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【詩】土曜日の休日


土曜の朝、白で塗られた空が
知らない喫茶店を導く
扉を開けると鈴がなる
知らない店はどこか嬉しい

味の合わないコーヒー
ガムシロップと淋しさが溶け込んでいく
ひとりの時間も
穏やかな響きを持っている

土曜の朝日で塗られた空が
いつもの場所へ僕を導く
扉を閉まると音は消える
僕は独りだ

遠くの景色が優しそうに
この店を眺める
独りの時間も
穏やかな響きを待っている

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