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大阪旅備忘録③

『大阪旅備忘録②』に引き続き⇩

5月の大阪旅行で訪れた先や、現地に行ったからこそ興味を惹いた事などを備忘録として記事にしてみる。

残念ながら、
この備忘録シリーズを役立てるはずだった6月の大阪旅行は旦那さんのコロナ疑惑でキャンセルとなってしまった。

しかし、滅気ずに『次はもっと良い。』精神で行こうと思う。

この備忘録を、またいつかの大阪旅行に活かせたら嬉しい。

その前に、
誰かの大阪旅行の役に立てたらもっと嬉しい(笑)


ちなみに、
『次はもっと良い。』は、いつき母の格言である。

何か予定通り行かない時とか、失敗した時とかにおすすめの言葉である。

なんだか、心が前向きになる気がする。


上手く行かない時があったって、大丈夫。

もしかしたら、まだ“その時”じゃなかったのかも知れない。

きっと、次は、もっと良い!!


あべのハルカスを後にしたいつき一行は、続いて大阪城へ向かった。


駅の屋根が大阪城の屋根カラーだぁ!!

とか、

コレが大阪城ホールかぁ!

とか、

いちいち感動しながら向かう。

修学旅行含めて、既に2回この道を通っている可能性はあるが…

もしかしたら、前回は別のルートで攻めた可能性もあるし。

自分の記憶力の無さが悲しくなってしまうので、あまり深く考えないことにした(笑)

毎回、新鮮な気持ちで驚けるんだから良しとしよう←

そして、見えてきた天守閣!

かっこいい

どうやら、天守閣、極楽橋の石碑、欄干を含めたこのアングルは人工物の入らない大阪城のおすすめフォトスポットらしい。

しっかり予習したフォトスポットで写真を取ることが出来てご満悦である。

紫陽花咲き始めの時期♪

そして、ナント。

いざ大阪城へというところで、凛々しい鷹さん達がお出迎えをしてくれた。

近くにはグローブをされた鷹匠さんと思われる方々が数人。

同好会の方々なのだろうか? 

が、談笑されていた。

鷹=鷹狩=戦国大名の接待ゴル…娯楽である(いつきのイメージ)

この立派なお城のたもとで見る鷹なんて、ロマンの塊である。

いつきには、肩に鷹をのせて立つ信長、秀吉、家康達が見えた気がした…



鋭い眼光の鷹さんに見送られながら門をくぐる。

昔の人が運び、積み上げたなんて、俄には信じられない美しい石垣たちに圧倒されながら進んでいく。

今回は大阪城の特徴でもある巨石も、意識して見て回りたいと思っていたので、しっかり巨石探しもした。


撮ったあとに、クライマーに気付く(笑)
わかるよ。登りたくなるよな…。

目の前に見えていたはずなのに、近付くほどに高い石垣や木々にその姿が隠され見えなくなるお城。

そんなところにも、
要塞としての城の役割を体感しながら、
緩やかな坂をひたすらに登っていく。


そして、突如顔を出す大阪城。

真下に来て、ようやく姿を拝むことが出来た!

石垣と蔦の張った石垣、青い空…ロマン!
ロボット兵埋まってそう…
堂々とは、大阪城の為にある言葉かもしれない。
正面から

大阪城の中へ入るのは、すごい行列だったやめておいた。

その分、大阪城の前の広場でそれぞれ思い思いに

眺めたり、

写真に収めたり、

ベンチで棒になった足を休めたりして過ごした←


今回の大阪旅行でまず感じたのが、観光客の量の多さである。

コロナの規制が緩和され、コロナ前とは言わないが、だいぶ客足が戻っている印象。

特に、外国人観光客さんの姿。

コロナ規制中は東京でも、神戸でも本当に外国人観光客さんの姿が無くて日本人だらけ。

日本だから日本人だらけ…というのは適切な表現では無いかもしれないけれど、昨今の観光地の風景を思えば、違和感が凄かった。

だから、
満面の笑顔で、全身で楽しいを表現しながら観光を楽しむ、外国人観光客さんの姿をまた見ることが出来て本当に嬉しいと思った。

いつきは、『YOUは何しに日本へ?』が好きである。

もうそれぞれ朝から歩き通しで、(週末ジョギングをし鍛えている1名を除き)足に限界が来ていたが。

いつきには、どうしても見ると決めていたものがあった。

大阪城ので一番デカい巨石“蛸石”である。

しかし、
グーグルマップで調べてみたところ、自分たちが侵入した入口の真逆の入口にあることが判明した。

言うて、興味のない人にはタダの大きな石である。(←失礼)

足ガックガクの仲間を巻き込むワケにはいかない。

休む仲間に断りを入れ、休憩時間を投げうってガクガクな足に鞭打ってひとり向かった。

グーグルマップより
いつき一行の道程。
桜門枡形の巨石【通称:蛸石】

さすが、大阪城一番の巨石。

想像以上の大きさである。

いよいよ、どうやって運んだのかミステリー…

皆さん、タコさんは見つけられただろうか…?


