見出し画像

ITパスポートの勉強 9【第2章】

最近、ITパスポートの勉強を始めました。・ω・
それを簡単にざっくりとまとめて行こうと思います。

ITパスポート試験

ITパスポートの勉強 8【第1章】

【第2章 法務】(ストラテジ系 企業と法務)


01_3つの知的財産権

《知的財産権とは》

〇知的財産とは:目に見えない、形のない財産のこと。
人の知恵から生み出された発明やデザインなど。
〇知的財産権とは:知的財産を、形あるものと同様に所有するための権利。経営資源の1つである『情報(チエ)』に含まれる要素。

知的財産権は大きく『著作権』『産業財産権』『その他の権利』の3つに分類される。

《著作権とは》

〇著作権とは:創作物に対する権利。
〇申請の必要性:不要。著作権は著作物を創作した時点で自動的に発生する。
〇主な対象者:個人。
文化の発展を目的とする権利として、『文化庁』が管轄。

申請しなくても権利が発生することを『無方式主義』という。
権利を保護してもらうために申請が必要になることを『方式主義』という。

《著作権法によって保護されているもの7つ》

1. 本
2. 音楽
3. 写真・映像
4. 取扱説明書
5. プログラム
6. データベース
7. 美術作品(絵画・彫刻・建築物・デザインなど)

《著作権法によって保護されないもの3つ》

1. プログラム言語
2. アルゴリズム
3. プロトコル

02_産業財産権とその他の権利

《産業財産権とは》

〇産業財産権とは:産業分野に対する権利。
〇申請の必要性:必要。
〇主な対象者:企業。
産業の発展を目的とする権利として『特許庁』が管轄。

《産業財産権の種類4つ》

1. 特許権:新しい発明をした人・企業に与えられる独占的な権利
2. 実用新案権:物品の形状などの考案を保護する権利
3. 意匠権:物品のデザインを保護する権利
4. 商標権:自社の商品と他社の商品とを区別するためのマークを保護する権利

《その他の権利》

その他の権利として『営業秘密』も含まれる。

《営業秘密に必要な3つの条件》

1. 秘密管理性:秘密として管理されている情報
2. 有用性:技術上または営業上で役に立つ情報
3. 非公知性:一般的に知られていない情報

〇営業秘密とは:これら3つの条件を満たす情報。
脱税情報や不正取引の記録は、営業秘密には含まれない。

《不正競争防止法》

〇不正競争防止法とは:営業秘密を守るための法律。
ライバル会社同士による不正な競争が行われないようにするための法律。

《知的財産権の有効期限》

知的財産権には有効期限がある。
しかし、『商標権』だけは有効期限を更新することができる。

有効期限が切れると、誰でも著作物やアイディアなどを利用できる。

《ビジネスモデル特許》

ITを利用した新しいビジネスモデルに特許権が認められることがあり、これを『ビジネスモデル特許』という。これは『特許法』で保護されている。

《その他の重要な用語》

〇肖像権
〇パブリシティ権
〇使用許諾契約
〇クロスライセンス
〇パブリックドメインソフトウェア
〇オープンソースソフトウェア

--------------------------------------------------------------------------------------


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?