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【第14レース】今年のレースを振り返る(9)

こんにちは、ワイぞーです。

まずは3月の新城トイレル32Kの報告です。

過去のYoutuberさんの動画を見て予習はしたつもりで「どうか晴れてください」と思っていたら、やはり雨。受付も、当日もずっと小雨が降り続いていました。トレイルの30キロは青梅高水国際トレイルラン(2021,2022年出場)とほぼ同距離ですが、愛知県への遠征、そして、車中泊と、初めてのことだらけ。東京から300キロ+食事の調達はワクワク半分、不安半分といった感じで、夜はなかなか寝付けませんでした。

いまや、もう走った記憶はほとんどありません。しかし最後のごつごつしたいわばっを綱渡りのようにして走ったり、濡れているトレイルをほぼラグのないトレランシューズで踏ん張って全身の筋肉を総動員したことは今でも忘れません。確か筋肉痛も3~4日続きましたね。結果は上位25%くらいでしたが、よい経験になりました。思えばここから2023のトレイルレースが始まったんだなとしみじみ( `ー´)ノ翌週のハセツネ30Kのために次の日からスロージョギングをして、アクティブレストしていました。普段トレイルに行ける機会がないので、レース直後であってもいかに全身の毛細血管を育てるか、が勝負できる唯一の強みだ、そう思っていました。

ハセツネ30Kも初出場。そのため練習会にも参加していて、ちょっときついなというイメージはありましたが、こちらもワクワク半分ドキドキ半分といった感じで、500位以内にはいって10月の本戦行きたいなぁと調子に乗っていました。

もう大晦日ですね。無事に今日のワークアウトも終えました。年間走行距離は約3900kという結果になりました。これが一概にいいとか悪いとかいうことではなく、ここまでよくやったな、自分で自分をほめたい(有森裕子さん)って感じです。

数字は裏切りませんね。本日のワークアウトをもって、2023年のワークアウトの締め作業をしてみました。1日○キロ走ろう、今日は○○まで走ってから食事にしよう、調子が悪いから○○まで完全休養しよう、きのうよりもあえて負荷をかけて1キロあたり10秒早めにはいってみよう…。自分で計画を立てることは、うしろだてがない分甘えてしまうことも多々ありましたが、やり続けてよかったなと思います。多少は自分自身の成長につながったかなと思います。数字を決めるというのは単純なようで、実は大切な楔(くさび)なのかもしれません。

さいきん、競争はよくない、それよりも自分自身に焦点を当てて成長していくことが大切なんだ、という風潮が漂っています。実際、オリンピックでも金メダルの個数は気にせずに、個人がどれだけ努力したかにスポットライトを当てていく、みたいな記事がありました。

しかし、やはりスポーツや競技である以上、相手があってこその自分です。そこには勝負がつきものになるのが当たり前で、そこに人生や時間やコストを投資するからこそ、価値があるのではないかと思うのです。

学習指導要領においても、やれ「ゆとり教育」だの「PBL」だの「探究学習」だの言われて久しいですが、とにかく人生が明るく生きていければそれでいいのではないかと思うのです。

勝負の話に戻りますが、勝負には必ず結果があり、勝ち負けがあります。当たり前ですね。そこにどうやって向き合うか、どうやってきたのか、これからどうするのか、この、自分自身の、過去、現在、未来と真剣に向き合ってこそ、人生だと思いませんか?

だから、勝つか負けるかわからないその勝負に自分自身のすべてを注ぎ込み、何かを得る、それが今後の人生に生きるのだと考えています。

年間ビッグレースを12大会出場し、今年は多すぎたかな、故障しないかな、と不安になることもありました。が、今自信を持って言えるのは「生きててよかった!ここまでやってこれてよかった!と本気で思える」ということです。

来年はどんな1年になるか・・・。次回はハセツネ30Kを振り返ってみます。みなさんよいお年を♪

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