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新CFO就任!今後のIPOやM&A、メタバースの海外展開を見据えた新体制へ

クラスターは今後のIPOや海外展開、M&Aを見据えてファイナンスを強化すべく、このたび宇佐美を新CFOとして迎えることにいたしました。

宇佐美は、監査法人・M&Aアドバイザリー・スタートアップCFOと非常に豊富な経験を持つ、攻め・守り両方に強みを持つ人物です。

宇佐美が就任することで、クラスターはどのように変わっていくのか。
クラスターの今後の展望について新旧CFOの対談記事を公開します。


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写真左:
執行役員CFO 宇佐美 和樹

2009年公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツで金融機関等の法定監査に従事。退職後、株式会社KPMG FAS及び外資系証券会社にて、M&Aアドバイザリー業務を経験後、2015年に独立。会計監査、IPO支援、M&Aアドバイザリー業務を中心に多様な業務に従事。2020年1月より株式会社ジラフ CFO/管理本部長に就任。2022年10月、クラスター株式会社 執行役員CFOに就任。

写真右:
取締役 岩﨑 司

京都大学法学部卒業後、三菱商事株式会社入社。三菱自動車の海外販売・オートローンを担う営業部門の事業管理を担当。2014年、キャリア女性支援サイトを運営する株式会社LiBの創業期に参画。創業事業のサービス立ち上げや営業企画等を担当。2017年、クラスター株式会社に参画後、COO、CFOを経て、2022年10月より経営企画・人事を管掌。

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監査法人・M&Aアドバイザリー・スタートアップCFOを経てクラスターに入社

ーまずは宇佐美さんのこれまでのご経歴と、現在の担当領域を教えてください。

宇佐美:大学在学中に公認会計士の試験に合格して、卒業後は有限責任監査法人で金融機関の法定監査に従事しました。その後、公認会計士を取る前からM&Aに関わりたかったこともあり、KPMG FASに入社。複数のM&A案件において、財務デューデリジェンスを中心とした業務を担当していました。

集中度が高く大きな案件に携わることにやりがいを感じていた反面、もっと身近にクライアントの役に立ちたいと思うようになり、2015年に独立。フリーランスの会計士として活動している時に、当時LiBに勤めていた岩﨑さんと出会いました。私自身もLiBのビジョンに共感して、LiBに参画したので、一緒に働いた期間もあります。

その後、2020年1月にジラフのCFOに就任。任期満了のタイミングで、岩﨑さんから声をかけていただき、クラスターに入社しました。現在は、CFOとして財務戦略の立案やガバナンスの強化に取り組んでいます。

ーなぜ今回のタイミングでCFOを交代したのでしょうか。

岩﨑:私が2017年に入社した時には、社長含めて7名だったクラスターも、今ではもうじき200名という規模までメンバーが増えました。

2017年当時は、社長含めて開発メンバーしかいなかったので、私の役割はCOOとして開発以外の業務を全て担当していました。その後、2020年に成田さんにCOOのポジションを渡し、直近まではバックオフィス全般を管掌していました。

ただ、事業拡大に伴って、より大きな資金調達やM&A、IPOというイベントを視野に入れた時に、よりファイナンス領域に精通した人材に任せた方が事業の成功確率が高まるのではと考えるようになりました。

代表の加藤さんとも相談し、株主や他の取締役にも事前に伝えた上で、1年くらい前からCFOを探していたんです。私はこれまでの経験を活かせる人事部門だったり、あるいは社長の懐刀としてその時々に発生する特命業務を担っていくのが会社にとって良いのではないかと思いました。

そこで、前職から知っている宇佐美さんに声をかけたという訳です。


より優秀で良い人にポジションを渡していく

ーCFOを交代する上で、葛藤はなかったのでしょうか。

岩﨑:ないですね。クラスターの成功する確率が1%でも上がるのなら、変に自分の肩書やポジションに固執することなく、どんどん役割を渡して経営層を厚くしていくべきだと思っています。より優秀な人にポジションを渡していくのは、会社の成長にとって必要なことではないでしょうか。

なので、2017年の入社当時から今後の会社にとって必要になりそうな人には声をかけていました。宇佐美さんもその中の一人だったので、一緒に飲みに行って、今すぐじゃないけどどこかのタイミングで来て欲しいと伝えていましたね。

宇佐美:確かに5年前に声をかけてもらいました。でもその流れで、今回CFOポジションの話をいただけたのにはびっくりしましたね(笑)

