【case by家事代行②❣️ 娘さんの代わりに】

いつもお立ち寄りくださりありがとうございます😊✨✨


こんな（どんな？😁）私の
ある時の姿は
家事代行キャスト✨✨

そろそろ6年目に入ります。

家庭の数だけ、
家事代行のテーマとニーズ
がある‼️

と感じて。


こんな使い方があるのね♪
という、
ちょっと目からウロコな
オムニバス形式の小さな物語を綴ってみました。

実際にあるご依頼の内容に
すこーしフィクションを織り交ぜお送りします。

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《娘からの贈り物🎁》

＊母を気遣って＊

県外へ嫁いだ1人っ子の娘は、
毎月必ず、
私達両親の様子を見に家にきてくれる。

私達といえば、
もう70代の後半に入ってから、
日々の掃除もそうだけれど、家の大掃除に手が回らない。

そのことは、
娘も気がついていて、

「今度きたら掃除手伝うね」
と言ってはくれるのだが、

娘も最近
管理職を任されたとのこと。

前のようにここで
ゆっくり過ごすことが
少なくなっていた。

忙しく帰っていく娘の姿が、
頼もしくもあるが、
遠く感じる今日この頃。

＊12月は電話にて＊

「ごめんね，今月は帰れなくなりそう。
でもね、母さん、プレゼントがあるのよ！」

「大掃除をプレゼントしたいの！」

私は最初、
娘が何を言っているのかよくわからなかったが、

どうやら、
家事代行キャストさん＝家政婦さんがきて、
大掃除をしてくれるという。

それが、
私へのプレゼントらしい。

「当日は、家に、そこにいてくれればいいから」

と言われたので、
その日を待った。

＊娘からの使者＊

当日いらした家事代行キャストさんは、思ったより若く、
子供は3人。
すでに成人しているという。

年も娘より若いらしいが
何となく娘が手伝いに来てくれた感覚だ。

何でも頼んでいいと言われたので、

換気扇、洗面台、お風呂、トイレの水回りのお掃除をお願いする。

換気扇の掃除は
年末なのに、
汗だくで作業する姿が光って見えて、
頼もしかった。

テキパキとそれぞれの場所を掃除していく。

なかなか掃除の手が回らなかった場所が、
ひとつひとつ輝いていく。

3時間が過ぎ、
お掃除が終わると、

家事代行キャストさんは、
汗を拭いながら、
帰り支度を始めた。

「ご両親思いの娘さん、素敵ですね。」

キャストさんはにっこり笑って言う。

「時々我が家には来てくれるんですけど、年末はどうしても忙しいみたいでね。」

「でも、今日はテキパキお掃除してくださって、娘が来てくれたような気がして。とっても嬉しかったわ。助かりました。」

年末の大きな仕事が
ひとつ終わり、
肩の荷が少し降りた。

それはそうと、
次、娘にはいつ会えるだろうか。

年越しは、お父さんと2人になるのだろうな…。

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今後も思いついたら、
オムニバスの続編アップしていきます😊

どうぞよろしく✨✨😊

最後までお付き合いくださりありがとうございました😊