マガジンのカバー画像

ミオとみんなの共同運営マガジン【参加受付中】

4,399
ミオとみんなで自分の記事やお気に入り記事を追加していく共同運営マガジンです✊🏻 ̖́-‬ みんなの嫌がるような記事を入れたり、マガジンヘッダーや説明を勝手に変更したら、マガジンから脱…
運営しているクリエイター

#小説

「 ミオとみんなの共同運営マガジン 」作ります!!

note始めてまだ2日目です!!笑 なのに共同運営マガジンを作ろうとしてます!!笑笑 ルール以下のマガジンに「入りたい」と言ってください!! そしたら私が招待メールを送ります!! 招待メールは、何かメールアドレスに届いたので、そこから承認してもらったら それでOKです(*´꒳`*) ただし、みんなが嫌がるような記事を入れたり、マガジンヘッダーや説明を勝手に変更した場合、マガジンから脱退してもらう可能性があります。 マガジンヘッダー募集中!私には画像を作れるような才能

小説【アラーム】4

@放課後  掃除が終わり玄関に行くと靴箱に背を付け待つ弥生は「やっと来た…」と呟いた。  睦月は、バス通いの弥生に合わせ自転車を押しながら高校から近いコンビニへ向かった。  時季的な事から入口の棚に花火が並んでいた。 「適当に選んどいて」  と睦月は雑誌の並ぶコーナーへ行き立ち読みし始めた。数分が過ぎ突然Yシャツを引っ張られ振り向くと困った顔をした弥生と目が合った。 「ねぇセットとバラどっちがいい?」 「適当でいいよ」 「どっち~?」 「セット一つ買って、バラで面白そうなの

一方通行風呂

本文Aさんがいなくなった。 温泉旅行に出かけたっきり。 Aさんの行き先は岩手県。 有名な温泉地がある。 上記の投稿を最後に、SNSが更新されなくなった。 電話をかけたが、すぐ自動音声に切り替わってしまう。 メッセージも返信がない。 こうなったら行くしかない。 新花巻を降りてバスに乗って、それから……。 バスを降りてしばらく歩くと、風が吹いた。 ん? この違和感は何だ? スマホが圏外になっていた。 だが幸い、GPSは動いている。 しばらく行くと、案内板が見

小説/シャッターの向こう側で 【U'z】#4 せーので、答え合わせの宝探しへ

【あらすじ】  凪と蘭は3月24日に三重県へ友達の墓参りに行く約束をする。  命人と羅希、冷央は三重県の杜樫山へ宝探しを始めるため、電車に乗り込む。 上水流命人 3月23日 木曜日 午前9時20分             愛知県 冬雫町 冬雫駅    冬雫の駅は暗くて、静かで、にぎわっていなかった。  それとは対照的に俺の心はなんだか弾んでいる。とても楽しみだと全身が叫んでいる。 「早く来ないかなあ、、、」  駅前でうろうろしていたとき、「おーい!」と声がした。 「みこち

小説【アラーム】3

@高校内  チャイムが鳴り講師はそそくさと教室を出て行った。  休み時間になったが睦月はメガネをかけたまま図書室から借りて来た小説を読んでいると突然前の席に座わる小柄でセミロングの弥生が振り返り言う。 「今度は何借りて来たの?」  睦月は弥生を一瞥し背表紙を見せた。 「『アンドロイド』…SF?」 「たぶん…」 「そういうの好きだよね。睦月って」 「まぁな」  睦月は弥生から本に目を移すとすかさず弥生は言う。 「何年の?」 「え? うん…」  睦月は後ろのページを数枚めくり言

小説【アラーム】2

@睦月  携帯電話のアラームに起こされ、大きくあくびをしながら睦月は目を覚ました。  制服に着替え、「おはよう」と言う母に愛想なく「おはよう」と返し、朝食を食べ、学校へ登校し、知りたくも無い勉強をして、家に帰り、夕飯を食べ、寝て、また携帯のアラームに起こされる。  それが睦月の毎日繰り返す事だった。 ≪続く≫ 良いなぁと思ったら❤お願いします!

