お目覚めアクセル

衝動にちょいと身を任せてみよう。
昨夜そんなことを思った。
たぶん今、少し遠くへ行った方が良い。
これこれここに作用してそれからそれから………
その勢いが生み出す利点を考え始める。
それってもう衝動じゃないね。
時間と内容は云々で、企画計画実行のプロセスを経たのだから単なる催し。まぁ、でもいい。

短いながらも睡眠時間を少しでも多くと思いながら床についたものの、困ったことに寝付けない。
なので読み物(マンガなんだけど、聞こえが良いのでこれで)をしていざ入門。およそ3時間。
3:30のアラームで目を覚ます。当然寝ぼけているものでアラームの消し方を理解するのに数秒かかる。
うるさい、音がデカい。あぁっ。
無事に飛び起き、着替えて飛び出すと思いきや爪切りとセルフカット。外が明るくなっていく。
円滑にいかない感じが、本日の静かな物語の序章となる。

いざ!!!
車に飛び乗り出発。
千葉を南下していく。
トラックを躱してひたすら進む。
眠くないのが不思議なくらいだ。

来たのは富津。車が停められる海辺へ。
私にとって至福の時間は、誰にも邪魔されずぽけーっとすること。キマった……完璧だ。
私の程度の知れた人生のその場面に花が咲く。
勝ち誇った気分。
気持ちは割と晴れ晴れしていたけど、その時は快晴。
だけど敢えて曇りがからせたい気分も少々。
それはそれで贅沢かもしれない。

車に戻って少し休んで今度は目的地の喫茶店を目指す……つもりが地図に表示された東京大観音。
巨像が好きなもので寄らずにはいられない。
相変わらず特撮チックな画角で撮影大会。
不良品の新品スマホが大暴れ。本当に悩ましい。
"もってるね"と言われることが多々あるが、ここで発揮しないでもらいたいところ。会話のネタにはなるけどね、不便なのよ。勘弁して欲しい。

撮影を終えたら
その場の勢いで拝観することにした。
感想:なーにやってんだか。

車に戻って再度出発。
寄り道できる場所は特になく、すんなり到着。
数ヶ月前に訪れた海の見えるカフェへ。
これもまた面白い話で、前にちょいとしたミラクルがあったのよ。んなもんだから、店員さんも覚えていてくれたわけで。前回お話できて本当に良かった。
それも踏まえて最近の話をしてみたり。旅が生み出したすっとんきょうな出来事の数々などを。
美味しいコーヒーと朝に食べるケーキ。
なんて幸せなのでしょう。
店員さんには寄り道とは言ったけど、本当はここに来る為に来たのだと。恥ずかしさが勝って言えるわけがなかった。ぺちゃくちゃしていたら時間はあっちゅう間。
来れて良かったよ。本当。

店を出たあとの心の声
「よし、帰るか」
あまりに潔かったよ。寄り道せずに真っ直ぐと。
往復200kmのちょいとしたドライブ。
敢行して正解だったな。

自分にとって大切なことだった。

今後この先将来未来、どうなっていくのでしょうね。
その道すがらを楽しむべきなのか。
私にもいまひとつわからない。だってね、ある意味死んでしまっているのだから。
だとしても何かで息を吹き返すというのならば素敵なことに思えてね。なーんて。
なので無駄が無駄じゃなかったり。
余計なものや煩わしいものはごめんなんだけどね。

そんなこんなで、こういうの続けていこう。
だって本当に、こうでもしないとね。
それじゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?