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オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

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#ねこ

におい  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

この時期、服がなかなか乾かないので、変なにおいになってはいないかと、干してある服をくんかくんかとせずにはいられない僕でございます。 はじめこそ彼女は訝しげな目で僕を見ておりましたが、今では彼女もにおいが心配なようで、How is it?尋ねてきます。 彼女いわく彼女の鼻は潰れているようで、においがあまり感じられないとのこと。 においと言うとkittyの専門分野ではございますが、kittyの場合、においを嗅いで調査終了、といった様子なので、好き嫌いは特にないような気がいた

真ん中で  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

朝、ハッピータイムかな、そう思って、みゃおみゃおと走り回るkittyを眺めておりましたが、そうではなかったようで、起きてきた彼女がkittyを抱き上げると、ごろごろ、happy boy。 彼女の顔をぺろりとおはようの挨拶をしつつ、幸せそうにとろとろとろけること数分。 冬のせいか、脂肪を蓄えているのか、大きくなったように見えるkittyの重みに、彼女は降参。I’m sorry。 床におろされたkittyは、もう終わり?そんな表情で彼女を見上げて、彼女は、baby、頬が緩く

ごはん  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

kittyのごはんは長らくサイエンスダイエット一択でございますが、この2年の間にリニューアルがあったようで、そのリニューアルに彼女は納得がいかないご様子。 サイエンスダイエットには、大小二つのサイズがございまして、いつも大を購入していたのですが、その大にリニューアル。 以前は、大きなパッケージの中に二つのパックが入っていて、一つを開封しても、もう一つは新鮮なまま、という代物だったのですが、リニューアル後、大きなパッケージだけ、となりまして、開封すると、日が経つごとに鮮度は

メリークリスマス  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

以前、彼女の同僚さんが一人お家に遊びに来たときの話でございますが、新しく出会った人とすぐ友だちになれるかどうか、そんな会話がぽんと。 彼女の同僚さんは、誰でも友だちになれる、そうおっしゃっておりましたが、たしかに明るく社交的で、誰とでも嫌味なく溶け込んでしまえそうなはつらつさがあるお方。 翻って彼女と僕は、that’s so hard、即答。 彼女は気を遣いすぎるタイプで、何を話そうか、何を考えているのか、考えすぎてギブアップ、というような。 僕はある程度お話すること

きんきんぽっかぽか  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

早朝、僕をご飯に起こしてから、彼女の眠るベッドに二度寝に向かうkittyは、ぐぅぅぅぅ、幸せそうな寝息を立てたることがしばしばで、大きな寝息に頬が緩みます。 先日も、大きな寝息が聞こえてきたので、ベッドの方に目をやると、彼女とkittyが仲良くそれぞれの足先をお布団の外にちょこっと出しており、さらに頬が緩みました。 足を出さないといけないほど暖かかったかと言えば全くそんなとこはなく、僕の足はいつも通りきんきんに冷えておりましたので、いくらお布団が温かいからと言っても、足を

年末のお掃除  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

年末の恒例のお掃除でございますが、気合を入れて一日中お掃除、なんてことはしたくはないので、少しずつ片付けていくスタイルが好みでございます。 先日はお風呂場を。 毎週、スポンジでごしごし洗ってはいるのですが、信頼の激落ちくんでごしごししてみると、白い床の明度が少しばかり上がったような気がして気持ちが良いものです。錯覚かもしれませんが。 まあこの錯覚にこそ、年末のお掃除の意味があるところかと勝手に解釈しておりますので、できる限りこの錯覚を家中に。 今のお家に越してからまだ

長い朝

もはや特筆することもないことではござますが、早朝、kittyに眉毛を舐められて朝を迎える僕は、kittyのご飯を用意して、自らのご飯も用意する、というような流れで一日が始まってまいります。 僕がフライパンの上の白くなっていく目玉焼きをぼーと眺めている頃、kittyはご飯に満足したのか、彼女のまだ眠るベッドに戻って行って、二度寝。 僕は暗いところが好きなので、外の光でほんのりと手元が見えるキッチンで、納豆、目玉焼き、トースト(1/4に切ったものをトースターでカリカリに焼くと

