クラウンライフ編集部

道化師のクラウン clown のウェブマガジン「月刊クラウンライフ」やってます。日本全…

クラウンライフ編集部

道化師のクラウン clown のウェブマガジン「月刊クラウンライフ」やってます。日本全国のクラウンが参加してさまざまな記事を書いています。よろしく⭐︎ 旧HP= https://clownlife.studio.site/

マガジン

  • 月刊?クラウンライフ

    • 70本

    クラウン・パフォーマー向けの月いちウェブマガジン。 2022年3月準備号を経て4月創刊! https://clownlife.studio.site/

最近の記事

クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.26

米国で”地上最大のショウ” リングリングサーカスのブルーユニットに入団したエリザベス! 今回は前回の続きでガボンから来た赤道サーカスについて綴ります。 Ringling Bro. and Barnum & Baily のサーカス、「The Greatest Shoe On Earth」は、130年近くにわたり、地球の果てからユニークで珍しいアクトを観衆に披露できることに誇りを持っています。 128thエディション「サイドショー」では、アメリカ初、ガボン共和国からアクロバット

    • クラウンいろはかるた vol.9

      クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「み」から! 「み」耳を塗るのが大変 特にホワイトフェイスの人は耳まで塗らないと不自然になっちゃいますからね。 メイクを落とすときも面倒なので、これが嫌でホワイト辞める人もいるとか。 「し」深夜に思いついたネタは危険 思いついた瞬間はすげー面白いと思ったのに、いざやってみると全くウケないことはよくあります。 その時に酒が入ってたりするとなおさらです。 「ゑ」英語

      • クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.25

        米国で”地上最大のショウ” リングリングサーカスのブルーユニットに入団したエリザベス! 今回は前回の続きでブルガリアから来た新体操団について綴ります。 私が今まで説明してきたリングリングサーカスの正式な名称は、リングリングブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリーサーカスです。 Ringling Bros. and Barnum & Bailey 1919年にリングリング兄弟がバーナム・アンド・ベイリーサーカスを買収して合併して発足しました。アメリカ各地を回り、一般大

        • クラウンいろはかるた vol.8

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「あ」から! 「あ」暑いのは苦手 暑いと頭は蒸れるし汗でメイクは乱れるしバテるし・・・。クラウンは夏に向いていない! 「さ」寒いのも苦手 コートもマフラーも無いので、観客に寒そうって思われちゃいます。 クラウンは冬にも向いていない! 「き」キャラクターに悩む クラウンにとってキャラクターは何よりも大事な要素なので、最初のうちはみんな迷います。 やってるうちに自

        クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.26

        マガジン

        • 月刊?クラウンライフ
          70本

        記事

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.24

          エリザベスは米国で”地上最大のショウ” リングリングサーカスのブルーユニットに入団! 今回は前回の続きで空中ブランコの「The Tur」についてなど綴ります。 The Tur(ザ・ター)について サーカスの花形と言えば空中ブランコです。リングリングサーカス128thエディション「サイドショー」ツアーの空中ブランコ団は「The Tur」。一座のリーダーはセルゲイ・ター。10歳の時に体操を学びその時にサーカスに入団することを決心します。実際にサーカスに出向いて入団したいと申し

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.24

          クラウンいろはかるた vol.7

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「け」から! 「け」ケータイ向けられると迷う 写真なのか動画なのかわからないんですよね。 ポーズをとるのか動き続けるのか教えてくれー! 「ふ」踏まないで!この靴高いのよ 大きいので踏みたくなる気持ちもわかるんですが、なんせそこらで売ってない貴重なアイテムなので、頼むから踏まないでくれと言いたい。 「こ」子どもに囲まれると困る 子どもはいないよりいた方がいいんだ

          クラウンいろはかるた vol.7

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.23

          エリザベスは米国で”地上最大のショウ” リングリングサーカスのブルーユニットに入団! 今回は前回の続きで「キロス」について、それからキロスのメンバーであるヴィンセントと話した「クラウン」について綴ります。 キロスのこと 私は「ザ・キロス」のハイワイヤーのショーを見るのはこの時リングリングサーカスに入団した時が2度目で、1度目はというと、90年代の始めに「ザ・キロス」がフランスで1リングのテントのサーカスで巡業していた時でした。 この頃私は日本でクラウニングをしていて、ステ

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.23

          クラウンいろはかるた vol.6

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「の」から! 「の」ノンバーバルが強み 言葉に頼らないので世界中どこでも通用します。 あんまり外国行ったことないけど。 「お」男か女かわからない 見ている人からは意外とどっちかわからないようで。 作者は180cm以上あるのに、ある人から女性だと思われてました。 「く」クラウンと呼ばれたい 「クラウン」という呼び名は少しずつ浸透しているようですが・・・。 やっぱ

