長い朝
もはや特筆することもないことではござますが、早朝、kittyに眉毛を舐められて朝を迎える僕は、kittyのご飯を用意して、自らのご飯も用意する、というような流れで一日が始まってまいります。
僕がフライパンの上の白くなっていく目玉焼きをぼーと眺めている頃、kittyはご飯に満足したのか、彼女のまだ眠るベッドに戻って行って、二度寝。
僕は暗いところが好きなので、外の光でほんのりと手元が見えるキッチンで、納豆、目玉焼き、トースト(1/4に切ったものをトースターでカリカリに焼くというのが最近の定番です)を準備。
並行して、コーヒーの準備。
ケトルで沸かしたお湯をコーヒーポットに移して、朝昼の2杯分と彼女の朝の1杯、合計3杯分を落としていきます。
ほの暗い中、黒いコーヒー豆の上にお湯を注いでいくので、凝縮しないとどれだけ注いでいるのか見えないのですが、コーヒー豆の上にお湯を置く感覚、そんな極意をどこかで見聞きしたことがありますので、その感覚を腕に覚えさせるべく、修行修行、なんて唱えながら、ゆっくり注いでおります。
そうして落としたコーヒーと、納豆、目玉焼き、トーストを、さささっといただきまして、お箸くらいの細い水で、お皿をこれまたさささっと洗いまして、ストレッチ。
ぐぐぐーと、気持ち良く伸ばします。
この頃にはお腹がぐるぐる鳴り始めて、ハッピータイム。
その後は、シャワーを浴びて、服を着て、ニュースを確認したり、絵を描いたりしながら朝時間を楽しんで、目を覚ました彼女にgood morningをしてから、いってきます。
そんな朝。
kittyに朝早く起こされつつ、なんだかんだで朝時間をみっちり楽しんでいる僕でございます。
長い朝、短い夜、良いバランス。
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