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【詩集3】冬とあたたかさの狭間

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冬とあたたかさの狭間って何だろう
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#散文

冬とあたたかさの狭間

お店の名前は出さないけど 本屋に併設されていて おしゃれっぽいカフェみたいな所で 静かに…

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永遠に破れない手袋

雪の降るある日 近所のコンビニで 魔界出身のおばちゃんと会った 魔界のおばちゃんは僕に …

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鱗粉

澄み切った青空 睨みつける シャララ ガムテープ 貼りつける 人で賑わう駅前で 自分好み…

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何がしたいのか分からない

何がしたいのか自分で分かっている人は この詩は読まない方がいいかもしれません 最近私は自…

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水色のバケツいっぱいに溜まった水を ボウリングの球を投げるときの勢いで 廊下に流してあげ…

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狂気カモをコイに食われて早数年

ごきげんよう。太平洋にコイは潜んでいるのか。見た事もない悪夢の世界に閉じ込められた際、1…

朝は監獄でもいいから夢で気絶して夜いきたい

これを書いているとき 次の朝を願わない 夢に閉じ込められるのは 怖いから嫌だが 監獄でもいいから 夢で気絶して 夜 いきたい 朝の何が嫌かなんて 分かったところで何も変わんないって むしろ分かってしまった現実の重みが 布団の上に乗っかってさらに苦しくなる だからいい 気絶でいい 監獄でもいい 次の日も また次の日も 気絶と夜を繰り返すだけ 季節を感じるのはもう飽きたが 変わらない朝の苦しみは一向に慣れない ちょっと嫌だけど監獄でもいいから 夢

古明地こいし的な供述を真似た何かの文章

私は5分前ぐらいに5分前ぐらいの友達に大量のカラスが電線に群がっている動画を送ろうとした…