人付き合いは、めんどくさい!!

<ヨーコお婆の喜怒哀楽④>

2024年7月15日(祝)……
月に2~4回参加している体操教室で知り合った男女二人から、トレッキングに誘われたり、定期的に出かける沖縄旅行の土産を頂いたり、家庭菜園の野菜を頂いたり……。
なので、私は石川県在住の大阪人だから自宅に招いてタコ焼きを作ったり、今年の1月は赤ワインを6本注文したし兄から大きなホタテが届いたので、ホタテ入りスパゲティーを振る舞ったり……。

同じく土産を受け取る教室仲間の女性は、頂いたらお返しをしなければいけないということで、ちょっと困っておられた。
こういうことを困る人、悩む人というのはよく聞く話なのだが……私は、ありがた迷惑と思わず、それはそれで有り難く頂戴しお返しを考えたらいい、それを面倒と考えず、そういうお付き合いを楽しめばいいと思っている。

大阪の或る友達は、グループで会うとき必ず小さな手土産を持って来る人がいる、じゃあ私も持って行かなければいけないから、それが面倒と愚痴っていたが……それも面倒と考えず、会うときは小さな手土産を渡し合う習慣をみんなで楽しめばいい、と私は思う。
(私も此の地のグループ昼食会に100円ショップで見つけた品を持参したことがある。こういうことをすると気を遣って全員が何か持ってくることに? 迷惑かな?…とも思うが、そういう問題は考え込まないことにした。金額も百均だし)

そんなわけで、先週も男性から沖縄土産を頂き、女性から家庭菜園の野菜を頂いたので、15日の祝日、自宅に招き、「猛暑の今夏を元気に過ごしましょう会」と題して取り寄せた三河産のウナギを食べる早夕食の集いを催した。

これまでの数回は3人の食事会だったが、この日は仲良くしている友も呼んだ。

最初なごやかに会話していたのに、どういうことからどうなったのか、高齢男性と高齢の私の友が、急に険悪なムードになって口論し始めた。

あとで考えてみたら、どっちもどっち。
私の友も日頃からちょっと変わった人で、このときも言わなくてもいい暗い自分の個人情報を語っていた。
そして、ちょっと自己中・自分本位な面があるなと私が日頃から感じている男性が、彼女の生き方や暮らしぶりなどを非難していた。その非難のセリフに彼女は腹を立てていた。

非難されるようなことを喋っていた友も悪いが、彼も、私の家にやって来て私の友を非難しなくてもいいのに。
「僕と君ではレベルが違う」という傲慢なセリフは、私もちょっと腹が立つ(私は全てを聴いていない。彼女は生活レベルのことだと思っているようだがスポーツの話だと思う。彼はフルマラソンに200回以上出場して家には優勝トロフィーや表彰状などがいっぱい)。

この二人はもう会わさないほうがいいのかな?
(また沖縄土産を頂いても)彼はもう自宅に呼ばないほうがいい?

非難された友は、数年前、風変わりな言動に私は驚き呆れ、こういう人とは友達付き合いできないと判断し、絶交の手紙を送った。
それで彼女も腹を立ててソレッキリになると思ったのに、ならなくて、結局のところ「来る者拒まず」で、ますます仲良く付き合っている。
彼女の風変わりな言動はいまさら驚かないし呆れないし腹も立たない。なので彼女は、もう呼ばないという結論にはならない。


今どきの若者が叫ぶセリフを、私もちょっと叫びたい。
「ああー、めんどくせー!!」

大阪でもグループ付き合いにおける面倒臭いことはいろいろあった。
高齢女性4人グループの集いにAさんという高齢者の友も呼んだら、Aさんがグループの一人にちょっとキツイ言葉を。きつい言葉を聞いた人はAさんを敬遠したいみたい。
それで私はグループ女性陣とAさん一緒の飲食会を続けなかった。
このAさんは私の別の友人と二人で私の移住地へやって来るときも一悶着あったので、その後は二人を会わさないようにした。
(ほかにもいろいろあるが長くなるので割愛する)

「めんどくさい」と叫んで、人付き合いをやめるという選択をしてもいいのだが……私は、ちょっとストレスを溜めて叫びながらも、やはり人付き合いはしようと思う。

昔も今も、独り暮らしで独り行動が多い私なのだが、「私と遊ぶ人、この指とーまれ」式で、人付き合いも多い。
大阪では、マージャンの会、カラオケの会、お鍋の会などを催していた。小さなテニス試合を開催したこともある。

遊び仲間にキツイことを言ったり非難したり口論する人に対して、内心、「性格悪い」「人間できてないなー」「レベル低い」と思っているが、そういう人たちが友人・仲間である私自身も「レベル低い」。

日ごろ付き合っている人たちの「レベル」が自分自身のレベルなのである。

あなたのお友達はどんな方? いつも集っているお仲間はどんな人たち?




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