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この世界の美しさはなかなかハードだけど

仕事が終わり車に戻るまでのあいだ
エヴァンゲリオンのことを考えていた。
多分昨日ビーストモードとか書いちゃったからだ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:IIは2回観た。
シンジとマリが駅のホームを後にしてからの
One Last Kiss、Beautiful Worldの流れが良すぎた。

真っ暗な中で
大音響で音楽を聴くことが
こんなにも心地いいなんて知らなかったし
クラブとかに行く人たちは
こう言う気分を味わいたいのかな?と思った。(たぶんちがう)


エヴァンゲリオンで
「すべてはゼーレのシナリオどおりに」とゲンドウが言うけれど
「すべてはユイのシナリオどおり」だったよなぁ。

自分と自分が愛した人間から生まれた
子供シンジのことを信じ、託してエヴァに取り込まれたんだろう。

自分が取り込まれることで
ゲンドウが起こすであろう行動もすべてお見通しの上やってのけたんだろうから
恐ろしい母親であり女だなと思う。



そんなこと考えていたら
無性にOne Last KissからのBeautiful Worldが聴きたくなって爆音で流しながら帰り道の国道を走った。

帰宅するとロン毛の綾波が見たくなった。
ラストシーンあたりでエヴァ初号期に乗っていた綾波。

いじらしすぎて泣ける。
かわいい。

アスカが好きなのに
シン・エヴァンゲリオン劇場版:IIを観たら
綾波を愛さずにはいられない。


そして現在、アマプラで劇場版:IIを流しながら
これを書いてます。



お腹の大きな猫
新生児を抱えた母親や妊婦さん
ミサトと加持の子供など
今にも世界が終わりそうな時間を過ごしつつも、新しい命を迎え逞しく今日を生きてる生物たちの営みが大切に描かれていて

大嫌いで大切なこの世界を選んだ
監督の思いがたっぷり表現されているように感じる。


生きることはつらいことと
楽しいことの繰り返し。

毎日が今日と同じでいいの
そういうもんでしょ?

シン・エヴァンゲリオン劇場版:II


しかし親子だ、縁は残る

シン・エヴァンゲリオン劇場版:II



悩みも苦しみもない
全ての魂が一つになり浄化された世界より

傷つけ合い悲しんでも
愛すべき者たちが存在し生きる世界を選んだシンジたち。



こうして改めて映画を観ていると
この世界の美しさはなかなかハードなものだけど悪くないなと思える。










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