ナナちゃんとナイン君の近親恋愛8️⃣
とある日の朝☀️
ナイン君から『今日、ユニバに行かない?』と誘われた。
ナナは、『たしかに土曜日予定空けといてと言われたから空けといたけど、今日の今日誘うなんて、びっくりするじゃん。』と思い、ケンカして絶交していた親友のエイカに、勇気を出してラインで聞いてみた。
ナナ『ナイン先輩から今日ユニバに行こうって誘われたんだけど、どうしたらいいかな?』
すると、秒で『既読。』がついた。
エイカ『男ってそういうもんだから。気まぐれなところもあるし、可能なら行くべきだね。』
ナナ『そっか。うん。わかった。』
エイカ『いってらっしゃい。またなんか分からない事あったら聞いて?』
ナナ『あ!エイカ!この前はごめんね🙇♀️また私と元サヤに戻ってくれる?』
エイカ『元サヤ🤣私は彼氏じゃねーよ!あんたの彼氏はナイン先輩でしょ!笑笑笑』
ナナ『まだ付き合ってると言える段階ではないけど…。』
エイカ『返事した?』
ナナ『まだ、だよ。』
エイカ『早くしないと!チャンスを棒に振ってしまうかもよ?』
ナナ『わかった。』
ナイン先輩に返事を書いた。
ナナ『今日、ユニバ行きたいです。先輩と。』
ナイン君『え!本当に?😳』
ナナ『うん。』
ナイン君『お金の件は全部、俺に任せてくれればいいから、気をつけて来てね!』
ナナ『ありがとう😊今すぐ支度しますね!』
エイカ『どーなった?』
ナナ『デートする事になった。』
エイカ『よし!ナナは元々オシャレだから、服装はそんなに気にしなくていいと思うし、メイクもいつも通りでいいと思うよ。しかし、ユニバ代どうするの?』
ナナ『ナイン先輩が全額払ってくれるみたい…。』
エイカ『そっか😌楽しんでおいでね!もしかしたらお泊まりデートになりそうな予感だな♡』
ナナ『そ!そうなのかな?😳』
エイカ『充分ありえる。まぁ細かい事は気にせず、いってらっしゃい!』
ナナ『はっ、はーい🙂↕️』
ナイン先輩『ナナちゃんの家ってどこ?迎えにいくよ!』
ナナ『え!先輩車🚙ですか?』
ナイン『いや、まだバイクの免許しか持ってねぇ。今すぐおっちゃんに頼んで車出してもらうわ!近くにコンビニとかある?』
ナナ『近くにセブンイレブンがあります!』
Googleマップ共有。
ナイン君『オッケー👌待っててね!』
ナナ『はい!』
さすが金持ちの息子だな…。
ナナの母親『ナナ?起きてるの?おはよう。』と、母が部屋のドア🚪をノックしてきた。だからガチャっと扉を開けた。
ナナ『おはよう、お母さん。』
母『おはよう、ナナ。あれ?なんか顔が赤く熱ってるわよ?どうしたの?』
ナナ『あ!えっーと…。実はね!今から友達とユニバに行くんだぁ!』
母『え!?どうやって?お金は??』
ナナ『友達が全部出してくれるみたい…。近くのコンビニまで車で迎えにきてもらうの。』
母『あら!もしかして彼氏⁉️』
ナナ『んー、わからない。それを今日確かめるような感じかな?』
母『大丈夫?危険じゃない?😡相手はどんな人?』
ナナ『同じ高校に通ってる人…。』
あー、たぶんここで相手がナイン君だってバレるよね…終わった…。
母『あらそうなの。気の優しいお金持ちのお坊ちゃんなのね。なかなかやるじゃないあんた!応援したげる!🤭』
ナナ『あははははー😆』(これは、セーフ?🤔)
母『あたしもユニバに行きたいわ〜😍あ、朝ごはん机の上よ。しっかり食べて行きなさいね。』
ナナ『はーい。😁』
母『お土産よろしく♡』
ナナ『ん。』
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