コンプラ不倫

本文コンプライアンスが不倫をした。 矛盾かもしれないが、事実らしい。 「これ以上服従しない」という暗示だろうか。 やがて無法地帯が作られる。 参加企画

小説【アラーム】1

@弥生 「ウソ…」  弥生は息を切らしながら起き上がり汗で湿った顔を両手で覆った。 外ではスズメが鳴き、開けっ放しだった窓から涼しい風がカーテンを押し上げ部屋の中に光が入り込む。  朝…。  弥生は身体を震わせながらベッドの上でひざを抱え何度も何度も「何で…」と繰り返し呟いた。  弥生には高らかに鳴くスズメの鳴き声なんて物は聞こえていなかった。  聞こえるのは恐怖に脅える自分の声だけ。  何かの前触れのように弥生は一週間前から同じ夢を見続けていた。 ≪続く≫ 良いなぁ

小説【続・僕はもう一度キスをした。】

何故…  深夜、突然ケータイが鳴り出した。  寝起きでもその内容は直ぐに理解が出来、僕は急いで病院に向かった。  ハァ、ハァ、ハァ…。  走ってる間、誰かにぶつかった気がする…。  ハァ、ハァ、ハァ…。  息が切れるほど走った。  ドアの前で息を整え、ドアを開けた。 「やぁ、来たよ」  沢山のチューブが身体のいたるところに付けられ、細く開けられた真由の瞳と目が合った。 「遅いよ…。ずっと、待ってた、んだよ…」  酸素マスクごしで、弱々しい小さな声だった。 「ごめん…」

小説/シャッターの向こう側で 【U'z】#3 何か忘れてないか?

【あらすじ】 日花島の海で瓶を拾った命人。 中には 地図が描かれた紙が入っており 「宝の地図」だと目を輝かせた。 その頃 羅希はダンスのレッスンから 帰宅したところだった。 鴨ノ端羅希 3月21日 火曜日 午後3時       愛知県 冬雫町 喫茶店「ラ・メール」   「ただいまー!」 「おかえりなさい」「あら兄ちゃん、来たのかい」「お疲れ様ぁ」 「ありがとうございます!」  ここは僕の家で、僕の家族が経営する喫茶店。おやつの時間なのか、アフタヌーンティーの習慣とやら

生成AIで小説をかいてみました

写真はテーミス像。 司法の世界では有名な像だと おもいます。 さて、標題の件。 小説が公開されました。 ありがたいことに 参加者の方から なんのはなしですか 「読みました」 と声をかけていただきました。 少し、ホロリとしました。 「惚れてまうやろ」 って、こういう時のために ある言葉なんですね。 もう少しだけ、 粘ってみます。

小説【雨の匂いとシャンプーの香り】3

3  次に目を開けた時膝の上にいた千春の姿はなく、時計を見ると10分程寝て居たらしい。 「あれ? 千春は? 千春…千春…」  見る限り千春の姿が見えなく、テーブルに『ありがとう。バイバイ…』とだけ書かれたメモ紙があった。  千春帰ったのかな…。  自分の部屋を見に行くと濡れた制服がハンガーに掛けられたままだった。窓から外を見たが千春の姿は何処にも無かった。  何処行ったんだよ、あのブカブカの格好で帰ったってのか? 制服置いて帰られてもな…。  とにかく千春の携帯に電話をする

小説【雨の匂いとシャンプーの香り】2

2  玄関にいる千春にバスタオルを渡すと長い髪をふきながら言った。 「ありがとう。おばさんは?」 「通夜の手伝い行くって。俺も後から行かなきゃ行けない見たいなんだけどさ…」 「そうなんだ…」 「中入れば」 「いいよ。私はここで…」 「カゼひかれても困るし、中入れよ」 「うん…」  千春を自分の部屋に通した。 「懐かしい…小さい頃と家具の配置あんまり変わってないんだね…」  「えっあぁそうかも…」と返しながらタンスからスエットを探し渡した。 「ありがとう…」 「着替え終わった

小説【雨の匂いとシャンプーの香り】1

1  早朝5時…。  部屋のドアをドンドンッと乱暴に叩き「入るわよ」と勝手に入って来た母を渋い目で見ると仕事帰りらしくナース服を着ていた。 「またそのままで帰って来たの、着替えてから帰って来いよ」 「うるさいわね」 「何時?…」 「5時過ぎ…」 「何だよ、こんな時間に。眠いよ…」  寝ぼけてる僕に母は淡々と喋り出した。  「…が亡くなったの。今夜お通夜で、母さん手伝いに行くからあんたは後から来なさいね。聞いてるの?」と聞かれウンウン…頷いてはみたけど頭に入って来なかった。母