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腸活で糖尿病予防や改善!


はじめに

腸内環境を整える腸活は健康と美容に良いと話題になっていますよね。
腸内環境を整えることは糖尿病の予防や改善にも効果があることが近年注目されています。

そもそも腸内細菌って何?

私たちの腸内には、100兆個を超える腸内細菌が住んでいます。これらの腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分類されます。

  • 善玉菌: 免疫力を高めたり、腸内環境を整えたりする役割を果たします。

  • 悪玉菌: 腐敗物を産生したり、炎症を引き起こしたりする役割を果たします。

  • 日和見菌: 善玉菌と悪玉菌どちらにもなる菌です。

腸内環境と糖尿病の関係

研究によると、糖尿病患者は健康な人よりも腸内環境が悪化していることがわかっています。具体的には、善玉菌が少なく、悪玉菌が多い状態です。

腸内環境が悪化すると、以下の様な悪循環が起こります。

  1. 悪玉菌が増えると炎症が起こりやすくなり、インスリン抵抗性を高めます。

  2. インスリン抵抗性が高まると、血糖値が上昇しやすくなります。

  3. 血糖値が高い状態が続くと、糖尿病を発症したり、悪化したりします。

腸内環境を整えることで、糖尿病を予防・改善できる可能性

腸内環境を整えることで、糖尿病の予防や改善に効果がある可能性があります。
腸内環境の整え方はまた別の記事で紹介しています。
ぜひそちらも見てくださいね!

まとめ

腸内環境は、糖尿病だけでなく、肥満や高血圧などの生活習慣病にも影響を与えます。
腸内環境を良好な状態に保つことで、これらの病気を予防・改善していきましょう!

毎日、腸内環境を意識した食生活を心がけ、健康的な生活を送りましょう!

参考文献

Pan Y, Bu T, Deng X, Jia J, Yuan G. Gut microbiota and type 2 diabetes mellitus: Focus on the gut-brain axis. Endocrinology. 2024 Apr;84(1):1-15. doi: 10.1007/s12020-023-03640-z. Epub 2024 1 16. PMID: 38227168.


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