タコ部分のアップ。
90°回転。
大体、こんなカンジなんだと思う。


想定外のリアルタコさんだった。



水墨画で描くタイプのタコさんだった。

いらすとや

チョットだけ、こっちのタイプを期待していた…


桜門枡形の巨石【通称:蛸石】

桜門の内側には、本丸の正面入口を守るため、石垣で四角く囲まれた「枡形」とよばれる区画が設けられ、上部に多聞櫓【たも んやぐら】が建てられた。 この枡形は、徳川幕府による大坂城再築工事の第2期工事が始まった寛永元年(1624) 備前岡山藩主池田忠雄【いけだただお 】の担当によって築かれ、石材は備前 (岡山県) 産の花崗岩【かこうがん】が用いられている。正面の石は蛸石【たこいし】とよばれる城内第1位の巨石で、表面がおよそ36畳敷 (59.43 平方メートル)、重量は約108トンと推定される。向かって左手の巨石は振袖石【ふりそでいし】袖石 【そでいし】) とよばれ、表面積はおよそ33畳敷(53.85 平 方メートル) で、城内第3位である。なお、上部の多聞櫓は慶応4年 (明治元年 1868) 明治維新の大火で焼失した。

蛸石横の説明プレートより


ちなみに、
蛸石は大阪城桜門を入ってすぐ正面に配置されている。

奥真正面の壁が蛸石である。

お客様が城に入って一番に目に入る場所。

ウェルカムボード…

玄関先の絵画…

そんな、感じのタコさんなのかもしれない(←違うと思う)

そして、石つながりで言えば。

大阪城公園内には『刻印石広場』というエリアがある。

コチラの、何処かストーンヘンジ味のあるミステリアスな雰囲気を醸し出す場所…

この石たちの正体は『残念石』と呼ばれるモノたちなのだそう。

残念ながら、現地では深く調べず。

『石垣の余りを展示してるのかな?』

くらいの感覚で見ていたのだけど、
帰って調べてみたらこの『残念石』…


とても興味深く、愛おしい、名の通りだいぶ残念な背景を持つ石たちだった。

残念石とは、
本来、大阪城の石垣に選ばれ使われる予定だった誉れ高い石でありながら、
未熟な輸送技術のために大坂城にたどりつくことができなかった石たちのことなのだそうだ。


残念石たちには、一つ一つにその石を献上した藩の印が刻印されているそうだ。

刻印石広場には、各藩の印を記したプレートが設置されているので、それを見ながらその残念石がどの藩のモノなのか探すという楽しみ方も出来るらしい。

無事に石垣に加えられていたとしたら、表に出る面以外に掘られたであろうその刻印は、
本来なら一生裏側に隠れて人目に触れることは無かったのかもしれない。

そう思うと、運命の悪戯。

なんとも感慨深い。

大阪の街には至る所に、こういった残念石たちが残されているらしい。

事前に知っていたら、そういった楽しみ方も出来たのにと大変歯痒い思いである。

これから大阪に遊びに行く人は、
興味があれば是非、『残念石』も楽しんで来て欲しい。

いつきも、次回の大阪旅行では街中での残念石探しをしてみたいと思う。

刻印石広場の石たちには登っても良いそうなので、
“石の上にも3年”気分を味わってみた。

一通り大阪城を楽しんだ後、
いつきたち一行は大阪城のお隣さん、ミライザ大阪城を覗いてみた。

大阪城と同じ敷地内…というか、すぐ隣りにある。

和洋折衷…と言うには、少しばかり力技な気もする。

とにかく、中々の世界観である。

わよう-せっちゅう【和洋折衷】

日本風と西洋風の様式を、程よく取り混ぜること。▽「折衷」は二つ以上の事物や考え方などのそれぞれよい所を、適度に合わせて一つにすること。「衷」は「中」とも書く。

goo辞書より

お目当ては、海洋堂フィギュアミュージアム。

海洋堂フィギュアミュージアムとは、2022年12月にオープンした比較的出来たてほやほやの、歴史的建造物をリノベーションした複合施設、ミライザ大阪城内にあるフィギュアの博物館である。

noteで大阪旅行の下調べ記事を書いていたいつきに、ブルロクさんが教えてくれた観光名所でもある。

どうやら、記事の節々でアニメ好きがダダ漏れだったらしい…やれやれだぜ。(←隠す気ゼロ)

今回は日程的に見送ったが、下見の為に入館料を払って入るエリアの手前まで潜入を試みた。

ご当地ちいかわが沢山いて羨ましい…
東日本ではお目にかかれないカール。
コナンのイベント中でコナン率高し!
海洋堂フィギュアミュージアム入口前の売店…!

入口目前まで行って、奥にチラチラ見えるリアルなフィギュアを見てめちゃくちゃ後ろ髪を引かれた(笑)

次回はこっちメインで大阪城公園に来たいと思う。

コレとか、大きさどれくらいなんだろ?

海洋堂フィギュアミュージアム大阪城HPより

今度、中に入って確かめたい!


長くなったので、ココで一回区切る。

この後、いつき一行は心斎橋に取ったホテルに一度チェックインし、夜のミナミに繰り出すことになる。

思い出を楽しみながら、気になった事を補足で調べ直したりしながらのんびり書くので、気が向いたらまた覗いてやって欲しい。

⇐備忘録②

備忘録④⇒

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