朝は監獄でもいいから夢で気絶して夜いきたい

これを書いているとき

次の朝を願わない

夢に閉じ込められるのは

怖いから嫌だが

監獄でもいいから

夢で気絶して 夜 いきたい

朝の何が嫌かなんて

分かったところで何も変わんないって

むしろ分かってしまった現実の重みが

布団の上に乗っかってさらに苦しくなる

だからいい 気絶でいい

監獄でもいい

次の日も また次の日も

気絶と夜を繰り返すだけ

季節を感じるのはもう飽きたが

変わらない朝の苦しみは一向に慣れない

ちょっと嫌だけど監獄でもいいから

夢で気絶して 夜 いきたい

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