岩﨑:キーマンの採用は2年、3年と時間がかかることも多いので、早いうちから声をかけていました。

個人的に、宇佐美さんは本当に適任だと思っています。
まず人当たりの良さ。クラスターは割と柔らかくライトな社風なので、宇佐美さんなら既存のメンバーともぶつからずに上手くやっていけるイメージがありました。

あとは、今のクラスターのフェーズに宇佐美さんの経歴がマッチすること。クラスターの今後の成長戦略を考えると、CFOに求める条件としては、①投資家とコミュニケーションがとれる、②M&Aの知識・経験がある、③IPO準備・ガバナンス体制構築を進められる人を求めていました。調達やM&Aといった攻めと、体制構築といった守りの双方において豊富な経験を持つ人は稀有で、それができるのが宇佐美さんでした。

攻め守り両方できて、スタートアップでCFOの経験があり、IPOも経験している人は本当にいません。色々探し回ったものの、他に候補がいなかったのは事実です。

宇佐美:そう言っていただけるのは嬉しいですね。
私自身もクラスターの雰囲気はすごく好きで、初めて「この会社なら生涯いてもいいかも」と思えた会社でした。

ロジカルには伝えにくいのですが、要素を挙げるなら「人」と「カルチャー」が自分ととてもマッチすると感じています。

代表加藤さんの「モバイルの次のOSをつくろう」というメッセージはとても共感できますし、加藤さん、岩﨑さんをはじめとした尊敬できる経営陣と働けることも嬉しく思います。

カルチャーの点でいうと、クラスターは柔らかい雰囲気があるのに、仕事に関しては真剣。クオリティの高さを追求していけるし、スピード感もある。「加速」「チャレンジ」「リスペクト」のバリューを体現する姿勢が素晴らしいなと感じています。


コーポレートもclusterのサービス体験を構築する重要部門

ーお二人の新ポジションでの意気込みを教えてください。

岩﨑:私は今後は人事がメイン業務になります。

今後300名、500名の規模にしていきたいので採用はさらに強化します。そして採用した方々がより活躍できる環境をつくるために、人事企画や仕組みづくりも着手する予定です。

理想としては「クラスターっぽい」と言われる人を増やしたいんですよね。私が尊敬する組織は、リクルートやサイバーエージェントなんですが、彼らは卒業後も「リクルートっぽい」「サイバーっぽい」と言われて、外部でも活躍している人材が多いのではないかと思います。

クラスター社も「クラスターっぽい」と思われる強いカルチャーを育てて、仮に卒業しても外部で欠かせない人材になってくれたら良いなと思います。そうした卒業生の存在が回り回ってクラスター社で働くことへの憧れを生み出し、結果クラスターに来たいと思う人が増える循環をつくりたいですね。

あとは、人事だけでなく経営企画として、社長の特命業務を遂行することも私のミッションです。その時々で発生する重要なアジェンダにも取り組んでいきます。

宇佐美:クラスターは組織もビジネスも急拡大しているフェーズです。安心安全・クリーンさが求められる中で、法令遵守、ファイナンスの安定、社内ルールの健全な運用を、仕組みづくり含めてまずは着手したいと考えています。

また今後は戦略的にM&Aやファイナンスの強化を考える必要があるでしょう。会社全体の成長性や役員の方向性を合わせながら、ファイナンス・ガバナンスの両面でリードできるよう頑張りたいと思います。

ー最後に、今のコーポレート組織の状況と宇佐美さんの下で採用したいIPO準備担当に求める人物像を教えて下さい。

宇佐美:コーポレート部門は基盤が整い、さらに強化するフェーズに入っています。

経営管理本部で入ってきて欲しい人の条件で一番大事にしたいことは、クラスターのバリューへの共感ですね。「加速」「チャレンジ」「リスペクト」。これまでの経験を踏まえてこのバリューを体現できる人にぜひ入っていただきたいなと思います。

コーポレート部門は開発をしている訳でも、営業をして案件をとってくる訳でもないので、実感がわきにくい部門ではあるのですが、clusterのサービス体験を構成している重要な部門です。私たちが法令をしっかり守ってプラットフォームを運営したり、業務フローを整えないと、ユーザー体験の阻害に必ず繋がります。

だからこそ、クラスターのバリューを体現しながら、クラスターの事業を加速させる意識を持てる人と一緒に働けたら嬉しいです。

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