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英検準1級面接試験 合格を勝ち取るテクニック〜Question1編〜

この記事では、高校で12年間、英語教師として何百人もの生徒の英検2次対策を担当してきた、かつ英検1級合格経験のある筆者(MiMi)が、英検準1級の面接試験合格のコツを解説していきます。

英検準1級面接試験対策 第2弾は、「Question 1のポイントとオススメの対策ツール」をお届けしていきます。

もし、第1弾の「ナレーション問題のポイント記事」を読んでいない場合は、まずは、こちらから読んでみてくださいね。

Question 1は、ポイントを押さえれば、対策しやすい問題です。
そのポイントをしっかりと伝授していきますよ。

さらに、後半では「今日から対策に使えるオススメツール」もご紹介していきます!

この記事は以下の方にピッタリです。

・準1級面接試験に初めて臨む方。
準1級面接試験を控えて不安な方。
・有効な対策を知りたい方。

この記事で紹介するポイントをしっかり押さえて、確実に準1級合格を勝ち取りましょう!


英検準1級面接試験 Question 1のポイント

Question 1は、ナレーション問題で登場した4つ目のイラストに関する問題です。

さっそく実際の問題を見ていきましょう。

次のイラストを見て、質問に答えてみてください。

英検HP

Question 1:
Please look at the fourth picture. If you were the woman, what would you be thinking?


さあ、英語で答えが思い浮かびましたか?

まずは模範解答を見た上で、ポイントを確認していきましょう。

I’d be thinking, “Our campaign hasn’t solved the problem. It might be better to ban smoking in all public places. Maybe I should speak to the campaign organizers again.”

あなたの回答と照らし合わせていかがですか?

もちろん、これはあくまで模範解答です。

答えとなりうる内容は多岐に及んでいます。
意見自体に正誤もありません。

ですが、押さえるべきポイントが2つありますので、ご説明していきますね。 

① 答え方の決まりを知る

先程お話したように、内容自体に、正解も間違いもありません。

問題となるのは、答え方と分量。


まず、答え方です。
質問の英文と同じ形で答えるようにしましょう。


では、もう一度質問を確認しましょう。

Question 1:
Please look at the fourth picture. If you were the woman, what would you be thinking?

後半の一文が、質問文ですね。

If you were the woman, what would you be thinking?
(もしあなたがその女性だとしたら、何を考えているでしょうか。)

仮定法(現実に反する仮定)が使われています。

女性の立場に立ったときの、あなたの考えが問われています。


質問は、”what would you be thinking?” 。


したがって、答えの出だしは、

I’d(I would)be thinking 〜

“I’d(I would)be thinking” から始めることを頭に入れておきましょう。


次は、答えの分量について。

答えは、できれば3文構成が望ましいです。

難しい場合でも、最低2文(2つの内容)は、必ず答えましょう。
1文では、不合格評価がついてしまいます。


以上、答えの出だしと分量のポイントは、しっかりと頭に入れておきましょう。


② 直接話法で答える


「直接話法」
って知っていますか?

日常生活ではほとんど耳にしない言葉ですよね。


これは、いわゆる「」のついた会話文。
セリフを「」をつけて引用した文のことです。


さきほどのイラストで言えば、女性の言葉として答えると良いでしょう。


模範解答でも、その直接話法が使われていましたね。
もう一度見てみましょう。

I’d be thinking, “Our campaign hasn’t solved the problem. It might be better to ban smoking in all public places. Maybe I should speak to the campaign organizers again.”

”” が使われて、セリフのように表現されていますね。

このように、””を使って、彼女になりきって話してみましょう。


セリフだということが面接官に理解してもらうには、

・I’d be thinking, のあとに間を置く
・話し口調で答える


などの工夫をすると良いですよ。



ちなみに、4つ目のイラストは、ストーリーのオチになっています。
このストーリー同様、悪い内容のことがほとんどです。

そのため、登場人物の心情は、後悔で表すと簡単なんです。



そこでオススメなのが、この表現。

should have +過去分詞(〜すべきだった)

これを使えば、過去の後悔を簡単に表現することができます。


内容によっては、その否定形の

should not have +過去分詞(〜すべきではなかった)

も使えるでしょう。


たとえば、先ほどのイラストでは

We should have ban smoking in all public places.
(私たちは、すべての公共の場での喫煙を禁ずるべきだった)

と答えると、簡単ですね。


「こんな表現を知らなかった」って方でも、大丈夫です。
この表現をマスターできるツールを後でご紹介しますね。


さあ、過去の後悔を表すshould have +過去分詞。
うまく使いこなして、合格評価を頂いちゃいましょう!

英検準1級面接試験 Question1対策に使えるオススメのツール紹介

①「should have +過去分詞」マスターツール

まずは、今ご紹介した「should have +過去分詞」をマスターしましょう!

そのためにオススメなのが、こちらのYouTube。

「should have +過去分詞」の使い方から口頭での練習問題まで。
しっかりマスターできる内容となっていますよ。

自信がない方は、まずはここで鍛えてしまいましょう!


② 添削付き英会話練習アプリ「SpeakNow」

動画や市販の問題集を使って解いている時にこんな体験ありませんか?
特に、英作文やスピーキングの勉強をしている時に。
「自分で考えた答えが、模範解答と違ったけど、自分の答えは間違いなのかな?」

と疑問に思うことありますよね。

そんなときにオススメなのが、SpeakNow アプリ。

SpeakNowを使えば、先ほどの動画で覚えた「should have +過去分詞」のフレーズが実際にネイティブに通じるのか確認する事ができるんです。

このSpeakNowには、「フリーレコード」という練習モードがあります。

この「フリーレコード」にあなたがイラストを見て考えたフレーズを録音してネイティブの先生に文法や発音をチェックして貰いましょう。

ネイティブの先生は文法や発音のチェック以外に、こう言った方がより自然ですよというアドバイスもしてくれます。

今ダウンロードすると無料で添削用のチケットが貰えるので、まだ試したことがない方は、ぜひお試しください。


③ Question1 Guided Practice

クラーク記念国際高等学校オリジナルのこの動画。
Question 1の練習問題が、いくつも収録されています。

もちろん、模範解答や解説もついています。

Question 1に特化しているので、実践練習にはとてもオススメですよ!


以上、Question 1のポイントと対策ツールのご紹介でした。


型にはめて答えやすい Question 1。
ポイントを押さえた対策で、確実に合格評価をもらいましょう!


次回は、英検準1級面接試験の
「Q&A問題(Q2〜4)ポイントと使える表現一覧」をご紹介しています。

多くの受験生が苦手とするQ&A。
乗り切るコツをお教えしていきますよ。

どうやって対策したらいいのかわからない。
自分の答えがあっているかチェック法が知りたい。

そんな方には、特にオススメの記事になります。

何としても合格を勝ち取りたいという方は、ぜひフォローして次回の記事も読んでくださいね。

また、この記事が「少しでも役に立った」という方は「いいね」ボタンも押して貰えると嬉しいです。


それでは次回の記事でお会いましょう。


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