日常非日常  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

口からちょろっとはみ出した舌は、kittyにとっては違和感のかけらもない普通なのかもしれませんが、見ている僕たちからしますと、おかしみのある非日常で、頬が緩むばかりでございます。 人間の舌より多くの役割のある猫の舌かと思いますので、いつも収まっている口の中からはみ出していると、いくらかの違和感を感じて、中に収めなおしても良さそうなものですが、そう思うのも人間の僕だからだけなのでしょうかね、kittyにとっては舌が中に収まっていようとなかろうと、どちらでも変わりはないのでしょ

夜時間  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

僕たちの夜時間は基本的にリラックスタイムでございますので、そこにお酒が加わると、素の素、なにか思えば口からぽんぽん出て行く夜がしばしば。 普段から、kittyが視界に入ると、よく話しかけている彼女ではございますが、夜時間はなおさらで、cuteから始まるkittyを絶賛する言葉が、10秒に一度くらいの間隔でぽんぽん。 ふと我に帰るのか、I’m sorryなんて笑いながら僕に言ってくることがありますが、kittyがtoo cuteだから仕方がないといったI’m sorryで、

ぽかぽか訪問者  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

乾燥するこの季節、お風呂あがりの化粧水を、いつも以上に肌に入れてあげないと、つっぱる感覚が不快でございます。 身体を拭くよりも先に化粧水、そんなことを耳にしたときは、お風呂場に持ち込んで、化粧水を顔に馴染ませてからバスタオルに手を伸ばしていた時期もございました。過去の話です。 今は、浴室で身体を拭いてから、服を着るより前に化粧水。 彼女の場合、とても優雅で(僕にとっては)、お風呂あがり、バスタオルを頭にぐるっと巻いて、ガウンを着て、椅子にちょこんと腰掛けて、ぱっぱっぱ。

chocolatea   オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

tea tea tea、うきうき気分をリズムに乗せて、紅茶を用意する彼女でございます。 キッチンから紅茶を運んでくるときには、チョコレートを片手にやって来るのが定番で、chocolateaなんて僕は楽しんでいるのでございますが、最近の彼女のお気に入りのチョコレートは、キャラメルチップ入りの板チョコ。 メルティーキッスのブランデー&オレンジは言うまでもなく彼女のお気に入りの一つですが、今年は二つのお気に入りのチョコレート。 イオンに売っている板チョコで、イオンに足を運ぶこ

健康的な楽しさ  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

アボカドがあるだけでサラダのクオリティが高くなる、というのが彼女のアボカド愛でございまして、少し遠くの大きなスーパーまで、ストックのため、冷凍のアボカドを求めに行くことがしばしばございます。 20分の平坦な広めの道のサイクリングで、ちょうど良い距離。 先日は、途中の自動販売機で、一日をスタートするための彼女のドリンク、レッドブルを購入し、スーパーまで向かっていたのですが、飲み終えた缶が自転車のカゴの中でdance, dance, dance。少し大きめの段差でjump。

眠り  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

うとうとまぶたの重みと戦うkittyを何度も見ては頬を緩めてきた僕ではございますが、自分自身にその瞬間が訪れますと、頬を緩めている場合ではないようです。 僕の夜はとても短いもので、22時を迎える前には、横になれ、体が訴えてきまして、横になるとすとん、そんな夜がほとんどでございます。 ここ数日は体の訴えの前に、まぶたが訴えてきまして、目を閉じろ。 体よりも突然で、強烈な訴えでございまして、歯磨きしているときでさえ訴えてくるときも。 脳はまだ起きていられる状態で、体もあと

熱々  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

熱々が好きな彼女は、よくレンジで温め過ぎて、ぼん、盛大な音を響かせております。 びっくりしやすい僕は、びくん、一人ひやひやしておりますが、予想の範囲内なのでしょう、彼女は冷静に、still、なんて言いながらもう一度レンジをオン。 炊きたてご飯に、出来立てカレーをどろりとかけて、ゆらゆら湯気の立つ器をレンジに入れたときは、are you sure?思わず口に。 僕が猫舌だからでしょうか。みなさんも尋ねずにはいられない状況でしょうか。 湯気がゆらゆら=熱々 炊きたて、出来