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集中治療室?一般病床?回復期病床?なにが違うの?

脳血管疾患で入院したら、集中治療室→一般病床(→必要に応じて回復期病床)→退院となります。

これ、どう違うのでしょうか?

①集中治療室…症状が不安定な方対象。心電図や血圧、酸素飽和度などの常時測定されており、おしっこの管などもつけられていることがあります。24時間看護師さんに見守られています。理学療法、作業療法のリハビリが開始されます。一日20分×2回とか。

②一般病床…症状が安定した方対象。点滴は発症から約10日から2週間。個室から4人部屋。看護師さんの数は患者さん7人につき1人。言語聴覚士のリハビリはここから始まることが多いです。リハビリは発症から60日以内は一日最大3時間、それ以後は最大2時間。

③回復期病床…リハビリでの回復を目指した方対象。個室から4人部屋。看護師さんは患者さん13人につき1人なため、一般病床よりも自分でやらないといけないことが増えます。入院期間は発症から180日が限度。リハビリは一日最大3時間です。

それぞれの病床で生命の危険の程度、看護師さんの配置、リハビリの内容が異なります。リハビリの充実度では回復期病床にまさる場所はありません。
その期間にどれだけ良くなっていただけるか?一回一回のリハビリが、その方の望む未来につながるよう願って仕事をしています。

お読みくださりありがとうございます。
今日も素敵な一日になりますように。
あお


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