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「今日まで誰とも結婚しなくてよかった」と日々感じている

なんか最近、人生が楽しい。

いや、病むことも多々ある。家でひとりで泣くこともたまにある。

でも私は、今日までたくさんの異性と出会ってきて、その中の誰とも結婚せずに生きてきてよかったなぁ、と日々感じている。

▼ 先日、こんな病み記事を上げたばかりなんだけど…

▼ 私にとっての幸せの形

ここ数年、「自分は結婚さえすれば幸せになれる」「結婚こそがゴールであり幸せなんだ」と思って過ごしてきた。

でも最近、私にとっての幸せの形はそうではないんだろうな、だから今こうして結婚していないのに、日々それなりに楽しいんだろうな、と感じる。

私は刺激的なことが好きだ。
だから夜の世界で働いていたし、その非現実感が好きだった。

エッセイを書き始めたのも、自分の脳内をまとめた本を出したのも、コロナ禍なのにサイン会やメディア出演の依頼を積極的に受けたのも、退屈な人生に刺激が欲しかったからだ。

今だって、結婚したいと思ってはいるものの、平凡な日常なんて求めていない。
きっとそれはイコールなのに。

だからいつか私が結婚をするときには、おそらく離婚がセットになっているんじゃないかと既に思っている。


▼ あのキャラクターの性格を地で行く女

「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」 

自己紹介でこう言い放ったあの15才のキャラクターの心境を、私は妙齢になった今でも持ち合わせている。

私は昔から普通じゃないタイプの人が好きで、いつだって"ちょっと変わった肩書きを持つ人"とか"自分が面白いと感じるスペックを持っている人"を身の回りに置きたい願望がある。

だから「スポーツ選手くん」とか「元タレントくん」とか「漫画作家の女友だち」みたいな、変わった人とばかり交流している。

それ以外の、自分が惹かれない、いわゆる普通っぽい感じの人とは、1度会っただけで関係が途切れてしまう。

私は一応エッセイストの端くれだから、自分の人生の登場人物にはかなりのアイデンティティがないと困る。

多分、無意識にこう思ってしまっていて、ネタにならないタイプの人には夢中になれない性癖みたいなものがあるのかもしれない。


▼ こんな刺激的な生活が送れるのは、私がまだ結婚していないから

結婚はしたいけど、結婚に向いてるだろう人は平凡で刺激がなくて、でも刺激的な人は基本結婚に向いていなくて、離婚はしたくないから慎重に選びたいんだけど実は今すぐ結婚がしたくて、だけど退屈なのは嫌で…

というジレンマのループを120周くらい繰り返した今、私は「今日まで誰とも結婚してなくて、よかった!」と日々思っている。

なんか最近、自分のこの特性を理解したおかげで吹っ切れたのか、人生が楽しい。

私はここ数ヶ月間、毎月『恋愛戦果報告』と題して自分の恋愛(出会い)の状況なんかをガッツリ報告してるんだけど、この活動が日々刺激的で楽しい。

飲み会で絶望したり彼氏でもない男に5万円使ったりただのセフレに心を揺さぶられたりこんな刺激的な生活が送れるのは私がまだ結婚していないからだ。

婚活って1周回ると楽しくなってくるのかなぁ。
もはや「婚活している」という感覚でもないんだけど。

結婚こそできてないものの、最近の私は自分の身の回りの人たちが面白くて、特別で、大好きで愛しい。だから楽しい。

おととし私にプロポーズしてくれた元カレとか、去年私からプロポーズしようとした元カレ(ガリヒサ)とか、そういう過去の登場人物たちと結婚せずに今日まで生きてきてよかった。

強がりじゃなく、最近本当にそう思う。
これが、プロポーズエッセイの執筆から約1年経った、私の今の心境です。

もしかすると、色々と吹っ切れて、私は婚活2周目に入っているのかもしれない。

でもとりあえずは、今のところ幸せです。

▼ もうすぐこの連載から1年…!


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