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Honda FCファンの記録(JFLの話など)

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Honda FCファンが綴る観戦記とか、雑感とか。
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2023年9月の記事一覧

時来たりなば、末遠からじ。そして決戦の2節+α(やはり勝利がマストのHonda FC)

1:時、来たりなば。J3参入の行方は如何についに今年のJ3ライセンスがJFLチームに交付された。詳しくはリンク先を見るのが早いが、現時点で交付されたのは以下4チームとなる。 ラインメール青森 クリアソン新宿 ヴィアティン三重 ヴェルスパ大分 この他にレイラック滋賀と高知ユナイテッドSCが継続審議となっているが、上記の状況を踏まえた上で、現在の順位を見直してみたい。(JFL公式サイトより) 我らがHonda FCが頭一つ抜けた一方で、引き分けと潰し合いの続く2位以下が大

にわかファンの憂鬱(「ファン」、「推し」。基準はどこにあるのだろう?)

私はHonda FC箱推しのにわかファンである。……と、言葉にするのは簡単だが、実はこの言葉を記すまでにもいくばくかの葛藤がある。 発信行為(思うこととかを綴っているだけとも言う)をしているにもかかわらず、「にわか」などと冠をつけているのもその一つだ。 前置きはよして、さっくりと言おう。私は時折、「ファン」を名乗って良いのかわからなくなる。 私にはHonda FC以外にも好きなものはあるし、好きな人物、キャラクターだって居る。だが、Honda FC以外にはちょっとそれらの言

私は、バカになりたい(もっとHonda FCを追いかけたい話)

先に結論から述べる。私の夢は、「Honda FCの応援をしに、いつかはアウェイも制覇しに行ける人間になること」だ。Honda FCを応援しに、アウェイも、全国へも行く。人によっては「なんだ、簡単じゃないか」と言うかもしれない。実際全国どこにでも行く人はすでにいるだろう。だが私にとっては、個人的な理由で大きな夢なのだ。 なぜ全国へ行きたいのか。簡単な話だ。「もっと見たい」。この一語に尽きる。 ただし、都田――Honda都田サッカー場だけでは物足りない、と言いたいわけではない。

Honda FCがキツい時、やってみたこと(不本意な結果に対して、どう向き合うか。模索は続く)

サッカーにせよ、なんにせよ、勝負事には常に不本意な結果がつきまとう。私が箱推しするHonda FCで言えば、先日の逆転負けがそれにあたるというのは、もはやお察しのことだろう。 応援しているだけでこのショックなのだから、いざ当事者ともなればそのショックは計り知れない。だが、私はあくまでHonda FCについての話をしたい。そこで今回は、どのようにしてこの敗戦と向き合ったか、今季前半のHonda FCが苦しかった時期、どのように心を落ち着けたかについて、ちょっとだけしたためるこ

ここが怖いよHonda FC(にわかファンが勝手に語るHonda FCの魅力)

参照記事前提この文章はにわかファンが勝手に個人的な印象やらを語っているだけです。事実誤認、覚え違いがあるかもしれないことをご容赦ください。それでは、開始します。 怖いところ①:プロにすら匹敵し得るアマチュアチーム上記参照記事にて、私はHonda FCが『門番』の異名を持つ強豪チームであることを記しました。この異名にも色々と物語があるようなのですが(当初は蔑称だったとか)、今回語るのはもう少し別の視点となります。 それが、天皇杯――天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会

私はどう生きるか(Honda FCを4節ほど観に行けない人間のボヤき)

https://note.com/clean_serval941/n/nc3fd9dc65553 過日、痛恨の逆転負けを喫したHonda FC。その心理的ダメージは、察して余りあることでしょう。不幸中の幸いは、翌日2位のソニー仙台FCが引き分けに終わり、勝ち点差が6に縮まる程度で済んだことぐらいでしょうか(なお3位以下も引き分けや敗北が相次ぎ、Honda FCのダメージは本当に些少で済んでいます。混戦リーグに感謝)。 ですが、私にはもっと痛恨の展開が待ち受けていました。そ

あまりにも広いピッチ、あまりにも大きい1点の差(JFL第20節・Honda FC対鈴鹿ポイントゲッターズ)

はじめに今回、この記事を残すことにはすごくためらいがありました。それほどまでに私の中では大ショックで、今でも心中に処理し切れていない部分がございます。ですが、行った試合については記事を残したい。そういう想いで振り絞って書いていきます。文体も含めて、どうか、よろしくお願いします。 勝った、と思った残り時間、およそ5分とアディショナルタイム。3-2。逆転の瞬間。本当に、本当にそう思った。思ってしまった。前半に思わず叫んでしまった、選手に届いたかどうかさえもわからない「3点取れ(

ピッチの近さは宝だと思った話(JFL第19節・Honda FC対東京武蔵野ユナイテッドFC)

そうだ。西が丘へ行こうそれは偶然から始まりました。 コロナウィルスも感染症も5類になって、ようやく大っぴらに旅がしやすくなってきた頃のことです。私は別件で東京旅行をしようと目論んでいました。で、よこしまにも「ついでにサッカーの試合も覗けないかな」と思い、JFLのサイトを見てみました。すると…… 見事に東京武蔵野ユナイテッドFC対Honda FCの文字が。しかも、東京で。味の素フィールド 西が丘で。別件の前日、夜18時から。 行かない理由がない。 そう思いました。一般浜松市民

あなたもおいでよ都田に(Honda FCを布教したいにわかファン)

きっかけ これを書いたあと、私は思いました。 「いや、そんなJFL全体に忖度しなくても、『Honda FCを観に来てください』と書けばいいじゃないか」と。 確かにJFL全体が栄えてほしい、見る人が増えて欲しいのは事実(そうしないと裾野が狭くなるので)。ですが、魂のところは違うでしょう。 Honda FCを観に来て欲しい! プロにも勝ち得る最強のアマチュアが、どんなものか知って欲しい! そう言えば良かったじゃないかと、反省しました。下手っぴ……欲望の解放のさせ方が下手っぴ……