11月27日(ワーホリ日記)～犬を散歩するバイト～

今日はタダシの犬の散歩バイトに同行させてもらった。
犬の散歩を1時間して、20ドル。
なかなか割りの良いバイトである。

まず飼い主の家に行き、あいさつをする。
犬はスタンダードプードルという犬種で、名前はヒューゴ。
7歳、オスである。洋犬で結構デカい。

犬単体で写真撮り忘れたから、イラスト。
こんなやつ。

散歩コースやリードの扱い、糞の処理など一通り説明を受けてから、ヒューゴを預かり、いざ仕事スタート。

住宅街を歩いていく。　

ん？

草むらをクンクンする

糞の処理

ひたすら道をゆく。タダシはヒューゴのペースに合わせて途中で走ったり、小走りしたり。
あくまで犬主体である。えらい。
途中で「しんどい」とこぼしていた。

大きな公園にさしかかる。

めっちゃ広い公園

ん？

突然、興奮し出すヒューゴ
リードを噛みだす

「たぶん『リードを離してくれ』って言っているんじゃないかな？」とあくまでも冷静なタダシ。

たしかにとても広い公園なので、ヒューゴも思い切り走り回りたいのだろう。

しかし、飼い主に「リードは離してダメ」と言われているのでヒューゴの要望には応えられない。

ねばるヒューゴ

両者譲らず。相撲が始まる

言うこと聞きなさい

ほーれ、よしよし
グッボーイ、グッボーイ

タダシの勝利

ヒューゴは人見知りがなく、優しい犬である。
わがままを言う時は、リードを噛んだり、甘噛みはするが、程度を心得ており、人に戯(じゃ)れつくのがとても上手い。
もしかしたら人間よりも利口かもしない、そんなことを思った。

それにしても、絵になる犬だ。スタンダードプードルは元々フランスの犬らしい。どうりでファッショナブルである。まさに犬界のパリジェンヌ。

また戯(たわむ)れが始まる

さて、約1時間の散歩は終了。
ヒューゴを飼い主の家へと帰し、
タダシの本日のミッションは無事完了。

タダシはこれから2週間この散歩バイトを毎日行う予定である。
今日やっている様子を見ていて、意外に体力の要る仕事かもしれないと感じたが、本人としては、業務内容の割には時給も良いし、相手が人間ではなく、犬だけに神経は遣わなくてもいいので、このバイトにおおむね満足しているとのことである。
ぜひ2週間、無事にやり遂げてほしい。

がんばれ、タダシ。