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「マーケットイン」と「プロダクトアウト」


今日のタイトルは、「マーケットイン」と「プロダクトアウト」です。


「経験薄の大学生のビジネス用語解説noteなんてお断りだ!!」
となると思うのですが、

これはビジネス用語の解説noteとかそういう類ではなくて、
(前提合わせるために、辞書的な意味を挟んだりはしますが・・・)


「目標のための手段取りをする上で、どちらの手段が得策なんだろう?」
っていう話です。

つまりは、
自分が成し遂げたい目標にはお金やファンが必要で、

そのお金やファンを作るにあたって、「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の2つの立ち回りがあると思うのだけど、

どっちが自分にとってベストかな?って話です。


自分の目標についてはこちら↓↓↓



辞書的な意味を集めて、
更に加工すると、

「マーケットイン」
=ユーザーのニーズを起点に商品・サービスを展開すること。

「プロダクトアウト」
=企業の開発力を動力に優れた商品を生み出し、社会に向けて提供すること。

みたいです。


で、
これを今の自分に置き換えると、

「マーケットイン」
=自分の目標のために必要な材料集めをするべく、一旦自分を曲げてでもニーズがあるものに投資する。

「プロダクトアウト」
=いやいや、自分の目標には価値があるんだから、ここは曲げずに貫き通そう。ニーズがなくても、お金にならなくても、ファンは少なくてもやり続けよう。でお金になる、ファンが増えるまでやり続けよう。


になる。


さて、どっちが正しいのだろうか。

これの難しいのが、
どちらにも真っ当な支持者がいて、
あながち、どちらの考えも間違ってはないと思えてしまうこと。


それぞれで結果出してる人がいるので、
どっちも今の自分には眩しく見えて、惹きつけられる何かが必ずあって。
    


前提を擦り合わせるために、ここまで結構な文字数使いました。

それだけ目線をしっかりと合わせておくことがこの後、重要になってくるよ。
ってことなんです!


さて本題。







「マーケットイン」の発想


目標の実現にお金が必要となれば、
一旦手段としてお金を追う段階を踏む必要が出てくる。


お金を得るには、否応なしに需要がある所に顔出して、結果を出さなければいけない。


だから
需要がある場所を見つけて、そこでビジネスを始める。


これが個人でお金を稼ごうとする人間の

「マーケットイン」

という立ち回りに相当する。

例えば、転売だったり、生成AI関連のサービスだったりになるかと思います。人口爆増中の発展途上国で教育やインフラビジネス立ち上げるのもこのカテゴリーかと。

ニーズがあるもんだから
お金を稼ぐという意味でいえば、物凄く現実的なやり方。


ただ一点落とし穴があると思ってて


「マーケットイン」のやり方だと、
ガツンとお金にコミットする時期があって、そうなった時に本来の目標がごっそりと抜け落ちてしまう危険性がある。


苦労してお金を稼ぐ、何かを成し遂げるって凄いことで、だからこそ、その快感から抜け出せなくなる。


「マーケットイン」を追い求めると、
成功できる確率はかなり上がってくるんだけど、
あんまり頭突っ込みすぎると、本来の目標を見失うっていう落とし穴もある気がしてます。




「プロダクトアウト」の発想


一方で「プロダクトアウト」は、
力点を「自分のやりたいこと」や「得意なこと」に置いて、これをとにかく売り出していく。


需要の有無にかかわらず、
とにかく「自分」の存在自体を商品にして売り出していく。


これが個人でお金を稼ごうとする人間の

「プロダクトアウト」

という立ち回りに相当する。


例えば、ブログだったり、本出版だったりと思います。


需要がなくても、
飛び込むこともあるわけだから、
お金を稼ぐという意味では、非現実的で非常に空想的なやり方。


だけれども、
常に「自分のやりたいこと」や「得意なこと」が、お金や需要の上位に位置しているので、
大元の目標を見失う危険性はかなり低いと思います。



とはいえ、
ニーズがなくて、報われなくとも
自分がありたいように振る舞い続けるって根性がいるし、
現実を考えたときにどこかで必ず行き詰まる。


お金が入ってきてないから、生活できないという現実と直面した時に、
「プロダクトアウト」のやり方は捨てなければいけない。


なので
人から認められなくとも、必要とされなくとも、
「やりたいこと」だけやって、目標を掴みにいくってやり方は、目標達成のためにはかなり確率低いんじゃないかとも思っていて。

「プロダクトアウト」の一本足は、
かなりギャンブル性が高くて、非現実的で空想的な匂いがしてしまう。


「プロダクトアウト」的な、
自分を貫くやり方で目標を達成するには、
それを支持する層を作らなければいけなくて、「自分」の存在に需要が集まる状態を作らないといけない。


これは言うは易しで、
めちゃめちゃに難しくて、非現実的で、現実思考の多数派からは「無理だろ。まずマーケットインからやろうよ。」って刺される。

だから、自分を貫ける人は多くないっていうのが現状な訳で。




両輪回せる状態


ここまでで、
「マーケットイン」と「プロダクトアウト」双方の稼ぎ方の概念はたっぷり説明できた体で進めると、


冒頭の

「目標のための手段取りをする上で、どちらの手段が得策なんだろう?」

への自分なりの回答として



結論、
「両輪回せてる状態が最強じゃない?」に一旦落ち着きました。


結局、
「マーケットイン」も「プロダクトアウト」も一長一短で、
どちらかに全betすると大切な何かを失うことになると思ってます。


「マーケットイン」に全振りすると、目標を見失う。
「プロダクトアウト」に全振りすると、目標を支えるお金は手に入らない。


「プロダクトアウト」の活動、
自分にとっては、ブログであり、サウナでありなのですが、
ここらへんは誰に何と言われようとも捨ててはいけないし、常に第一優先。


とはいえ、これだけを守っているだけでは、夢想家なので、
「マーケットイン」の活動もしないと地に足がついた目標達成はできない。

自分にとっての「マーケットイン」は、M&Aだったり、生成AIになってくるのかなと思っていたりします。


「自分」に需要を集める過程で、
需要がある、つまりは人から必要とされていることにも取り組んで、
結果「自分」の存在自体に注目が集まる。


そういう入り口の役割を担える一翼として「マーケットイン」の活動はしなければいけない。


これは「プロダクトアウト」を追求する人間の、必要最低限背負うべきハンデと思っています。


いきなり「自分のやりたいこと」だけやって目標達成したいです!
は、理想なんですけど、現実とどうも折り合いが合わない。


最近お話した方から、
YoutuberのHIKAKINさんて「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の両輪を回せてる例なんじゃないかというお話があって。


HIKAKINさんは最初、得意なビードボックスの動画をYoutube上にアップしていた。
いわば「プロダクトアウト」的な活動。

一方、現在のチャンネルでは商品紹介だったり、子ども向けのコンテンツのイメージも強くて、むしろそこらへんが売りにもなってる。
これはいわば需要に合わせた「マーケットイン」的な活動。


「マーケットイン」的活動がなければ今の知名度や人気、ファンを得られていないんだけど、
一方でビートボックスという「プロダクトアウト」的活動もあったからこそ、くじけずにここまで進んでこれたんだろうっていう理屈が成り立ってる。



以上、
自分の目標を突き詰めるには、この両輪で進むことが最適なのかな。という途中経過の報告でした。

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