解されやすい仕事内容について補足の説明をしました。

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faidra:ワールド制作、アバター制作は実際にエンジニアが作品を作るわけではありません。アバターはプラットフォーム側のCGのデザイナーが作っています。Unityエンジニアの仕事は、制作の基盤をつくるのが役割です。

ねおりん:そもそもアバターはVRMという共通規格を使っていて、内部の最適化をクラスター独自で実装しています。最適化の部分でUnityエンジニアの力も必要というわけです。

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他にもscript engineの実装や開発効率化についても動画内で回答しています!


仕事の面白さややりがいは?

クラスターのUnityエンジニアのやりがいについて、3人の回答をまとめました。

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獏星(ばくすたー):VRはインターフェースや仕組みを作る時の前例がありません。既存の決まっているセオリーに従うよりは、原理原則に基づいて考える必要があります。この前例がないことにチャレンジできるというのが面白いと感じる点ですね!

faidra:私がいるCreateチームはクリエイターさんがどんな風にclusterを使うかにフォーカスして仕事をしています。その中でも新しくclusterを始める人はとても重要で、今までものづくりにあまり興味がなかった人、clusterを知らなかった人でも使いたいと思うサービスを作ることはチャレンジングだなと思いますね。

プラットフォームを作るというと無機質に捉えられてしまうこともあるのですが、clusterの場合、クリエイターさんとの対話や問いかけをかなり多く考えて進めているのでとても面白いです。

ねおりん:私は自分でコンテンツを作ることが好きなので、clusterで自分自身がコンテンツを作成することもあります。自分の作ったコンテンツが褒めてもらえるのはもちろん嬉しいのですが、プラットフォームを作る醍醐味としては、プラットフォーム上で誰かがコンテンツを作ってくれて、さらに別の誰かが幸せになる様子が見れることですね。

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clusterの特徴はUGCサービスであることです。誰もがクリエイターとして自身の創造力を加速させることができる。ここにやりがいや面白さを感じる方はクラスターのエンジニアが向いているかもしれませんね!


社内文化ってどんな感じ?

クラスターの社内文化について、faidra・獏星(ばくすたー)2人の回答をまとめました。

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獏星(ばくすたー):クラスターでは自分の好きなアバターを使ってオンラインMTGに参加することができますが、アバターを使わずリアルで参加する人も多くいます。
アバター/リアル双方が参加するmtgでもメンバー同士が馴染むのがクラスターの良さですね!

faidra:クラスターは10人以下でスタートして、急成長して人数も増えた会社ですが、昔からいた人達、新しい人達みたいに雰囲気が分かれていないと思います。今でも風通しがよく、最近入った人でもすごく活発に、クラスターがどうあるべきかを話してくれます。

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ディスカッションのやり取りでも社内の雰囲気の良さが伝わっていたら嬉しいです!

まとめ

他にもここには書ききれないくらい盛りだくさんの内容で、紹介できなかった素敵な回答もたくさんありました。

・仕事で役に立った知識や経験
・直近でチャレンジした開発について
・社内での提案の通りやすさについて

などなど、もっと詳しく知りたい方は、ぜひイベント全編をご視聴ください。


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