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菅井信也プロ初登板から感じたアームアングルの重要性

菅井信也の初登板と分かったこと

試合内容


2024年6月6日埼玉西武ライオンズは支配下登録をしたばかりの高卒3年目の左腕菅井信也を先発に起用した。結果は5回103球3安打4四球4三振自責点2プロ初登板にしては素晴らしい結果だ。実際に観戦して感じたことだが制球力は既に一軍のレベルに達しているだろう。

収穫


持ち球はスライダー・カーブ・チェンジアップの3つの変化球と最速148kmの真っ直ぐだ。しかし、強力ヤクルト打線を2失点に抑えた理由は制球力に+して独特なアームアングルがあったからだろう。

リリース時に一気に腕が加速してるように見え、バッターは手元でタイミングが狂う。また、胸周りが柔軟でリリースポイントがギリギリまで出てこない。

課題

ストレートの球威アップ、将来的な新たな変化球の習得など課題はあるが、高卒3年目にしては出来すぎている。ツーシームなどのシュート系よりもカットボールやスプリットなどが合いそうなオーバースローのフォームだ。

参考資料





以上の事から


プロ野球だとオリックス宮城大弥、田嶋大樹、東京ヤクルト山本大貴など独特のアングルだ。彼らの中には上背がない投手もいるが、制球力+独特なアングルで一軍で活躍している。
アマチュア選手を視察する時に体格が小さい選手でも独特なアングルがあるかどうかフォーカスしても良いのかもしれない。

2024年ドラフト候補から


2024年ドラフト候補の中から独特なアングルを持つ左腕投手をリストアップしてみた。(6月10日現在)

八戸学院光星 洗平 比呂



大宮東 富士大和


星稜 佐宗翼


創志学園 山口瑛太


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