          クラウンいろはかるた vol.6

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.22

          エリザベスは米国でリングリングサーカス”地上最大のショウ” ブルーユニットに入団! 今回はザ・キロスについて綴ります。 リングリングサーカスでの経験で面白かったのは、世界一流のアーティストと知り合いになれたことです。 ハイワイヤーアーティストの一座のザ・キロス(The Quiros)は、生計のために死に立ち向かっていると正直に言い切れる希少なアーティストと言えるでしょう。キロス家は長いキャリアを持つサーカスパフォーマー一家で、スペインのマドリード出身。この家族の一員である3

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.22

          クラウンいろはかるた vol.5

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「な」から! 「な」泣く子には近づくな こっちを見て泣いている子どもがいると、なんとか笑わせようと近づいたりするんだけれど、大抵火に油を注ぐ事になります。 「ら」楽に見えても楽じゃない クラウンの動きって意外と体に負担がかかるんですよ。 特に腰をやっちゃう人が多いので、気をつけましょう。 「む」難しい技ほど反応が薄い いわゆる「コスパが悪い」というやつです。

          クラウンいろはかるた vol.5

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.21

          エリザベスは米国でリングリングサーカス”地上最大のショウ” ブルーユニットに入団! 今回はカティヤさんとの思い出を綴ります。 ロシア出身のクラウドスイングアーティスト、カティヤ。本名:エカテリーナ・オデンツォワ。モスクワで育った少女時代からすでに稀に見る運動神経の持ち主だった彼女、6歳の時にスポーツ学校で体操とダイビングを習い始めました。その間ロシア各地で行われたいくつもの大会に出場し最終的にはダイビングのスポーツ修士号を取得しました。卒業後はヨーロッパのサーカスに入団し空

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.21

          クラウンいろはかるた vol.4

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「た」から! 「た」玉乗りは意外と簡単 大きくて重い玉だと安定してるので結構簡単に乗れちゃうんですよね。 最近乗ってないけど。 「れ」練習は本番のように そして「本番は練習のように」だそうです。 でもそれがなかなかできないんですよねー。 「そ」そーっと移動する イベント会場内では他の出演者の邪魔をしないように気を付けるんですが・・・それでも目立っちゃいます。

          クラウンいろはかるた vol.4

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.20

          エリザベスは米国でリングリングサーカス”地上最大のショウ”に入団! 前回からの続きです。 リングリングサーカスの芸人達は、プロダクション&タレント担当兼副社長のティム・ホルスト氏によって世界各国からスカウトされた一流のパフォーマーです。 私の他に日本人がいたわけではないけれど、周りにいるパフォーマーは皆人種や出身国が違うので初めてのリングリングサーカスの仕事でも私にとって違和感はまったくありませんでした。入団したての頃は他の芸人達のことはまったく知らなかったけど、リハーサル

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.20

          クラウンいろはかるた vol.3

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄やあるあるをかるた形式でイロハ順に綴っていきます。今回は「る」から! 「る」ルー・ジェイコブスはレジェンドクラウン 切手にもなったという伝説のクラウンです。 「を」足"を"上げてコケる バスター・キートンなど昔のコメディを観ると見事に上がってます。 「わ」笑われてナンボ よく「笑われるな、笑わせろ」と言いますが、クラウンはどっちでもいいと思います。 「か」悲しいときも顔を上げて ネガティブな表現も大きくオープン

          クラウンいろはかるた vol.3

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.19

          エリザベスは米国でリングリングサーカス”地上最大のショウ”に入団! まずはサーカスや先輩方のショウを見学。前回の続きです。 プリショーが終わりいよいよサーカスの始まりです。 ショーの順序はと言うと、まず本番が始まる10分位前にもうすぐショーが始まるよ〜というアナウンスが入ります。この時はまだお客さんは売店で買い物をしていたり自分の座席を探していたりせわしなくしています。そしてここでクラウン達が登場します。クラウン達は「ブロウオフ」(Blow Off) と呼ばれるギャグをク

          クラウン*ベスのアメリカ体験記 vol.19

          クラウンいろはかるた vol.2

          クラウンJINさんが、クラウンに関するいろんな事柄をかるた形式でイロハ順にまとめました。イラスト付き!是非ご覧ください! 「へ」変なのが普通 長い間クラウンやってると何がマトモなのかわからなくなってきます。 「と」トランプは浮浪者キャラ キャラクタークラウンの一種です。 決してカードゲームでも元大統領でもありません。 「ち」チャップリンに学べ 世界一有名なクラウンの一人ですね。 「り」流行には流されない 今も昔も変わりません。 (進歩が無いだけだという噂も)

          クラウンいろはかるた vol.2