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月兎紬
2024年5月18日 23:22
逆再生の青い空口調や匂いに空気の振動でもこんなに空っぽなんだあと何度こんな夜を超える放つ角度で流れ星落ちる度浮かぶ記憶の螺旋もう十分刻んだ記した閉ざしてしまえ記号の彼方ほらまた再生再接続気づけば再度涙が惑うただただ再生再構築頭の中のプロジェクター忘れたいよ忘れたい了
百城みこ
2024年4月17日 19:18
十センチメートルしか開かないガラス戸を開ける隙間からは深夜一時の凍てつく息吹どこにいても孤独な私の隣 風が腰掛けた冷たさと抱擁を交わすそれは私の存在への受容しかし何も言えないままで冷たい故に与えられた痛みはしずかな裂傷になる睡魔とともに肉体はリネンに沈むどこまでも これでいいこのまま痛みとひとつになって
2024年4月17日 00:47
いつもより早く帰れたなあのお店にも灯りが点いてるまだ金星はそこにいてカモメも群青に染まらずにぱっちり開いた君の瞳に星の夜も宇宙も飲まれ僕はなんて思えばいいだろ生憎持ち合わせはないなシャッターチャンスを待つように君の微笑み待つくらい了